山口「はい、授業を始めますから席に着いて下さい。マンガを読んでいる生徒、机の中にしまいなさい。Twitterを開いている生徒、一度Twitterを閉じなさい。あと、Facebookをやっている生徒!Facebookも一度閉じなさい。……先生……Facebook始めました!(笑) アカウントを作って開設だけして動かしていなかったんですけど、「ニセモノ!一郎さんが悲しむからやめろ!」っていうメッセージが大量に届いて、先生傷ついたんで……本格的に始めました(笑)。」

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■ 一郎先生!!!
インフルエンザ大丈夫ですか?体調に気をつけて無理しないでください!! 一郎先生が元気になるのを祈ってます!!!

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「一郎先生、先週、インフルエンザにかかりまして……2月7日、2月8日の仙台でのライブが延期になりました。ライブを楽しみにしていた皆さん、関係者の皆さん、本当にご迷惑をおかけ致しました。申し訳ございません。その後、ライブツアーに復帰して、先日、石川県の金沢でライブをしてきましたが、もう、先生は全然大丈夫です。インフルエンザにかかって、病院に行った次の日から、熱も下がって、ピンピンしていましたのでね。ここ5年間で最も暇な3日間を過ごしました。一歩も外に出られないし、何をしたら良いのか分からないような3日間を過ごしました。本当にご迷惑をおかけしました。先生は大丈夫なので、今後ともよろしくお願いします。」




先日の授業の中でたくさん出した宿題のひとつ、20代以上の生徒からのデモ音源を募集していた "斜陽ライオット" に早速、音源が届いたので、今日はその中からひとつオンエアしていきたいと思います。

「10代以外限定! "斜陽ライオット"!!! 音楽は何歳になっても楽しむことができます! 何歳から始めてもOK! ……そんな想いから始めた、10代以外限定の斜陽ライオット。今回は、第一次音源審査!! 早速音源が届ききました! ……斜陽ライオット……閃光ライオットに送れない君たちに届けるこのドリーム……!(笑) 音源が本当に届いて、先生、本当に嬉しい! まずはメッセージを紹介します。」

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バンドの活動を休止して、一人で音楽制作をしています。趣味のマラソンをテーマに作りました。

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「28才! いいね〜。うん、なるほどね。"○○P"って、よくニコニコ動画とかでボーカロイドを使って曲を作っている人たちが名乗っているやつですよね。どんな曲なんだろう……。マラソンをテーマしたって、楽しみですね〜。28才で、バンドを休止して一人で制作しているって、なんか良いですね。こういう人、いっぱいいると思いますよ。いや〜、もう、ドンドン送って欲しい! じゃあ、早速聞いてみましょうか。」


Ｍ　running ／ おぱくぁP



「すげ〜……。いいね、いいね〜! 完成度高いですね〜! やっぱ、大人ですね。いろいろ改善点はありますけど、生徒諸君が聴いてどう思うか気になりますね。ただ、ひとつ言うとしたら……サビのパンチかな。(サビの)入りとかね。あと、ベースとキックが分離し過ぎてる。もっと同じ音域で作って、グルーヴをどう乗せたいのかを見せた上で、Bメロのコード感がAメロと近すぎるから、Bメロっぽくなくて、その次のサビもサビっぽくなくなっているから、Bメロでガラッと変えて、サビに戻してくると、もうちょっとサビ感が出てくると思いますけどね。これ、一人で音楽制作しているっていうのが良いですね。全部自分で打ち込んでいるっていうことでしょ?どんなソフトを使っているかは分からないけど、いいね〜! こういうの、待っていました、先生!」



「……はは〜ん……先生、斜陽ライオット……なんか見えてきたぞ! 閃光ライオットは、原石探しだけど、斜陽ライオットっていうのは……即戦力探しだ!(笑) 斜陽ライオットは即戦力探しになり得るっていうことですね。正直、この曲はサカナクション先生のデモ音源より質が高いですからね。つまり、プロ野球で例えたら、ドラフト会議じゃないってことですね〜。メーカーの人からしたら、このままちょっと手を加えてデビューっていうのもあり得ますからね。現時点で、ここにビクターの上から25番目くらいに偉い人がいますから(笑)。……これ、どうっすか?ビクター的には。(裏で話している)……様子を見たい、と?ルックスとかが気になっているみたいですね〜。曲だけではなく、ルックスや性格も気になるそうです。……これって、よくある音源募集とかよりも現実味がありますよね。しかもこれは、全国放送で全国の10代に聴かれているわけですからね……。自分試しがしたい、10代以外のどことも契約していない奴ら、集まれ!(笑) 元ミュージシャンでも全然良いですよ。でも、本気のやつね! ……ちょっと軽く作りましたってやつでも良いけど、これはチャレンジですよ。送ってきて下さい。」



「"斜陽ライオット" ……最終的には、サカナクションがやりたいと思っている、SAKANATRIBEっていうレイブパーティのときに、特設ステージ:斜陽ライオットステージを作りますよ。そこで、永遠にライブをやっている感じ(笑)。エンドレスライブを繰り広げてもらう感じだね。そこでいろんな人とセッションが始まるかもしれないわけですね。……っていうのを開催したい。あと、ゴールはやはり、斜陽ライオットからメジャーデビュー! ……ということで、斜陽ライオットはまだまだ10代以外からの音源を待っています!」

そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。


「今回音源を提出してくれた、おぱくぁPさん、結構クオリティ高かったと思いますよ。こういう人、いっぱい居ると思う。先生は、音楽を楽しむのに年齢なんか関係ないっていうところからこの企画を始めましたけど、実際に音源が送られてくると、リアルを感じて嬉しいですね〜。まだまだ音源募集していますので、宿題の提出をよろしくお願い致します。」

さあ、そして来週の授業ですが、The SALOVERSのボーカル&ギター、古舘佑太郎先生をゲストに迎えます!『 好きな歌と、好きな歌詞を教えて! 』の授業のときに、山口先生が「天才ですね」と大絶賛していたあの古舘君です。

「ついに来ますよ……、あの天才が、サカナLOCKS!に! まあ、悪い先輩として、目立つ若いやつを呼びつけるみたいな感じになっていたら嫌ですけど(笑)。こういう若い世代と話すチャンスも無いし、生徒諸君も古館君がどんな人か知りたいだろうと思います。歌詞について、いろいろと話ができたらと思っています。」

来週の授業もお楽しみに!