孤独の中で頑張っている女子陸上部員に逆電!!

2015.06.05

応援部(旧)

　
SCHOOL OF LOCK!応援部は全国のがんばる生徒を“全方位で応援するシーズン10がスタート!!!
部活でも勉強でも研究でもなんでもOK！　つまり全方位！　とにかくがんばってる君を応援していく!!
　
今夜は、陸上部で頑張っている1人の生徒に逆電していくぞ！
　
宮崎県　17才　女　RN　aka苺ハッピー
　
短距離を走っているRN aka苺ハッピー。
応援部掲示板への書き込みに“1人で戦ってきた”と書き込んでくれた。
　
あしざわ教頭「ということは、女子部員が1人なの？」
　
aka苺ハッピー「はい」
　
あしざわ教頭「全体では何人くらい？」
　
aka苺ハッピー「男子が4人で女子が1人で5人でやってます」
　
とーやま校長「練習はどうしてるの？」
　
aka苺ハッピー「練習は男女別でやってて、中学生に混じってやってます」
　
とーやま校長「ホントに1人でやってるんだな」
　
aka苺ハッピー「はい」
　
小学校1年生の時から高校までずっと陸上をやっているというRN aka苺ハッピー！
中学時代は部員がかなりいたそう。
　
あしざわ教頭「高1は？」
　
aka苺ハッピー「女子が3人になって、男子が3人です」
　
あしざわ教頭「その2人の女子はどうしたの？」
　
aka苺ハッピー「高校2年生になるときに、勉強との両立とかでやめてしまって。1人になりました」
　
あしざわ教頭「う～ん、それじゃ今は毎日1人で練習してるってこと？」
　
aka苺ハッピー「はい」
　

　
とーやま校長「例えば練習で辛いことってどんなことなの？」
　
aka苺ハッピー「みんなと練習するときは『ファイト！』とか声を掛け合って練習してるけど、その掛け声も1人だし、“やめてもいいな”って自分が思ったらいつでもやめられるところが自分に負けそうで…」
　
切磋琢磨して頑張る相手がおらず、陸上部を見てくれている顧問の先生も陸上の専門家でないそうで、練習も自分の知識を活かしてなんとかやっているそう。
　
とーやま校長「男子とは一緒にやらない？　“一緒にやろう！”ってならない？」
　
aka苺ハッピー「男子は4人でリレーとかできるからまとまってやってるけど、そこに1人で入っていく勇気もないし…」
　
とーやま校長「これは顧問辛いですよ」
　
あしざわ教頭「辛いし…この状態で試合とかも1人になっちゃうわけでしょ？」
　
aka苺ハッピー「応援もないです」
　
とーやま校長「男子は応援してくれないの？」
　
aka苺ハッピー「男子はアップに行ってて、いなくて…」
　
とーやま校長「そうか、男子は男子でやることあるもんな」
　

　
あしざわ教頭「これはでも寂しいな、いつも試合のときは1人で自分を奮い立たせてやってるんだ。でも応援してほしいよな？」
　
aka苺ハッピー「してほしいです…」
　
あしざわ教頭「どうやって今まで続けてこれたの？」
　
aka苺ハッピー「小学校のころから1人でやってて走ることも大好きだし、練習していったら記録が伸びていくのがすごく楽しくて、せっかく続けてきたので最後までやり通したいなと思って続けてます」
　
あしざわ教頭「これすごいことだ、1人なのにそれを好きだって気持ちが勝ってそれが力になってやってるわけだからね」
　
次の大会は夏に行われるそう。
　
あしざわ教頭「そのときも1人？」
　
aka苺ハッピー「1人です…」
　
とーやま校長「このタイミングで入部してくるっていうのも難しいしな…」
　
あしざわ教頭「よし！　これは応援しようよ！　今から想像だけど、試合で走る前のaka苺ハッピーの名前を呼んで俺が応援を届けるから！」
　
とーやま校長「なるほど!!」
　
あしざわ教頭「試合で名前を呼ばれたときの『がんばれー！』て応援を俺が部員の1人になって応援を届けるから、それを本番のときに想像して思い出せたら良いんじゃないかなっと思って」
　
ということで、RN aka苺ハッピーに大会のスタート直前を想像してもらい、校長教頭でエールを送る!!
　
とーやま校長「じゃあ顧問、これは録音してもらって、試合前に聞いてもらうってことだね」
　
あしざわ教頭「よし！」
　
とーやま校長「じゃあ俺が『ゼッケンナンバー41aka苺ハッピー』って言って」
　
あしざわ教頭「よし、みんなで応援しよう！」
　
とーやま校長「ゼッケンナンバー41aka苺ハッピー！」
　