毎週金曜日の夜11時半からお届けしてきた18’s PROJECTは、来週の授業をもって、いったん、休講となります。
ただ、18歳に向けての授業を、これで終えるという訳ではないです!
とーやま校長「特に、受験に関しては、来月からあしざわ教頭が顧問を務めている応援部も本格的に受験生を応援していくシーズンに突入します!」
あしざわ教頭「今年もボクたちは、君たちの戦いを、最後まで見届けます! 生放送教室の時間も使って、君たちを全力で応援していきます!」
とーやま校長「そして、もちろん、これから免許を取るという18歳のことも、本気で応援していきます! S字クランクに入る時は後輪が縁石に乗り上げちゃう可能性があるから…」
あしざわ教頭「あ、また車の話来ちゃった(笑)」
とーやま校長「アンタもっと左行けたでしょ!!」
あしざわ教頭「教習所の人すぐ出てくるなぁ(笑)」
ひとまず、この時間帯では、残り2回! みんなよろしく!
ここで、生徒から届いた留守番メッセージを紹介!
私の父は浮気をしました。その日から、母は怒り狂ったり、泣いたり、情緒不安定になりました。このことは学校の人には言っていません。友人や先生にもです。とにかく今、とても辛いです。夜も眠れないです。
これから受験も控えているし、親と相談しないといけない事も出てくると思うのですが、そんな状態ではないのでとても不安です。いつも怒鳴り声が聴こえる中、私は校長と教頭の声に安心感を与えてもらっています。本当にありがとうございます。
女性/17歳/愛知県
2016-09-15 20:27
とーやま校長「家の中でも声とかが聴こえてくるから、自分の居場所すら確保するのも大変だと思うし、家族がいないときじゃないと電話できなかったのかもしれないね」
あしざわ教頭「自分の部屋からかけてくれたのかな」
とーやま校長「…もしもし!」
あーみん 愛知県 17歳 女性
あーみん「もしもし!」
とーやま校長「留守電聴かせてもらったよ。ありがとう! 昨日とかはちゃんと眠れた?」
あーみん「昨日は、夜遅くに寝ました」
あしざわ教頭「今は喋っていて大丈夫?」
あーみん「自分の部屋で布団をかぶりながら喋っています」
とーやま校長「そうか…。改めて話を詳しく聞かせてもらっても良い? 今は家族で住んでいるんだよね。兄弟はいるの?」
あーみん「兄弟は上に一人と、下に一人いて、上の兄弟は東京に住んでます。父方の祖父母も入れて6人で同じ家に住んでます」
事の始まりは、RN あーみんが小学校6年生の時にお父さんが、別の女性に送るメールをお母さんに間違えて送ってしまったことでお父さんの浮気が判明したのだそう。
とーやま校長「バカだねぇ。一番送っちゃいけない相手じゃん!」
あーみん「でも、子供がいるからって離婚までにはいかなくて…」
とーやま校長「だけど、そこまでの話し合いにはなったんだ。それが6年前の話だね。その時、あーみんとしては話の内容とかは聞いていたの?」
あーみん「夜に両親のバトルが始まって、寝てるふりをしていつも聞いていました」
あしざわ教頭「いつもってことは、毎日のようにケンカみたいなことはしてたの?」
あーみん「そうですね。服がちぎれたりとか、お父さんのメガネが折れてたりとか…」
とーやま校長「お父さんもお母さんも、あーみんが近くにいるのが分かっていても、止まらなくなっちゃうタイプだったのかな」
あーみん「お母さんが止まらないタイプで、お父さんはショボンとしているだけで話が進まないって感じですね」
とーやま校長「でも、目の前でケンカされたらイヤだよなぁ。だって見たことのないお父さんやお母さんがそこにいるわけだし」
あーみん「はい。人間不信になった時もありました」
しかし、去年の11月25日にお父さんの2度目の浮気が発覚。
お父さんのお風呂が妙に長いので、お母さんが心配で見に行ったら、携帯をこっそり見ていて、慌てて隠したのだとか。
とーやま校長「お前のお父さんへたくそ過ぎるよ!(笑) そこでお母さんがまたガーッといったんだ?」
あーみん「はい」
とーやま校長「その時のお父さんとお母さんはどういう話し合いをしていたの?」
あーみん「兄を東京から呼び戻して家族会議が行われて、父の将来の退職金を全てお母さんに譲るという契約書を作って、次に何かあったらペナルティが増えていくことになりました」
あしざわ教頭「強いお母さんだね!」
とーやま校長「またお父さんはショボンとしながら聞いていたの?」
あーみん「はい。泣きながら…(笑)」
とーやま校長「娘の前で泣くなよ〜(笑) お母さんは今、どういう状態なの?」
あーみん「芸能人の浮気とか不倫騒動がある度に昔を思い出してお父さんに怒ったり、自分が情けないって泣いていたりして、私も何も言えなくて困っています」
とーやま校長「メンタル的にも不安定になっているんだね。そりゃそうだよね。女性としての尊厳も傷つけられているんだから、2回も浮気されたら辛いよな。そこに関しては、あーみんは同じ女性として話を聞いてあげられることしか出来ないのかもしれないな」
あしざわ教頭「あーみんとお母さんはよく話したりするの?」
あーみん「自分から話したりすることは無いんですけど、お母さんが私に仕事のグチだったり、お父さんについての事だったり話すので、聞き役に徹します」
あしざわ教頭「あーみんがいつもお母さんの話を聞いてあげているんだね」
とーやま校長「いっぱい聞いてあげよう! でも、窮屈は窮屈だよね」
あーみん「はい…」
あしざわ教頭「それに、あーみんは受験生だよね? 勉強は出来てる?」
あーみん「普段は学校で出来るんですけど、週末は学校が無いので、休みの日に一人で学校に行って勉強したりしてます。でも、家に帰ると出来ないのが現状です」
あしざわ教頭「今の状況じゃ、家では集中できないもんね」
とーやま校長「受験に関しての話はお母さんにしてるの?」
あーみん「去年の浮気が発覚する前は自分から言う事が出来たんですけど、今はお母さんからの話を待つ状態ですね」
一年前は県外の大学に行くことも考えていたけど、お母さんを置いていくのは無理なので、近所の大学に行くことを決めたのだそう。
とーやま校長「あーみんはえらいなぁ。もっと自分本位でいいんだよ? でも、ちゃんとお母さんのためを思ってそういう選択をしたんだよね」
あーみん「はい!」
あしざわ教頭「えらい!」
とーやま校長「正直に言って、お父さんの事はどう思ってる?」
あーみん「人間としてはクズなんですけど、学費とか払ってもらっている身なので、険悪にならないように振る舞っています」
とーやま校長「お父さんもやってはいけないことを2回もやっているんだけど、今の話を聞く限りは、あーみんに対して申し訳ないなって思っているんだろうし、受験で大変な時期だからそんなこと考える必要はないんだけど、お母さんの横にいつつ、たまにお父さんの方にも行くってことがあーみんなら出来ると思うな」
あーみん「はい」
あしざわ教頭「あーみんが家族というものを繋ぎとめている気もするんだ。あーみんがいる事で助かっていると思うよ」
あーみん「ありがとうございます!」
とーやま校長「志望校いけそうか?」
あーみん「今まで誰にも言わずに抱えていたものが喋れた気がするので、前向きになれそうです!」
とーやま校長「モヤモヤしたものはどこかに吐き出して、そしたら心にスペースが空くから、そこに大切なものをしまいこんでね。あんまり無理するなよ!」
あしざわ教頭「溜まったら吐き出せな! あーみんは優しすぎるから」
あーみん「はい!」
とーやま校長「勉強を頑張れて、家族も愛に包まれて、自分の行きたいところに行ける。そんな未来が来ることを願っているよ!」
あーみん「ありがとうございます!! したっけ〜!」
とーやま校長・あしざわ教頭「したっけ―――――っ!!!! 」
♪ 揺れる風船 / 一色徳保
あしざわ教頭「あーみんは頭も良いし、空気も読めるから、きっと自分が何とかしなきゃって思っちゃう子なんだと思う。今後もなにか問題が起きた時に、あーみんは色んな人を助ける人だと思うんです。それは素晴らしい事なんだけど、少しでも自分の気持ちを喋れる人や場所があるだけでも気持ちが楽になるし、前に進めるタイミングが分かると思う。あーみんの人生だから、辛いと思うけど頑張って欲しい!」
とーやま校長「親世代の人も、何か行動する時に、これをやったことで将来自分の子供を悲しませることになるかもしれないって事を考えれば、間違った道に進むことは無くなるんじゃないかな」
18’s PROJECTでは引き続き、みんなからのメッセージ、待っています! 内容は何でも大丈夫です!
18歳、そして、もうすぐ18歳になる君の悩みやつぶやき、
さらに、18歳以上ならではの、ちょっとオトナな恋愛の悩みを受け付ける、
“18禁恋愛相談室”へのメッセージも待っています!
全ては、18’s PROJECTの特設サイトからお願いします!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【逆電リスナー】
あーみん 愛知県 17歳 女性
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★