まずはこちらのメッセージを紹介します!!
ゆず先生とのコラボおめでとうございます!!
憧れの人と一緒に演奏できるなんてすごいことだし、想像できない喜びがあるんだと思います。
私もいつか、セカオワ先生と一緒に演奏できる日が来るように、今やれることを頑張りたいと思います。
コラボ楽しみにしています!
15/東京都
Nakajin「そうなんです!! 4月にリリースされるゆず先生の20周年記念ベストアルバムで、ゆず先生と僕らSEKAI NO OWARIが共演させてもらうことになりましたー!!!!!」
Saori「なりましたー!」
Fukase「いや〜もう…あれですよね、この話さ、すごいサラっとジャブのように訪れたんだよね」
DJ LOVE「ニューヨークでね」
Fukase「ニューヨークで俺たちがワンマンライブをした時に北川さんが来てくださっていて、『ライブよかったよ!あ、そういえばひとつ話がある!!!』ってパーンって話して帰っていったんだよね(笑)」
Saori「そっか、あの時に言われたんだっけ」
Fukase「そう。俺たちライブ終わったばっかりでまだ衣装着てたし(笑)」
DJ LOVE「それだけ告げたら嵐のようにいなくなっていったしね」
Fukase「それで後からジワジワ込み上げてきたっていうか…『コラボしない?』って言われた気がしたよな〜みたいな」
Nakajin「そんなこんなで本当に決まっていったんだよね」
Fukase「そう、それで今回やる楽曲は僕の方から提案させていただきました」
Saori「ね、北川さんがセカオワハウスに来てくれてさ、『こんな曲どうかなあんな曲どうかな?』とか言ってくださった後にFukaseさんが『でも僕には考えがあるんです』って(笑)」
全員「(笑)」
Fukase「俺がずーっとゆずの曲をiPodで流し始めて『えぇ…なにこの空間…』って北川さんに言われてさ(笑)」
Nakajin「それで最終的には本人を目の前にして歌い出す(笑)」
DJ LOVE「そしてどんどん酔っ払っていく(笑)」
全員「(笑)」
Nakajin「っていういろんな流れを経てね、レコーディングはもう終わりました」
Fukase「そうだね、俺らがやれることはもうみんな終わったので、あとは完成するのを待つだけです」
Nakajin「まあこのセカオワLOCKS!で何度も話しているんだけど、僕とFukaseくんが中学生の時に仲良くなるきっかけがゆず先生でした」
Fukase「うん」
Nakajin「つまりSEKAI NO OWARIの“始まり”とも言えるアーティストと一緒に共演してベストアルバムに収録される、音として残るなんてね。昔の自分に言っても絶対信じてもらえない!」
Fukase「話が出来すぎててウソくさい!」
Saori「(笑)」
Fukase「絶対『それはない!』って言われるやつだけど本当にあるんだよね…事実は小説よりも奇なりっていうけど本当だよね」
Nakajin「今日はそんなゆず先生についての授業をしていきます!!」
Saori「勝手にゆずNIGHT!!!!!!!!!!」
Nakajin「我が校の生徒にぜひ知ってもらいたい!! そんなアーティストを音楽とともに本人不在で紹介していく授業『○○NIGHT』!!!! 今夜はSEKAI NO OWARIの“始まり”でもある『ゆずNIGHT』を開催します!」
DJ LOVE「今回選曲をしてくれるのはFukaseさんとNakajinだよね」
Fukase「そうですね、じゃあ俺からいってもいい?」
Nakajin「どうぞ」
Fukase「じゃあ僕はですね…贈る詩にしようと思います」
Nakajin「贈る詩はもうすごいっすよ!」
M 贈る詩 / ゆず
Fukase「いや〜」
Nakajin「これは思い出ですよ思い出!」
Fukase「これ何でこの選曲なのかっていうのはLOVEさん以外は分かってると思うんですけどね」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「これNakajinが俺の誕生日に突然EARTHに入って来て歌い出した曲なんだよね」
Saori「そうそう」
Nakajin「あれ何歳の時だったんだろうね」
Fukase「いつ頃だったかなぁ…本当にマジでお金もなくて時間もなかったから」
Nakajin「歌詞の通りなんだよね(笑)」
Fukase「俺が誕生日の日にSaoriちゃんとclubEARTHのカウンターでボーっとしてたんだよ」
Saori「うんうん」
Fukase「で、12時を回った瞬間にNakajinがギターを持ってハーモニカ吹きながらバーン!! って入って来てこの演奏が始まったんだよ(笑)」
全員「(笑)」
Nakajin「みんなポカーンとするよね」
Fukase「ポカーンとしましたけど(笑)Nakajinがすごい緊張してたって話を聞いてさ(笑)」
Nakajin「すげー緊張したよ!!!!」
Saori「なんかNakajin来ないね〜みたいな話ししてたんだよね」
Fukase「Saoriちゃんは知ってたの?」
Saori「知らないよ。完全サプライズでしょ?」
Nakajin「サプライズサプライズ。もうこれしかないよなって思ってたから」
Fukase「いや〜もうバッチリだよ!」
DJ LOVE「話には聞いてたからね、画は浮かぶから俺もいたんじゃねーかなって思う」
Fukase「いない!」
全員「(笑)」
DJ LOVE「いや、画は浮かぶからいてもらったことにしてもらっていいかな」
全員「(笑)」
Fukase「でもチョイチョイいたよ、まだメンバーじゃなかったけど。クリスマスとかいた」
DJ LOVE「そりゃいるよ。クリスマスなんてヒマだもん」
Saori「(笑)」
Fukase「クリスマスに大量の味噌汁持って来てくれたよ」
DJ LOVE「でしょ?味噌汁サンタとしてさ」
Nakajin「あー!味噌汁サンタ!!!! あれ助かってたよな〜」
Fukase「とにかくあの頃のEARTHを思い出す懐かしい曲なんですよこれは」
Nakajin「うん」
Fukase「もちろん最初に聴いたのはもっと前なんだけどね、このサプライズがあって再燃した曲だよ」
Nakajin「じゃあ次いっていいですか?僕が選曲したのはですね…地下街という曲です」
M 地下街 / ゆず
Nakajin「これは『ゆずの素』というゆずさんのキャリア一番最初のアルバムに収録されている曲なんですけど」
Fukase「すごいですよね」
Nakajin「ゆずさんが出てきた頃ってこういうフォークミュージックってあんまりなくて、ギター1本と歌声だけでやってるっていうのが逆に新鮮でハマったんですよね。あとギターの良さがすごくよくわかる曲じゃない?」
Fukase「そうだね」
Nakajin「それで自分もギターをやってみようって思えたからさ。特にこの曲はFukaseくんともよくやったなって思って。中学校の時に」
Fukase「カラオケでも歌ってたよね」
Nakajin「カラオケもそうだし公園でも歌ってたよ」
Fukase「そうだ、これNakajinの激推し曲だったんだよ」
Nakajin「あぁ、そうだっけ?」
Fukase「それでNakajinが貸してくれてさ。聴いたらヤバい!って思って」
Nakajin「これはヤバいんですよ。めちゃくちゃキャッチーだしアコギと2人の歌だけとは思えない」
Fukase「これはハモリっていう考え方じゃないんですよ僕の中では」
Nakajin「そうですよね、2人の声って感じ」
Fukase「そう!デュオだよね。メインがどっちかっていうことじゃないんだよ。わかってる?(Saori先生とDJ LOVE先生を見ながら)」
全員「(笑)」
Nakajin「でも僕ライブでハモリをやってますけど、ゆずさんに結構ハモリを教わったよね」
Fukase「うん、それはマジだね」
Nakajin「ゆずさんの曲を聴いててハーモニーがすごく魅力に感じてハモリが好きになったんだよね」
Fukase「Nakajinが先にハモリができるようになって、俺できなくてNakajinに『どうやるの?』って聞いたら『なんか…ハモってみればいいんだよ』って言われてさ」
Nakajin「(笑)」
Fukase「とにかくそれっぽいことを続けてればそのうちできるようになるってNakajinに言われて、そしたらちょっとずつ…Nakajinより精度は高くないけどできるようになってきたよね」
M 悲しみの傘 / ゆず
Nakajin「というわけで今夜は『勝手にゆずNIGHT』をお届けしましたけど…本当にまだ語り足りないですね。いくらでも出てくると思う(笑)」
Fukase「レコーディングもしましたね」
Saori「緊張してたねみんな」
Nakajin「緊張したよ。なんかフワフワしたよね、すごく。実感があまりわかないよ、未だに」
Fukase「そうだね」
Nakajin「今回僕らがコラボした『悲しみの傘』っていう曲に自分たちの演奏や声が入ってるって未だに実感がわかない。もちろん嬉しいんだけど」
Saori「なんか…森の中の雨って感じ」
Fukase「それ俺がコメントに書いたやつ!」
Saori「いいでしょ、君がコメントに書いたことを私が言っても(笑)」
Fukase「まぁいいか(笑)俺、このオリジナルの『悲しみの傘』のイメージと新しくできた『悲しみの傘』の違いって、新しい方は開けてるなって感じがする」
Nakajin「うん」
Fukase「オリジナルは悲しいんだよ、結構。でも新しい方はそんなに悲しくないっていうか、1周回って過去のものになってる。悲しみの傘を十何年後にまた歌ってるっていうアレンジになった気がした。俺の声がどうとかっていうのは置いといて。とにかく俺が思ったのは俺の声が一番邪魔だなってこと」
Nakajin「(笑)」
Saori「そんなことないでしょ」
Fukase「わかるんだよ、自分で。わかるでしょ?」
Nakajin「わかる。邪魔なんだよね自分たちが」
Fukase「異物感がすごいんだよ俺からすると」
DJ LOVE「好きだからこそゆえだろうね」
Nakajin「まぁでも良い『悲しみの傘』になったと思いますよ。この曲の主人公が十何年後にまた歌ってるという感じで」
Fukase「うん」
Nakajin「ぜひ原曲の『悲しみの傘』も聴いてほしいですよね。聴き比べて楽しんでほしいと思います。それでは、今夜の授業は終了!!!」