ゲスト講師:大竹七未先生来校!
FIFAワールドカップを学ぶ授業<前半戦>!
2018.05.23
Mrs. GREEN APPLE
大森「はいじゃあ始まりましたー!若井さん、(黒板に字を)書きますよー!」
若井「はいお願いしますー!…書いてますよ!書いてますね!おおっ書き終わりました!」
大森「よいしょー。いよいよFIFAワールドカップ™ロシアの開幕が来月に迫って来ました!4年に1度の祭典と言う事で、今!まさに世間的に注目されていますけど。テレビとかで特集を観る機会が増えてきましたよね!」
若井「と言う事は、SCHOOL OF LOCK!でも我が校の生徒でありコイントスカストディアンでもある、RN かもかとそのかもかをサポートする僕らのロシア行きも近くなってきているということなんですよね!ちなみにコイントスカストディアンはサッカーの試合前にコイントスのコインを審判に渡す役割の人の事ね!」
大森「そうなんです。僕達もかもかと一緒に日本対セネガル戦の試合を観戦するので今日は、その前に生徒のみんなと一緒にFIFAワールドカップ™について勉強しておこう!と思っているんですけど。一応、若井先生はサッカー経験者なのでサッカーの知識はありますけどね。僕達2人だけでは分からない部分もあったりするので今夜は特別に、サッカーについて詳しく教えてくれるゲスト講師の先生をお呼びしました!」
若井「はい!サッカーを知らない生徒も、この授業を聞いて来月のFIFAワールドカップ™を楽しめるように一緒に勉強していきましょう!」
大森「と言う事でもうミセスLOCKS!の教室にはゲスト講師の先生がいらっしゃっています!」
若井「ちなみに今回のゲスト講師の先生は、過去にFIFAワールドカップ™、そしてオリンピックにも出場経験があり今はサッカー指導やサッカー解説者として活躍をしている女性の先生です!」
大森「かもかの憧れですよ!ということで黒板に書いた文字を読み上げます。本日の特別ゲストは…!」
『大竹七未先生』
大森「改めまして生徒のみなさんこんばんは!Mrs. GREEN APPLEです!ボーカルの大森元貴です!」
若井「ギターの若井滉斗です!」
大森「そして…!」
大竹「元女子サッカーの大竹七未です!よろしくお願いします!」
2人「はじめまして!よろしくお願いします!」
大森「今日はまず「FIFAワールドカップ™」について色々と教えていただいてもいいですか?もちろんサッカーについて知らない生徒もいますから。ではFIFAワールドカップ™とはなんなのか?ふつうのサッカーの試合とはなにが違うのか?教えていただいてもいいですかね?」
大竹「まずFIFAワールドカップ™っていうのは4年に1度の世界大会なので世界のもの凄いプレイヤーの方たちもこの大会を目指して、やっぱり”国”として結果を出すために頑張ってるという、もう本当に!本当に、すごい大会なんです!!」
若井「そうですよね、世界中のスーパースターたちが一同に集まるわけですもんね」
大竹「4年のこのFIFAワールドカップ™のためにどうして頑張るかと言うと、そこで活躍することによってその選手の価値も上がってくるので、そこでビッグクラブに行ったりとか、選手個人での世界も広がって行く部分もあって、サッカー選手にとって”夢の舞台”っていうのがFIFAワールドカップ™ですね」
大森「日本で行う試合とFIFAワールドカップ™や海外で行う試合で、選手のメンタリティーとか、日本と海外では気持ちの変化っていうのはあるんですか?」
大竹「日本でももちろん大事な試合で、「選手にとってどれが1番っていうのはもちろんない」って、選手は言うんですけどやっぱりあります!!やっぱり全然違うと思います!まず日本で試合できるっていうのは、普段の日常生活、食生活から環境から、ストレスのない状況でまず試合に臨めるっていうところで、海外に行くと食事や環境、時差の問題や、サッカーで言うとグラウンドの芝の質も変わってくるので、そういう色んなことを踏まえて、まず早く馴染むところからスタートするんですね」
若井「調整期間みたいなのがあるんですね」
大竹「そうです、そういう部分、プラスやはり世界に行って結果を出さなくてはいけないというところで、もちろん日本と海外で結果を求められる部分は変わらないんですけど、どれだけいいパフォーマンスかっていうところにおいて、海外でプレーするっていうのは日本の選手にとってストレスになるとは思いますね」
2人「そうなんですね」
大森「芝の感じ違うんですね!」
大竹「そうですね、色んな国によって芝は違うんでけど、でもアジアで試合をする時には、「環境に勝て」って言います。相手に勝つよりもまず「自分が環境に勝て」って言うんですよね。で、例えばヨーロッパとかで試合するなら「環境よりも相手に勝て」っていうのはよく言われています。おふたりは海外経験はありますか?」
2人「ないんですよ」
若井「ずっと日本で…」
大森「ずっと日本で(笑)」
大竹「でもまだお若いんですもんね?」
大森「まだ21歳です」
大竹「そうですよね。日本にいるとサッカー選手とかではなくて、ふつうに日本で生活する分には私たちなんの不自由もないじゃないですか、でも例えば海外へ行った時に、あ、日本のあれが食べたいって思ってもそれがないとか。そうところもやはりストレスがかかってくるので、そのサッカー以外のところを「オフ・ザ・ピッチ」って言うんですけど、そこでどれだけストレスをかけずに生活するかって言うのも選手としていいパフォーマンスをする上で大事なんです」
若井「標高とかも違いますもんね、酸素濃度とか」
大竹「場所によって、そうですね」
大森「てーへんなんですね…それはてーへんですね」
大竹「おふたりもロシアで食事が合わなかったら、本当に大変なことになりますよ」
2人「ロシアどうしよ〜」
若井「お米持ってく??(笑)」
大森「ね!ボルシチとかになるもんね」
大竹「でもロシア料理きっと美味しいでしょうね〜」
大森「遠征中ってどんなトレーニングされてましたか?」
大竹「トレーニングはふつうで〜」
大森「ごめんなさいふつうがちょっと分かんないです!(笑)」
大竹「そうですよね(笑)監督がやりたいトレーニングをするんですけど、最初の内は体を追い込むんで、ある程度きついトレーニングをするんですね。で、徐々に本番が近づいてくると、ある程度メニューを落として行って、試合でいいコンディションを迎えられるような調整の仕方をするので、最初は結構、心拍数上げる走りだったりそういうトレーニングはすると思います」
若井「環境に順応しなければいけないんですね」
大森「オフ日とかはあるんですか?」
大竹「オフ日あると思います。やっぱり選手にとって食事、睡眠、休息っていうこの3つが非常に大事なので、やっぱりトレーニングを休んで、しっかり体をリフレッシュさせる、疲労回復させるっていうのはトレーニングの一つになるのでオフ日はあると思うんですよ。その中でどういう風に過ごしているのかは分からないんですけど、でもワールドカップ期間中はゲームを出来る部屋だったり、多分そういうのを用意されていると思うので、ある程度選手は楽しくリラックスしながら過ごすと思いますね」
大森「素敵なことですね。いやー勉強になりましたね。大竹さん自身初めて海外に行った時、印象的だったことってなにかありますか?」
大竹「初めて行ったとき…私は初めてってどこだったんだろ?」
2人「(笑)」
大竹「結構いっぱい行ってるんで忘れちゃったんですけど、でもすごく覚えてるのは初めての国際大会、私はスロバキアだったんですよ、それで試合前に、おっきな蜂に」
2人「(笑)」
大竹「全然笑えないんですよ!!もう蜂に足を刺されちゃって」
大森「あらららら!」
大竹「いてててて!ってなにが起きたか分かんなくて、足がすっごい腫れちゃって」
若井「大変じゃないですか」
大竹「そう毒が回っちゃったらどうしようとか色々怖いじゃないですか、でもそんなことよりもなによりもすごい痛くて、まずドクターに見せたらとりあえず大丈夫だって感じになって」
若井「なんか軽いですね(笑)とりあえず大丈夫って」
大竹「大丈夫じゃないけどでも日本代表の日の丸背負ってるんで気持ちとしてはやってやりたい!やってやるぞ!と思ってたので痛いのは置いといてやってやりましたよね!(笑)」
大森「すごいですねそれ、置いとけるんですね(笑)」
若井「ガッツがすごいですね」
大竹「足とかもうすっごい腫れ上がって、でも国内にいてふつうだったら練習とかも休むけど、初めての国際試合だったので、やっぱりチャンスでやりたいっていう想いが強かったので、痛くない…いや痛いよ!っていう状態なんですけど、ふつうに試合をやってっていう、それぐらいの気持ちで国際試合は臨みました」
2人「はぁ〜」
大森「僕らは初めての海外でロシアへ、まあ見に行く側ですけど」
大竹「えーでもすっごいうらやましいです!!初めての海外でFIFAワールドカップ™ってあり得ないじゃないですか!」
大森「僕もちょっと分かんないんです」
若井「サッカー経験者としては本当に夢のような話です」
大竹「本当に!!私のこのテンション分かります!?」
全員「あははは」
若井「伝わります」
大竹「あり得ないです、本当すごい。強運ですよね!」
大森「ですよね〜!初めての海外で気をつけた方がいいことってありますか?」
大竹「あ〜まあ当たり前ですけどお水は絶対気をつけて生水は絶対飲んじゃいけないとか、あとは体がデリケートだったら生野菜についているお水も気をつけた方がいいっていう場合もあります。とにかくそういうところはしっかりケアした方がいいっていうのと、あとはパスポートとお財布とかは、結構盗まれたり多いんですよ」
大森「え〜!!」
大竹「本当に!だからそこは絶対肌身離さずしっかり管理した方がいいと思いますね」
若井「分かりました…!」
大森「本当のやつじゃん!(笑)」
若井「本当に気をつけなきゃいけないやつ」
大森「ありがとうございます!」
M PARTY/Mrs. GREEN APPLE
大森「若井ちゃん、大竹先生にお話聞いてますけど、どうよ!?」
若井「めちゃめちゃためになる話ばかりでしたね〜」
大森「蜂の話すごすぎるでしょ!」
若井「すごすぎるね!」
大森「今曲を流してる間もお話伺ってましたけど、足手術したりとか…とんでもねえことばかりですね」
若井「すごいですね」
大竹「え〜そうなのかな?」
大森「いやいやいや!!」
若井「いやそうですよ!!すごいことですよ!」
大竹「へえ〜」
大森「でもためなりますね。生徒のみんなも勉強になったんじゃなかな。気になることまだたくさんあるな〜、いっぱい聞きたいな〜」
<ホイッスル>
大森「あれっ、この笛がなったと言うことは…!あら!大竹先生、早くも授業の前半戦が終了いたしました!」
若井「ぜ、前半戦ってなに!?試合ってこと?」
大森「試合してたよ!」
若井「サッカーの試合してたってこと?」
大森「そうだよ。今白熱してたじゃん」
若井「ごめん全然分かんない、最初その説明なかったし急に来たから」
大森「大竹先生どうでしか?」
大竹「いやいや出し切れてない感じがするんですけど」
2人「(爆笑)」
大竹「アップで終わっちゃったみたいな感じですけど大丈夫ですか(笑)」
若井「アップで終わっちゃた(笑)」
大森「でもまだ後半戦の授業も残ってるんですけど、1週間のハーフタイムを挟んで!」
若井「長くね?ハーフタイム長くね?(笑)」
大森「ハーフタイムってなにってことになりますからね(笑)大竹先生、来週も出場していただいてよろしいでしょうか?」
大竹「はい、ぜひよろしくお願いします!」
大森「お願いします!では最後のアドレス読み、若井先生お願いします〜」
若井「ミセスLOCKS!では、生徒みんなからのメッセージ、今の悩み、今聞いて欲しい事、サッカー情報など!何でも自由に受け付けています!メール、掲示板、番組ウェブサイトへは、全てこのアドレスから!ダブリューダブリューダブリュー、ドット、ティーエフエム、ドット、シーオードット、ジェーピースラッシュロック!ダブリューダブリューダブリュー、ドット、ティーエフエム、ドット、シーオードット、ジェーピースラッシュロック(www.tfm.co.jp/lock)!ロックのスぺルは、エル・オー・シーケー!鍵のロックです!」
大森「(アドレスを噛んで読んだ若井に)危ないって、本当に危なかったね」
若井「今危なかったわ」
大森「緊張してますからね。ということで僕たちとはまた来週この教室でお会いしましょう!超現代史の講師、大森元貴と」
若井「若井滉斗でした!」
大森「そして今日はスペシャル講師、大竹七未さん、ありがとうございました!」
大竹「ありがとうございました!」