山口「はい、授業を始めますから席に着いてください。先生、ぶどう狩りから帰って来て、たくさんぶどうを狩って来たので、後で校長と教頭に渡しておきたいと思います。はい、いきなりですが、今日は生徒のみんなに新しい宿題を出したいと思います。まずは黒板書きます。」
「全国の合唱部部員、そして、歌う事が大好きな生徒たち、たくさんいると思います。部活に入っていなくても、クラスで合唱をする機会ってありますよね。先生も合唱コンクールとか、クラス単位で出ていましたよ。何を歌ったかな……。「野生の馬」っていう曲とか、「時の旅人」っていう曲とか歌いましたね。いまだにその曲は覚えていますね。この秋、我がサカナLOCKS!では、そんな合唱部員や、歌う事が大好きな生徒たちに向けて宿題を出したいと思います。その名も……
『SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS! presents
サカナクションと合唱ライオット
supported by カンロボイスケアのど飴』!!
特設サイトは [ →コチラ ]
今回、生徒の皆さんから合唱の音源を募集したいと思います!合唱というくらいですから、人数が多い方が良いですね。全国の合唱部の部員はもちろんのこと、部活じゃなくても、合唱コーラスをやっているサークルや友達同士でもOKです。家族でも良いですよ。あとね、レコーディング技術のある人だったら、一人で多重録音でもアリ。ふふふ(笑)。ただ、課題曲があります。それは、サカナクションの楽曲である事。サカナクションの楽曲ならば何でもOKです。というのも、サカナクションの楽曲は非常に合唱向きだからです。っていうか、合唱が入っている曲が結構あります(笑)。では、ここからはみんなが合唱している姿を想像しながらサカナクションの曲を聴いていきましょう。」
例えば……
「アイデンティティ」
「はいはいはい。これね、合唱と言うよりは、同じ音階をみんなで歌っているんですね。このときはディレクターの人も一緒に入って歌いましたよ。10人くらいですかね。この曲、みんなイメージしてみてよ。一人で歌うパートの所も、みんなで歌うと結構楽しい。ゴスペルっぽくなるかもね。」
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
「これはもうね、戦略的に大合唱にしましたね。合唱じゃないとこの曲は成立しないのでね。このときも、メンバー5人で、1人4パートくらい歌いましたね。だから20声くらいかな。みんなでやると面白いと思いますよ。」
他には……
「これは、高校サッカーの"ふり向くなよ〜ふり向くなよ〜♪"(「ふり向くな君は美しい」)ってあるでしょ?あれ、みんな知ってるかな?あの曲をイメージして作ったんですよ。この曲はNHKサッカーのテーマソングだったので、もともと合唱の曲である、高校サッカーのテーマ曲をイメージして作ったのでいきなり合唱で始まっているんですね。「Aoi」、これ、オススメです。これはサビ以外が全部合唱なので、一番やりやすいかなと。先生、この合唱ライオットの話が持ち上がった時からイメージしていましたね。」
他には……
「はいはい、「Ame(B)」ね。これは、サカナクションが合唱を使い始めた初期の曲なので、人数が少ないんですけど、これも6声くらいかな。これも面白いと思いますよ。ハモって入ってくる感じとかも、人数が多くても成立するんじゃないかな。」
他には……
「目が明く藍色」(アルバム『kikUUiki』収録)
「これね、一番低いパートが結構大変なんですよ。よく聴くと分かるんだけど、ドラムの江島が歌っているんですけど(笑)。これも合唱は使えるけど、結構難しい。曲の展開が最初がスローで途中から速くなったりするんでね。全部をフルで合唱するとなると曲が7分もあるので。合唱コンクール向きな曲ではありますけどね。アレンジが難しいと思います。」
他には……
「ナイトフィッシングイズグッド」(アルバム『Night Fishing』収録)
「これはサカナクション初の合唱を使った曲ですね。だからね、よく聴くと粗い(笑)。合唱粗いですねー。これね、クイーン(Queen)っていう、生徒諸君は知ってるかな?昔の有名なロックバンドがいるんですよ。ボーカルのフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)はもう亡くなりましたけど。そのクイーンっぽい曲を作ろうって最初にやった曲です。これは先生たちがまだ売れていない頃、アルバムがまだ3000枚とかしか売れていなかった時に、他のバンドと差をつけようってところで、構成的に合唱を入れてみようってチャレンジした曲なので、生徒諸君がこの曲にも挑戦してくれたら嬉しいな。」
「生徒の皆さん、どうでしたか?想像できましたか?みんなが合唱で一生懸命歌っている姿を。みんなで合唱してサカナクションの曲を歌うのは楽しそうでしょ?こうやってサカナクションの楽曲を合唱した音源を是非サカナLOCKS!に送ってきてください。これね、ちょっと難易度が高いかな、とも思う。まず人数を集めないですからね。合唱用にアレンジもしなきゃいけないし、ピアノを弾く人がいなきゃいけないとか、いろんなことを思ったりすると思うんですけど。」
「僕らがコーラスを多用する理由っていうのは、バンドっていうフォーマットの中から合唱ってイメージしにくいじゃないですか。それが混ざることで良い違和感が生まれるってことで使ったのもありますし、フェスとかライブって、みんな歌いたいんですよ。盛り上がりたいし歌いたいから、僕らが合唱で歌っているとみんなも歌いたくなる、と。歌って良いんだって思えるのでね。あえて合唱を使うようにしましたね。いろんな理由があるんですけども。」
山口「そして今回はこの合唱プロジェクトに、"カンロ ボイスケアのど飴" がサポートについています。サカナLOCKS!も、ついにサポートとして、しかも企業が、一緒になってみんなのためにやってくれるようになったぞ。ありがとうございます、本当に。そして今日はなんと、カンロの人が来てくれているぞ!ふふふ(笑)。では、カンロの佐藤さん、今日はよろしくお願いします。」
佐藤「よろしくお願いします。」
山口「佐藤さん、ボイスケアのど飴とは一体どういった物なんですか?」
佐藤「ボイスケアのど飴とは、音楽大学と共同開発をしました、声を大切にする人のための、のど飴なんです。」
山口「え!音楽大学と共同開発ってどういうことですか?」
佐藤「音楽大学の教授と生徒の意見を聞いて、試作品を作りまして、それを食べていただいて、アンケートに答えてもらう。それを繰り返して、何回も試作品を作っては食べてもらって、OKが出るまで作りました。」
山口「え〜、すごいですね。じゃあ、本当に何度も何度もやりとりして、情熱を注いで作った物なんですね。今手元にありますので、僕、1個舐めてみてもいいですか?」
佐藤「是非お召し上がり下さい。」
山口「カンロ ボイスケアのど飴……!ふふふ(笑)。舐めちゃいますよ、僕。(口に入れて)……うん。あ、これ、すごい。普通ののど飴よりも薬っぽい。」
佐藤「そうなんです。ちょっと特徴的な味がしまして、多少好き嫌いがあると思いますけど、舐め続けていると癖になってくるかなと。」
山口「なんか、甘ったるくなくて……ショウガの味がする!」
佐藤「そうですか。いろんな種類のハーブが入っています。」
山口「お年寄りから子どもまで、おいしく舐められる飴ですね……はははは(笑)。俺は一体何を言ってるんだ(笑)。」
佐藤「ありがとうございます。」
山口「これは全国で売っているので、合唱の練習前に買ってもらえればいいかなと思うんですが、なんと、今ならこの合唱ライオットに応募すると宣言してくれた生徒たちに、カンロさんはこのボイスケアのど飴をプレゼントしてくれるという。しかもこれ、音源を送ったらプレゼントではなくて、練習中とかに舐めて欲しいので、「音源を送ります!」という宣言をしてくれたら、先着100組に1ケースプレゼントしてくれるんですよね!」
佐藤「はい、そうです。」
山口「1ケースってどういうことですか?今手元にあるこれは?」
佐藤「1袋です。それが何袋も入って1ケースになっています。」
山口「20粒が1袋のものを1ケース送ってくれるんですか。」
佐藤「皆さんで召し上がっていただければと。」
山口「送りますって宣言をしてくれたら、別に送らなくてもいいんですよね?」
(×です!)(サカナLOCKS!の職員からバッテンが出て……)
山口「ははは!(笑)頑張って努力するっていう人たちに送ってくれるんですもんね。」
佐藤「はい、そうですね。是非それを舐めていただいて、合唱ライオットに参加していただけたらなと思います。」
山口「なるほど。音楽が好きで、歌う人が好きな人のために、カンロさんはボイスケアのど飴を提供してくれると、そういうことですね。それは本当に音楽を好きな人にとっては素晴らしい事だな、と。サカナLOCKS!も本当に一緒に頑張っていきたいなと……カンロさんとは、一緒に頑張っていきたいなと!(笑)」
佐藤「ありがとうございます!」
山口「太っ腹なカンロさん、本当にありがとうございます。」
山口「「ということで、届いた音源はこのサカナLOCKS!の中で確実にオンエアしていくので。みんな、頑張ろう!よろしくお願いします。更に、みんなが送ってくれた音源の中から1組グランプリを決めて、見事受賞を勝ち取ったグループには……
『プロによるレコーディング権をプレゼント!』
……これね、プロによるレコーディング権って、先生は合唱のレコーディングをした事が無いんですよ。本格的な。バンドスタイルでのレコーディングの中で合唱を録っているから、みんなで同時に歌ったりした事が無くて。僕らの場合はひとりずつレコーディングをしているんです。で、後から重ねているの。だけど、本当の合唱のプロによるレコーディングって多分、全員で歌っているのをしっかり録るから。これね、先生……素材として欲しい!(笑) 生徒諸君が歌った合唱(の音源)を先生はもらって、ライブのトラックに組み込みたい(笑)。それぐらいのことがあるかもしれないぞ。いい経験ができると思うので、音楽が大好きな生徒諸君、是非合唱で歌って、サカナLOCKS!に送ってきてもらいたいと思います。卒業や、クラスのみんなとの思い出、部活最後の作品作りに、この合唱ライオットを利用して、音楽を楽しんでもらえたらと思います。」
ということで、サカナLOCKS! では、大々的にこのプロジェクトに取り組んでいこうと思っています。まずは[ →コチラ ]から、参加表明のエントリーをしてください。先着100組にカンロ ボイスケアのど飴をプレゼント!そして送ってもらう「合唱」の音源ですが、合唱をしている動画でも、音源のみでもOK。スマホでの動画撮影でもOKですし、合唱部に所属しているなら、顧問の先生に相談して、しっかり録音してもOKです。伴奏無しで、合唱の歌声のみ送ってきてもいいですよ。ピアノの伴奏を誰かに弾いてもらって歌ってきても良いですし。あとCDでサカナクションの曲をかけつつ、それにのって合唱している音源でも構いません。あと必ずプロフィールを書いて、音源とともに送ってください。とにかく一生懸命歌ってくれたものであれば、どんな形でも良いので、生徒諸君、是非送ってきて欲しいと思います。」
「そして、ここからが重要。この宿題の応募の締め切りは11月6日ですが、先生はできればドンドンこのサカナLOCKS!で合唱の音源を紹介をしたいのです。完成したら締め切りを待たず、すぐに提出する事。先に送ったら有利とかは無いけど、早く送れば送る程、ラジオでは長く流れると思うのでね。他に送ってくる人がいないから。だからなるべく早く送っていただきたいと思います。カンロの方達も、待ちに待っていますんでね!……ということで、みなさんからの合唱します宣言、そして音源を待っています。でも、これは宿題だからね。宿題はみんな提出するものですから。スルーする生徒は基本的に出席扱いじゃないのでね。その辺は覚えていてくれますように。さあ、宿題の話をしていたら、こんな時間になってしまいました。先生はずっと飴が口に入ったままだぞ(笑)。」
ということで、今回の授業はここまで。
「……あ、先生、実は来週、梨狩りにね(笑)、梨狩りに行かなきゃダメになったので。また副担任'sのみんなが来ると思うので、その辺は、諸々よろしくお願いします(笑)。」
■ 『サカナクションと合唱ライオットsupported by カンロボイスケアのど飴』特設サイトは[ →コチラ ]。