梨香子先生「さて本日の授業ですが、このAqoursLOCKS!のメイン授業をお届けしたいと思います!それじゃあ早速、黒板に書いていきたいと思います。」
かなこ先生「おっ!梨香子先生が書いてくれるの?」
梨香子先生「いやー!緊張する〜」
かなこ先生「お願いしま〜す!」
梨香子先生「黒板書くの久々…ちょっと待って、入る!?」
かなこ先生「あっ!入る入る入る!この音いいよね〜!」
梨香子先生「書き順とかも見られるから恥ずかしいよね…」
かなこ先生「確かに!ちょっと緊張する!」
梨香子先生「それでは読み上げたいと思います!せーの!」
「スクールアイドル逆電」
梨香子先生「やってきましたね!」
かなこ先生「はい!ということで、今夜は生徒に実際に電話をしていきたいと思います!このAqoursLOCKS!では、何かのアイドルになるために頑張ってる生徒をスクールアイドル認定していきたいと思いますよ!」
梨香子先生「はい!」
僕は放送部に所属しています。毎日、発声練習を頑張っています。
ただ僕は男なのになぜか声がとても高くてなかなか低い声が出せずに
苦労しています。頑張っているものの、どうしても低い声がでない。
これでも声変わりしています(´・ω・`)
男の子/16/群馬県
梨香子先生「なるほどね、でもさぁ羨ましいよね!個性的な声って!」
かなこ先生「うん!いや、すごい放送部ってすごく憧れた!」
梨香子先生「ね!なんか楽しそうだよね!」
かなこ先生「これ電話で声聞くの楽しみだね〜!」
梨香子先生「いっちゃいます?つながるのかな!?もしもし?」
Sランクの魔法使い「もしもし!群馬県 16歳 Sランクの魔法使いです。宜しくおねがいします。」
かなこ先生「丁寧にありがとうございます!」
梨香子先生「ありがとうございます!」
Sランクの魔法使い「こちらこそありがとうございます!」
梨香子先生「放送部、始めてどのくらいなんですか?」
Sランクの魔法使い「放送部は高校1年から入って…」
かなこ先生「あっ!じゃあまだホヤホヤ?」
梨香子先生「まだ何ヶ月か?」
Sランクの魔法使い「はい、そうです!」
2人「そうなんだ〜!」
梨香子先生「普段どんなことしてるんですか?放送部で」
Sランクの魔法使い「普段は、発声練習とロングトーンをやってます!」
かなこ先生「ロングトーンもやるの!?」
梨香子先生「ロングトーンってブレスってこと?」
かなこ先生「1回の息でどこまで吐けるかってっていう」
Sランクの魔法使い「はい、そうです!」
梨香子先生「何が得意とかってあります?」
Sランクの魔法使い「得意なことは早口言葉とかが得意です!」
かなこ先生「えっ!じゃあちょっと対決してよ!対決!」
梨香子先生「私と!?苦手だけど…じゃあ得意な早口言葉あります?」
Sランクの魔法使い「あの長押の長薙刀は誰が長薙刀ぞ(あのなげしのながなぎなたはたがながなぎなたぞ)とか…」
かなこ先生「全然聞き取れなかった…」
梨香子先生「あの薙刀は、ななななな…」
かなこ先生「(笑)なにぬねの、かきくけこ、◯▲□※★◎…(笑)」
梨香子先生「ごめんなさい!バカにしてるわけじゃないんですよ!」
かなこ先生「すごいねー!」
梨香子先生「そうだ!大事なこと聞くの忘れてた!」
かなこ先生「あっ!なに?なに?」
梨香子先生「誰推しですか?」
Sランクの魔法使い「ダイヤ様推しです!」
2人「おぉ〜!」
かなこ先生「じゃあロングトーンで『ダイヤッホー』してるの?(笑)」
2人「ダイヤッホー!」
梨香子先生「とかする?してりしてる?」
Sランクの魔法使い「恥ずかしくてできないです…」
梨香子先生「ダメだよ〜恥ずかしがっちゃ〜!ちなみにさぁ、中の人は誰推しなんですか?」
Sランクの魔法使い「う〜ん…」
かなこ先生「声、震えてる(笑)」
Sランクの魔法使い「みんな大好きです!」
2人「みんな大好き〜!」
かなこ先生「ありがとう!私も大好き!」
梨香子先生「ありがとう!今日は優しいよ!」
かなこ先生「今日は優しい日!地声で今、声が高いっていう…」
梨香子先生「うん、すごく良い声だと思いますけどね〜」
Sランクの魔法使い「ありがとうございます!」
かなこ先生「低い声のほうが部活で必要になったりするの?」
Sランクの魔法使い「そうですね。大会とかあって、そこの朗読という部門があるんですけど、やっぱりそこではなるべく低い声が出せたほうが…」
梨香子先生「いや、でも、無理にそんな低い声出そうとしなくても」
かなこ先生「それが個性だからさ!」
梨香子先生「そうそう!もったいない!」
かなこ先生「放送部っていう部活でそうやって審査されるってなると低い声ももちろん出せるとね、自分的には良いなって思うかもしれないけど…将来は声の仕事がしたいとかってあるの?」
Sランクの魔法使い「将来はカメラマンとかをやってみたいなって思ってて」
2人「へぇ〜!」
梨香子先生「カメラ好きなの?」
Sランクの魔法使い「はい!大好きです!」
かなこ先生「そうなんだ〜!素敵だね!」
梨香子先生「いい夢じゃん!」
かなこ先生「うん!いい夢!」
Sランクの魔法使い「動画とか写真を撮ったりするのが好きで」
梨香子先生「メンバーでも結構、写真好きな人いるよね?」
かなこ先生「そうだね!」
梨香子先生「あいあいとかさ!」
かなこ先生「1年生組はよく写真撮ったりしてるけど、いいね!それも!」
梨香子先生「なに撮ったりするの?」
Sランクの魔法使い「◯▲□※★◎…」
梨香子先生「お母さんと話してるのかな…?もしも〜し!大丈夫?」
Sランクの魔法使い「ごめんなさい!大丈夫です!」
梨香子先生「呼ばれた?」
Sランクの魔法使い「ちょっと呼ばれてしまって…」
かなこ先生「(笑)」
梨香子先生「じゃあ何のスクールアイドルにしようか?」
かなこ先生「そうだね〜…目指してる人とかいるの?」
Sランクの魔法使い「目指してる人とかはいないんですけど、やっぱり映像を通して、映像っていうのは、自分は喋らないから気持ちとかは伝えられないんですけど、映像だけで感動をよべるような」
梨香子先生「なるほどね!素敵なことだよ!」
かなこ先生「すごい良い志があって!でもやっぱりさぁこう将来に関係ないにしろこうやって放送部とか真面目にこうやって低い声出したい!って悩んでことってすごく大事なことだし、青春だな〜って思う!」
梨香子先生「本当に!」
Sランクの魔法使い「ありがとうございます!」
梨香子先生「素敵な声だから!」
かなこ先生「でもね実際、私も歌のレッスンとかしてて低い声全然出せなかったんだけど、やっぱり毎日ちょっとずつお風呂の中で練習してりとかしたらだんだん出せるようになったから」
梨香子先生「やっぱり積み重ねなのかな〜」
かなこ先生「16歳だったらすぐ上達すると思う!」
梨香子先生「ねっ!じゃあどうしようかね〜」
かなこ先生「何のスクールアイドルにする〜?カメラマンでしょ!?将来の夢は」
Sランクの魔法使い「はい!カメラマンです!」
かなこ先生「え〜っとね〜」
梨香子先生「迷うんだよね〜これ本当に!なんか好きな食べ物とかある?」
かなこ先生「(笑)全然関係ない!」
Sランクの魔法使い「好きな食べ物は、ティラミスとかチーズケーキが好きです!」
梨香子先生「おっ!じゃあティラミスのスクールアイドルにする?」
かなこ先生「そうだね!ティラミスのスクールアイドル…全然関係ねぇ〜!」
梨香子先生「(笑)じゃあ、ラジオネーム「Sランクの魔法使い」さん!あなたを「ティラミスのスクールアイドル」として認定します!」
にんて〜い!!!!
かなこ先生「いぇ〜い!これ全部さぁ、好きな食べ物で決まっていくんじゃない?(笑)」
梨香子先生「前半の話し何にもなんなかった…(笑)」
かなこ先生「でも夢があって、目標があってすごい輝いてるよ!本当に応援してるからね!」
Sランクの魔法使い「ありがとうございます!」
梨香子先生「ちなみに大会はいつなの?次」
Sランクの魔法使い「大会はちょっとまだ分からなくて…でもまだ出るのは先になるかなって思います」
梨香子先生「じゃあまだ時間があるとして!」
Sランクの魔法使い「はい!」
梨香子先生「発声、頑張ってもらいたいよ!」
かなこ先生「今度は『ダイヤッホー』を広めてってね!」
梨香子先生「そうだね!」
かなこ先生「発声練習として!」
梨香子先生「ぜひぜひ!引き続き頑張って下さい!」
かなこ先生「ありがと〜!」
梨香子先生「ありがとね〜!バイバ〜イ!」
Sランクの魔法使い「バイバ〜イ!」
かなこ先生「いや〜青春だねー!」
梨香子先生「なんか凄くピュアな気持ちなった!こっちまで!」
かなこ先生「うん!Sランクの魔法使いくんがね、好きな曲をここからかけたいと思うんですけどいいですか?」
梨香子先生「そうぞ!」
かなこ先生「ここで1曲!『勇気はどこに?君の胸に!』」
M 勇気はどこに?君の胸に! / Aqours
かなこ先生「聴いてもらっている曲は「Aqours」で「勇気はどこに?君の胸に!」です!」
梨香子先生「ありがとうございます!」
かなこ先生「こうやってさ、声で悩んでる人ってさ、きっといっぱいいて、私もなかなか自分の喋る声が好きになれなくて…」
梨香子先生「分かる」
かなこ先生「だから最初、歌手になりたいって思ったのね、自分の歌声が好きになれたから!でもやっぱ声って個性じゃん!?」
梨香子先生「そうそう!自分にしかない物だからね!」
かなこ先生「すごく羨ましいよ!私たちは!」
梨香子先生「わかる!ぜひ、この曲たくさん聞いて勇気付いてもらいたいよね!AqoursLOCKS!では、生徒の皆さんからのメッセージを待ってます!スクールアイドル逆電では、気になった生徒に電話していきますよ〜!」
次回!『ファッションリーダーはこの私!』