山中「大森先生!声変わりを迎えている男子生徒から歌うことに関してのこんな書き込みが来ています!」
大森「ほうほうほう…ラジオネームが「私は貝になりたい」の対義語みたいな…(笑)」
Mrs. GREEN APPLE先生!こんばんは!
僕は14歳の中学2年生、男子です。いま僕は歌手になろうと思っています。
歌う事はとても好きなんですが、変声期に歌いすぎると
喉を壊してしまうと聞きました。
そこでミセス先生におススメの《歌の練習法》《喉のケアの仕方》
《歌うときの注意点》などを教えていただきたいです。
愛知県/13歳/男の子
大森「そんなそんなね…すごいですね」
山中「ね!ってか声変わりの時期って…ありました??」
大森「大森はね、高くなりました!」
山中「高くなったの!?へー!!」
大森「ふふふふ」
山中「高い子が急に「高い声が出なくなって低くなって行く」みたいなイメージがあるんだけど」
大森「低い子が、高くなりました!(笑)」
山中「なるほど!!低かったんだー!元々!」
大森「低かった!でもこれはね、一概には言えないんですけど、僕はねいっぱい歌っちゃってたんだよね、なんでかっていうと、小6から音楽を始めてずっと歌ってたから、ちょうどだから「僕は太陽になりたい」と…ちょ、名前どうにかしてほしい(笑)「僕は太陽になりたい」と同じ時期にずっと歌ってたんだよね、僕は。それもあってそれは確かに歌いにくかったんだけど、僕の場合すごいなんか…辛くなくなりましたね。」
山中「あ、そうなんだー…」
大森「だから喉壊さなかったの。でも確かに変声期で歌いすぎちゃいけないっていうのはよく聞きますよね。それで休止される方もいらっしゃいましたしね。そういうのはありますから…一概には言えないんですけど…歌の練習法か。純粋にキーを上げていったりとか、喉を慣らして行く作業とか、あとね、とにかく力まないことですかね!「今日だから!」「今日こそは!」って、今日だけは!!みたいな感じでうーって力んじゃうとずっと続いていっちゃうからね!癖にしないことが一番大事なので、一回フラットになってナチュラルに歌うってことを意識して行くと、後々楽かもなっていう風に思います!」
山中「なるほどー!」
大森「歌手になりたい、素敵な夢だと思います!ぜひぜひ頑張ってください!」
山中「ありがとうございます」
大森「と言うことで今日も早速、授業をしていきましょう!11月最後ですけど、なんか…どうぞー!」
山中「どうぞー!…どうも!みなさんは、関節なったりとかってよくありますか??」
大森「どういう…(笑)」
山中「私最近ほんとにちょっとでも座った瞬間、膝パキパキー!とか肘ポキー!って鳴るから、もしかしてちょっと年取ったのかも…と思ってきちゃって、悲しくなってる冬です」
大森「なるほど!ありがとうございます!じゃあ読みましょう!せーの!」
『フレーズチェック!』
2
大森「生徒のみなさん、こんばんは!いまを学ぶ超現代史の講師…!」
2人「Mrs. GREEN APPLEです!」
大森「ボーカル、大森元貴です!」
山中「ドラムの山中綾華です!」
大森「今月からスタートしました、生徒みんなの”今”を集めて新曲を作るプロジェクト!その名も…!」
みんなの“今”が歌になる!
「ソングライティングプロジェクト」!!
大森「これは生徒のみんなから、キミが過ごしている“今”。日常をテーマに、歌詞のフレーズを募集してそこに僕がメロディをあててオリジナル曲を作るプロジェクトです!先週はみんなから届いたフレーズを早速チェックしていきましたけども」
山中「ねー!あんな素敵な文章が来ると思ってなかったです正直」
大森「いやなんかね、いっちょ前に来ててちょっとびびったところあるよね」
山中「本当にもう歌詞だ!っていう感じの文章が来たんですよー」
大森「そうそう、すごく使いやすい文章たちで有り難かったですー」
山中「素敵な文章を、良かったですー」
大森「今週も紹介していけたらなと思います!」
山中「はい!」
フレーズ
「飛び越えたい!1段差 憧れの背中を目指して」
エピソード
「私は今学校の先生に恋をしています。教壇に立って教える姿は本当にキラキラしてて、誰よりもカッコイイです!教壇のたった1段の差でさえも、とても大きいものです。
好きは増して行くけど、この恋は私だけのヒミツのものです!
私はその先生に憧れて将来学校の先生になることを決意しました!!
その先生のように生徒のことを一番に考え、信頼される先生になれるように、憧れの先生の背中を常に夢に見て、追いかけています。
大好きな先生のおかげで夢ができ今の自分がいます!
東京都/16歳/女の子
山中「ですって」
大森「すごくない?これはすごいなー…」
山中「先生に恋をする女の子です」
大森「うん!すごいね!なるほど、「飛び越えたい!1段差 憧れの背中を目指して」。まさかこの一行にそういうエピソードがあるとは思わなかったです!ありがとう」
山中「続いていきます」
フレーズ
「あなたのその名前が いつまでも美しくありますように」
エピソード
「告白してフラれました。あまり期待はしていなかったし、区切りという形の告白だったのですが、重すぎてうざいと思われ、疎遠になってしまいました。そんなつもりじゃなかったし、他にいないくらい話が合う人だったのでショックでした。その人の名前が本当にい名前でした。今でも憧れはあるけれど、相手はこの春で卒業なのでもう話すこともないと思います。
あなたは私のことなんか嫌いで、すぐ忘れちゃうかもしれないけど、会話や経験がそれぞれのこれからに繋がってくれたらいいなという気持ちを込めて。
大好きな先生のおかげで夢ができ今の自分がいます!
静岡県/16歳/女の子
大森「いくつ!?」
山中「16歳!」
大森「デエーーーー!!!」
山中「わーー」
大森「なにそれ!そんなこと言える??」
山中「ねー。すーーごいよ」
大森「なんか!どうしたの今日!すごいね!!」
山中「本当にすごいと思う…」
大森「なんか…なにを食べていきてるの??みんな。なんでそうなんの!なにを食べたらそういう感じになるの」
山中「食べ物なのかな?(笑)」
大森「ちょっと怖いわ!!今日は鯉が続いてますね
山中「そうですね」
大森「いいですね、ありがとうございます」
山中「いいですね。続いていきます」
フレーズ
「この悔しさを忘れない。ここからまた共に頑張ろう。」
エピソード
「自分は高校で卓球部を行っています。大切な大会でダブルスの試合をして自分のミスで負けてしまいました。その時、自分のパートナーは『負けたのは悔しいけど、ここからまた練習に励んで頑張ろう!』と放ってくれました。
私はその言葉を胸に、練習を人一倍努力しました。後の大会ではそのパートナーと優勝を収めることができました。
今でも私はあの時放ってくれた言葉を忘れずに毎日の練習に励んでいます。
栃木県/16歳/男の子
大森「少年漫画じゃん!いや待って、俺気づいた気づいた!」
山中「なんでしょう!」
大森「みんなやっぱ、ワンフレーズじゃなくて、もうなんか一曲書かせようとしてるよね!それでね」
山中「確かに!!」
大森「いいの?一部でってなるわ。とんでもない」
山中「想いがすごくこもってます」
大森「とんでもないものになりますねー。部活動の話でした。ありがとう!」
山中「続いていきます!
エピソード
「きみのため息が日曜日の鼻歌にわかればいいな。」
フレーズ
「私の友達が学校に行きたくなくて悩んでいます。
その友達は辛そうで、あまり笑顔もないです。
なのでその辛い日々がいつかその友達にとって楽しい日になりますようにと思い、このフレーズにしました。」
三重県/16歳/女の子
大森「なんー…どうした?」
山中「友達に向けてのメッセージですね」
大森「ポテンシャルがみんな爆発しちゃってる…」
山中「なんか素敵、本当」
大森「なんか…もうちょっとやめて?」
山中「もうちょっとやめて」
2人「(笑)」
大森「すーごいいい文章が届いてきちゃってこれ選ぶ側もちょっとなー」
山中「うーん!」
大森「すごいねみんなね!」
山中「素敵な文章ばっかりで」
大森「これはね友達に向けてのメッセージということで、自分じゃなくて人に向けたメッセージということでね、なんかやっぱ、みんな優しいんだなって思いますね」
山中「そうだねー」
大森「だから結局、僕本当これは、なんか結論みたいことを言おうとしてるけど、みんな自分と向き合うとどこか優しさが残るんですよ。どの文章もそうだと思ってて、自分と向き合う時間が初めてでしたみたいな、やっぱそういうお便りもあったわけで。自分と向き合うとどこかこう…性善説というか、みんなの中のすごくいいところが見える、それを自分で書き下ろして行くっていうのが、すごく素敵なことだなと思います」
山中「いや素敵です」
大森「すごいな!!ちょっとびっくりしたぞ!!」
山中「本当にびっくりしちゃった!」
大森「びっくりしたぞ!!!」
山中「誰?誰か出てきた?」
大森「なんかさー…なんていうの?でもさー、いいんだよ、すごく素晴らしい。だからこういうスタンスで全然いいんだけど、大森さんこういうスタンスだけだと、ずーっとハンバーグ出続けるのはやっぱりあれじゃないですか?」
山中「もうメインがバーっとね!」
大森「ハンバーグ、パスタ、焼肉…とかきちゃうとあれなんで。ものすっごい訳のわからんのも欲しいわけですよ!」
山中「なるほど!でもさー、本当によく、16歳とかが多いじゃないですか。私この時期に「授業で歌詞を書いてみよう」って授業があったの」
大森「そんな授業あったの!?」
山中「あったのあったの!で、一曲作るとかじゃなくて、例えば何文字だったらこれ、みたいな。例えば3文字だったら明日とか、4文字だったら青空とかあったんだけど、私考えつかなくて、7文字の時に「わたしクワガタ」って書いたの」
大森「(笑)」
山中「本当にそれぐらい考えられないのに、みんなすごいな!と思う」
大森「すごい深いと思うよ。俺は深い。「わたしクワガタ」…俺はすごい深い…」
山中「あ、嬉しいな!」
大森「そんな顔して言われたらもう…そう言うしかない」
山中「本当?(笑)」
大森「だからみんな本当に気兼ねなく、本当に気軽に送ってほしい。なんて言うの、それぞれの色でいいと言いますか。「こんなにいい文章送ってたらわたし何があるだろう…」とか「俺なにがあるだろう」とか全然ならなくていい!本当全然ならなくていいから、自由に送って頂けたらと思います」
M FACTORY /Mrs. GREEN APPLE
山中「改めて!ソングライティングプロジェクトでは「今、キミが過ごしている日常」をテーマに歌詞のフレーズを募集しています!今思う事や考えている事や感じている事、今に関する事なら何でもOKです!」
* 歌詞はもちろん自分の言葉!つまり、オリジナルでお願いします!
* 応募の締め切りは来年1月9日まで!
* このプロジェクトに関する詳細や応募については全て特設サイトに載っているのでそこからチェックしてください!
大森「あのね、綾華の「わたしクワガタ」ってあるでしょ?そんなんでいいんですマジで」
山中「なるほど!」
大森「そう言うのばっかしも困るけど、みんなすごい強い文章っていうか、ものすごいぎゅっと詰まった文章だから、それがAメロとかから始まっちゃうともうオチをつけるのが大変になっちゃう大森先生」
山中「そっかー」
大森「ごめんね、ちょっとクリエイティブな話になっちゃって!だから「わたしクワガタ」ぐらいからあると書きやすいし、絶対サビ頭にそれくるよね。」
山中「サビ頭にしてくれるの!これ」
大森「多分。バックコーラスとかですごい声を重ねてものすごいハーモニーで来るのもう見えちゃった。いやごめん、「わたしクワガタ」は別で書くわ!」
山中「あー別か!あー残念だな…」
大森「でも本当にみんなラフで…ていうか嘘偽りなかったらなんでもいいよってことですよ。よろしくお願いします」
大森「さぁそろそろ授業終了の時間になりました!最後のアドレス読みを…なおみ!」
山中「なおみか!なおちゃんか!できるかな」
大森「なおちゃん!ごめんなさい、綾華のお母さんを呼び捨てにしました」
山中「なおみです!」
大森「じゃあなおみ、よろしくお願いします」
山中「ミセスLOCKS!では、生徒…」
大森「嘘だ!」
山中「あやややや…本当!本当…」
大森「もっとなおみしてほしい!」
山中「もっとなおみするー?」
大森「もう綾華まんま読んだらなおみだから!」
山中「そうなんだよ!まんまなの!」
大森「綾華、なおみ!」
山中「わかったわかった!」
大森「模写したのかな?ってぐらいだからね」
山中「本当だよね」
大森「はい」
山中(お母さん「なおみ」風)「ミセスLOCKS!では、生徒みんなからの“今の悩み”“今聞いて欲しい相談”“ソングライティングプロジェクト”についてなど!“いま”に関するメッセージを何でも自由に受け付けています!メール、掲示板、番組ウェブサイトへは、全てこのアドレスから……!www.tfm.co.jp/lockロックのスぺルは、エル・オー・シーケー!鍵のロックです!」
山中「ほら言えたよ!よく笑うじゃん!こうやって」
大森「よく言えたよぐらいまでがもう完コピでしたよ」
山中「そう!ほら言えたよは絶対いうと思う」
大森「言うと思う。いやー、なおみさんありがとうございました」
山中「ありがとうございました」
大森「またぜひゲストで来ていただきたいです」
山中「お願いしますねー」
* ちなみに!ライブハウスツアー 「ゼンジン未到とプロテスト〜回帰編〜」は、まだまだ続いています!
* 明日と明後日は名古屋、大阪公演!みんなよろしく〜!
大森「ということで僕たちとはまた来週!この教室でお会いしましょう!超現代史の講師、大森元貴と!」
山中「ドラムの山中綾華でした!」
2人「以上!Mrs. GREEN APPLEでした!!」