聴取期限 2021年9月24日(金)PM 10:00 まで
毎週金曜日は『学校運営戦略会議』からスタート!
…ですが、さかた校長・こもり教頭ではなく、職員室に誰かの影が…!?
山口先生「生徒の皆さん、こんばんは! サカナクションの山口一郎です。いつもだったら夜10時からではなく、10時半から『サカナLOCKS!』をお届けしているんですけども…僕が今どこにいるかと言いますと、音学室を飛び出して、さかた校長、こもり教頭が『学校運営戦略会議』を行う職員室に来ております。しかも、今は1人!
…実はね、この後校長と教頭が、今日偶然僕がTOKYO FMに来ているということで、こっちに挨拶に来てくれるっていう流れになっているんですよ。僕はまだあの2人に会ったことがないわけ、実際に。コロナ禍でいろいろあって、今日初めて会うんです。だから、僕がTOKYO FMに来ているなら挨拶を…っていう雰囲気で今2人は待ってるわけ。ふふふ(笑)」
山口先生「そして、挨拶に来てくれたところで、2人に何も知らせないまま、今夜は僕と一緒に金曜日の授業を3人で行おうと思っています! …つまり、サプライズです、これ。ドッキリだよ。2人は番組が始まるって思っていないわけだから。あらまー…。
というのも、さかた校長が9月30日で退任するっていうことで、会わないまま退任するのも違うだろと。会いたいっていうことを伝えたら、ノリのいい『サカナLOCKS!』の職員たちがこういう悪巧みを考えたわけですね。だから皆さんはそれにお付き合いをしていただきたいんです」
山口先生「あと、僕は何回か授業で絡んだことがあるんですけど、あの2人はサカナクションが大好きだって言うのよ…。それ、本当かなって思って(笑) あんまり信じられないんですよ。だからそれをちゃんと確かめたいということで、急に来て、急に『サカナクションイントロクイズ』を2人に出題してやりたいと思う。それに答えられなかったら嘘でしょ? 今日は初対面ですけど、サプライズの洗礼を浴びせたいと思っております!」
山口先生「……さあ、そろそろ2人が教室に来る頃だと思いますよ」
…ということで、今回の『学校運営戦略会議』は、ドッキリ企画! 音学の講師、サカナクションの山口一郎先生がジャックします。どんな会議になるのでしょうか…?
さかた校長「…あ! すみません、失礼します」
山口先生「あ、初めまして」
さかた校長「そうですよね、生では。すみません、一郎先生、今いいですか? いきなり一郎先生に会えるってなったので、急に緊張してしまっています」
山口先生「そうですか? じゃあ、とりあえずおふたり座っていただいて」
こもり教頭「え!?」
山口先生「とりあえず、座っていただいていいですか?」
さかた校長「うわー…もう…!」
こもり教頭「マジっすか? そういうスタイルですか?」
山口先生「今日は、今から僕と一緒に、『学校運営戦略会議』を行いたいと思いますー!!」
さかた校長「うわー……」
こもり教頭「えー! マジか!」
山口先生「実はこれ、放送されちゃってまーす!」
さかた校長「マジで緊張した挨拶しちゃったよ…」
一同笑い
こもり教頭「僕に至ってはまだ名前も言ってないですからね(笑)」
山口先生「ははは(笑)。ちょっと挨拶するくらいの気持ちでいたでしょ? すぐ帰れると思っていたでしょ?」
さかた校長・こもり教頭「はい…」
山口先生「帰れないですからねー。まだまだ」
さかた校長「ちょっと水だけ飲ませてくれ!」
こもり教頭「何の準備もしてない!」
山口先生「飲み物用意しましょうか。とにかく、サプライズということで」
こもり教頭「おかしいと思ったんだよな…」
山口先生「こもり教頭は、僕一度NHKの某番組でお会いしたときに軽くシカトされたんですけども」
こもり教頭「うわー(笑)」
さかた校長「こいつダメですね! 何してんの?」
山口先生「まさかSCHOOL OF LOCK!で絡むことになるとは当時思っていないからね」
こもり教頭「やっぱり昔は、僕らも誰にどう挨拶していいか分からない時期でしたので。ああいう時って一番難しくないですか?」
山口先生「確かにね。僕もゲストでしたからね。で、さかた校長にいたっては本当に今日が初めて」
さかた校長「そうですね。こうやって生で対面して話すのは…いきなりですね」
山口先生「でしょ。だから、いきましょう今日は!」
さかた校長「え、怖い怖い!」
(♪「新宝島」が流れて……)
さかた校長・こもり教頭「うわー!!!」
さかた校長「出た、マジか!」
こもり教頭「ヒット曲!!」
山口先生「それでは、ご挨拶をお願いします!」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のさかたです!」
こもり教頭「教頭のこもりです!」
山口先生「SCHOOL OF LOCK!の“音学”の講師、サカナクションの山口一郎でございますー!! 今日は、校長教頭にサプライズで、3人で1時間、SCHOOL OF LOCK! FRIDAYをお届けしていきたいと思います!」
さかた校長「ちょっと、おい…1時間はカロリー高い…」
山口先生「だってね、いきなり初めましてで退任されるって話になるのも嫌だし、ちゃんとじっくりお話を聞きたいなと思っていたので、こういう機会をサプライズで作らせてもらいました」
山口先生「実際僕、ついこの間さかた校長が辞めるっていうのを聞いたんですよ」
さかた校長「ほやほやの情報だったんですね」
山口先生「そう。生放送でやばい感じのことを言っちゃったとか」
さかた校長「まあ…そうですね……ロックンロールかなと思って…僕なりの……」
一同笑い
山口先生「オンラインミーティングで、カヲル先生とかヘルツ先生と話したときに、カヲル先生がやけに疲れた顔をしていて。どうしたんですかって話をしたら、これこれこうで…ってことを聞いて、いやー、ロックだなって(笑)」
さかた校長「…まあまあ、しか言えないじゃないですか、俺(苦笑)」
山口先生「いろいろあるなって」
さかた校長「お笑いにするのも難しい! おい、(教頭)つっこめって!」
こもり教頭「違う、これね、今だから言うけど、間に挟まれてるのは俺だからな!」
山口先生「(笑)」
こもり教頭「俺は何も言えないよ! よく言ったなとも言えないし、一郎先生何を言ってるんですかだし、一番挟まれてるんだから、俺が! 今!」
山口先生「大丈夫、大丈夫。もういなくなるんだから!」
さかた校長「いやいや(笑) じゃあ、もうしゃべりますよ」
山口先生「このコロナ禍で校長になって、10代とほぼ毎日向き合ってきたわけじゃないですか。そういう経験はどうだったんですか?」
さかた校長「そうですね。本当にラジオから初めてのことで、カフ(マイクのスイッチ)のことも分からないような、何も分からない状態でいきなり生徒たちがいる偉大な場所で毎日やるっていうのにプレッシャーがやばかったんですけど、そこにいきなりコロナが入ってきて、2日目からアクリル板とか、リモート授業になったりして。いきなりすごい経験をさせてもらったなっていう日々でしたけど」
山口先生「結構普通じゃないですもんね。こもり教頭もそうだと思うんですけど、想像していたのと違いましたよね」
こもり教頭「全然違いましたね。それこそ今まで聴いてきた…僕も学生時代にSCHOOL OF LOCK!を聴いていましたし、ゲスト講師としても来させてもらったことがありましたけど、自分たちが就任して2日目からガラッと変わって、言える言葉も違いましたし、職員のみんなもこの状況になったことがないので、何が正解なんだろうっていう手探りな状態で始まって。僕らも何していいか分からない、何が正解か分からないっていうことをずっとやり続けてきた感じは正直ありますね」
山口先生「うん。だって、僕もサカナLOCKS!を長くやってきて、この時期ってすごい特別だなって思うので。本当に難しいタイミングでおふたりが校長教頭になられたなって。だから辞めるって聞いたときに、もったいないなって僕は正直思ったんですよ。でも、どうなんですか? 辞めるっていうことになって、どう気持ちになりましたか?」
さかた校長「あー……やっぱり、この1年半は急に人生が一変したというか。ここに来るのが日常になっていたので、10代の子たちと話すこともなかったのが、ずっと毎日話をして、180度変わったような日常だったので。なんかまだ正直…元に戻るっていう言い方はあれですけど…校長を辞めて生徒と関わらない生活に戻るっていうのは想像ができていなくて、実感はないっていうのがあるんですけど。ただ、生徒たちにとって、9月の2学期っていう時期で、せめて3月の節目の時期まで居たかったなっていうのと、本当にごめんなっていうのが大きいですかね」
山口先生「うん…」
さかた校長「コロナ禍っていうのもあるんですけど、イベントができなくて。10代のバンドの子たちのフェスだったり、電話している子たちと直接顔を見て会うっていう機会が極端に僕はなくて。オンライン上の絡みで顔を見れるとか、3月末のLiSA先生の『MY GENERATION 2021』で合唱をしたときに、代表の生徒たちと話せるっていう時はすげー嬉しかったですけど。そういう直接会ったり、触れ合うっていうのがなかったのがちょっと寂しいですね」
山口先生「そうか……。」
山口先生「こもり教頭はどうなんですか? 10月以降も残るわけじゃないですか。責任感というか」
こもり教頭「責任感みたいなのは正直ありますし、これは僕自身の言葉ではまだ話してなかったことなんですけど、校長が退任するっていう話を聞いた時はやっぱり寂しかったですし、いろいろな出来事の中で、僕も校長と同じ感覚というか…2人でいっせーので始まったので、2人で最後までやりたかったなって寂しい気持ちも正直あって。でも、今この現状になったときに、校長が離れても僕が残る。ということは、僕がまたどんどん違う形でSCHOOL OF LOCK!をやり続けていかなきゃいけない…でも、そこに対する不信感を抱いている生徒もいると思うんですよ。校長が辞めるのになんで教頭はいるんだとか…」
山口先生「そう思うかは分からないけど、うん」
こもり教頭「あとは、僕自身もアーティスト活動をしている部分もあるので、そことの兼ね合いはどうするんだとか、リモートで授業に参加することも多いですし、どうやってやっていくんだって不安に思っている生徒もいると思うんですけど、そこともまた違う形で向き合っていかなきゃいけないのかなって。まだ考えている最中ではありますけど…これを校長の前でいうのもなんですけど」
山口先生「だから、校長が辞めて教頭が残るって、教頭としても結構複雑な心境だと思うんですよ。生徒とか、職員のことはとりあえず置いておいて、教頭として複雑な気持ちだと思うし、校長が生放送でわーって爆発させちゃった気持ちもわかる。こもり教頭に関してはSCHOOL OF LOCK!をこれから頑張ってほしいという気持ちと、さかた校長に関しては、“今までありがとう。さよなら”っていう」
さかた校長「強いな、その4文字! ありがとうで止めてくれ」
山口先生「(笑)」
こもり教頭「本当に言葉で勝負されている方なんだなって思うキラーワードの出し方ですよね」
山口先生「だから、ちゃんといい形で…まだ授業はあるわけでしょ?」
さかた校長「そうですね、残り2週間」
山口先生「だから、そのモヤモヤしたものを今日は取り払いたいと僕は思うわけ。最後ぐらいはちゃんと…」
さかた校長「ちょっと待ってください。それだとしたら、それを一郎先生が…?」
山口先生「(爆笑)」
さかた校長「初めて生で会う一郎先生が?」
山口先生「何を言ってるんだ、ちみ(君)たちは。僕はね、『サカナLOCKS!』を何年やってきてるんだと。校長教頭は、立場的にはあなたたちが上かもしれないけど、古参として、こういう今のSCHOOL OF LOCK!の状況を見過ごせない。だからちゃんとしっかりさかた校長を見送って、この後のSCHOOL OF LOCK!をこもり教頭が気持ちよく引っ張っていけるように、私が職員代表として今日こういう場を…設けさせてもらって遊んでるって感じ(笑)」
一同笑い
さかた校長「本音が出たなー。こぼれたな(笑)」
こもり教頭「どちらかというとそっちかな?(笑)」
山口先生「こもり教頭とか、できるのが分かるもん。ちらちら台本見てるからさ、僕の手元の。次に何が来るのかなって見てるからね」
こもり教頭「そんなことないですよ(苦笑)」
さかた校長「俺はもう上しか見てないから(笑) 現実だよなーって」
こもり教頭「いやいや…こんなにフル回転なの、久々!!」
山口先生「まず、冒頭で気持ちを吐き出してリラックスしてから進めていきたいと思います」
山口先生「実は僕がこの教室にお二人を呼んだのには、ひとつ理由があるんですよ。2人とも、よくサカナクションのことが好きだって言ってくれるじゃないですか」
さかた校長「はい」
こもり教頭「好きですね」
山口先生「すっごい嬉しいんですよ。すごく嬉しいんだけど…嘘だろうなっても思ってる」
さかた校長「えー!?」
山口先生「好きっていろいろあると思うけど、嫌いじゃないものを全部好きって言うタイプの人たちもいるじゃん。だから、どれくらい好きなのかなって。『光 ONLINE』のライブを観てくれたとか、プレイリストを作ってくれたとか、最初に電話で話をしたときに緊張したふりをされたりとか…」
さかた校長「ふりなわけないじゃないっすか!」
山口先生「あと、(校長の)プロフィールとか見たら、峯田(和伸)さんが好きだって……全然ジャンルが違うじゃん」
さかた校長「いやいや…一緒っすよ!」
山口先生「あとね、LDHでサカナクションが好きな人っていないのよ。ジャンルが違うのかなって」
こもり教頭「そんなことないですよ! それはまた違うことになっちゃうんでやめましょう? 話が変わってくるんで(笑)」
山口先生「ははは(笑) 正直信じてないの、そんなに。だから今日は試したいことがある」
さかた校長「怖いなー…」
山口先生「ということで、今回は2人にこちらに挑戦していただきましょう…『サカナクション イントロクイズ』ーーー!!!」
さかた校長「うわー…ちょっと待ってくれ…」
こもり教頭「それでなくても今脳みそ回ってないのに…」
山口先生「今から2人には、サカナクションのイントロクイズで競っていただきいます。曲名が分かったら手を挙げて答えてください。ちなみに、何問先取で勝ちとかはないです」
こもり教頭「分かりました、できる限りってことですね」
山口先生「さかた校長にはここで爪痕を残していただいて(笑)」
さかた校長「うわー…ちょっと…今すぐサブスクで見たい…」
こもり教頭「タイトルだけでも…」
山口先生「あ、その続きを歌えたりしたら、僕、優しいからOKにしちゃったりするかもしれない」
こもり教頭「よし、OKOK!」
さかた校長「怖いなー、マジで…」
山口先生「さかた校長はまだいいよ? だっていなくなるんだもん。でも、こもり教頭はまだいるんだもん。サカナクションがリリースの時とか、生放送教室に行くわけですよ。それでサカナクションが好きじゃないってことがバレちゃった状態で行ってみなさいよ。好きじゃないのに僕はいろいろ曲のコメントとか聞くわけでしょ? 僕は、“本当は好きじゃないのになー”って思いながら」
こもり教頭「すごいこと言うじゃないですか、さっきから(笑)」
山口先生「ははは!(笑) よし、やっていこう! 勝負、勝負! 僕が、ちゃんと2人がサカナクションを好きでいてくれてるって分かったら、その時点でイントロクイズは終了ですから」
こもり教頭「はい、分かりました!」
山口先生「どうですか? この段階で『すみません、実はそんなにサカナクション好きじゃなかったです…』って告白するなら今です」
さかた校長「何言ってるんですか、一郎先生。そんなわけないでしょ? 早くいきましょうよ!」
山口先生「あ、いいですか? こもり教頭は?」
こもり教頭「僕も好きです! 好きですけど…この勝負は降りたいなって正直思ってます」
山口先生「(爆笑)」
さかた校長「おい!」
山口先生「曇りなき眼でこっちをみてる、こもり教頭(笑)」
山口「サカナクション イントロクイズ! では……問題!」
<♪〜>
さかた校長・こもり教頭「あー…えー…!!!」
山口先生「手を挙げてください。手を挙げてくださいよー」
こもり教頭「あー、分かる分かる!!!」
さかた校長「ちょっと、タイトル一覧だけほしいな…」
こもり教頭「あー…分かるんだよ、この曲!!」
山口先生「ちなみに、サカナクションファンはみんな分かっていますからね」
こもり教頭「もう1回ください!」
山口先生「じゃあ、もう1回聴いてみましょう。サカナクション イントロクイズ…問題!」
<♪〜>
こもり教頭「(歌いながら…)風走らせたーたーたー…でしょ?」
さかた校長「あ、はい! はい!!」
山口先生「はい、さかた校長」
さかた校長「はい、これでいいの……『多分、風。』!」
山口先生「正解ー!!」
さかた校長「よっしゃ!!! あぶねー!」
こもり教頭「でもさ、今の俺じゃない? どうなの? 先生、今のって僕じゃないんですか?」
山口先生「いや、手を挙げてないから。ここは学校だから」
こもり教頭「そういうことか…」
さかた校長「本当に、たぶん、『多分、風。』だと思った(笑) 間違えるのが怖すぎて…」
山口先生「ちなみに、僕は『セントレイ』だと思っってました、今(笑)」
さかた校長「そんなことあるんすか? 作った本人が?」
山口先生「いやいや、それくらい僕も緊張してるってことですよ?」
さかた校長「なんで出す側が緊張するんですか(笑)」
山口先生「サカナクション イントロクイズ……問題!」
<♪〜>
こもり教頭「(歌いながら……)バン、ババン…はい! はい!!」
山口先生「はい、こもり教頭!」
こもり教頭「『モス』!」
山口先生「正解ー!! さすが!」
さかた校長「だってこれ教頭が好きな曲だもん!」
山口先生「(こもり教頭が好きな)『光 ONLINE』のライブセットリストに入ってますからね」
さかた校長「ラッキーだったなー、今の」
こもり教頭「さっきの問題も答えたの俺なんだけどね! 絶対! 認めないぞ!」
さかた校長「俺はミュージックビデオがどんなのだったかすぐに言えるんだぞ、『多分、風。』の!」
山口先生「『モス』も『多分、風。』もタイアップ曲なんでね。まあまあ知ってるかなと。どんどんマニアックになっていきますから」
さかた校長「やっぱり曲のタイトル一覧だけほしい…!」
こもり教頭「そうなんだよな…」
山口「じゃあいいですか、おふたり。サカナクション イントロクイズ……問題!」
<♪〜>
こもり教頭「うわー、ちょっと待って…えっとね…」
さかた校長「え…」
山口先生「さあ、手を挙げてくださいね。元気よく“はい!”って言って手を挙げてくださいよ」
さかた校長・こもり教頭「……(考え中)……」
山口先生「これは結構SCHOOL OF LOCK!内でも多用してるよ。この曲で『サカナLOCKS!』が終わって、ふたりがコメントしたりしてるよ?」
さかた校長「えー…」
こもり教頭「お願いします! もうちょい…!」
山口先生「じゃあ、もう気持ち聴いてみましょうか?では、サカナクション イントロクイズ……問題!」
<♪〜〜 (少し長めにイントロが流れて…)>
こもり教頭「えっとね…コーラスしか出てこないです! (歌いながら…)ターラーラー♪」
山口先生「それは違うね。全く違う外国人の曲だね(笑)」
こもり教頭「え? そうですか…え、これあれでしょ? ミュージックビデオが南国っぽいやつ。椰子の木の」
山口先生「全然違う(笑)」
こもり教頭「あれ…? 違う?」
さかた校長「はい!」
山口先生「はい、さかた校長」
さかた校長「もう…間違えるのが嫌なんだよな…『忘れられないの』」
山口先生「違いますよ!!」
こもり教頭「俺もそれだと思ってた」
山口先生「違う。全然違う。もう、ぜんっぜん違う。全の全然違う!」
さかた校長「えー…」
山口先生「(流れ続けている曲を聴きながら…)ここまで聴いて分かんないんだったら、本当に分かんないってことじゃない」
こもり教頭「……!!! (歌いながら)ダンスミュージック〜♪……だ!」
山口先生「タイトル出てこない? よく聴いてくださいよ。イントロ通り越してるけどね」
こもり教頭「え…? 『ダンスミュージック』?」
山口先生「ブブーー!!!」
さかた校長「ないない、そんな(タイトルの)曲はない!」
こもり教頭「うわ、タイトルが出てこない」
山口先生「あのね…タイトル歌ってっから、今! “『聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに』”まで言ってるから!」
こもり教頭「そうですよね…」
山口先生「あらら? やっぱりあれなんじゃないの? 峯田さんが好きなんじゃないの、サカナクションより」
さかた校長「いや…その…峯田さんも好きですし、一郎先生も好きだし…」
山口先生「これね、サカナクションファンは絶対知ってるわよ?」
さかた校長「これひっかけとかじゃないですよね?」
山口先生「いや、ド直球ですよ。もう、ど真ん中ですよ。どっちかっていうとホームランボールですよ、野球で言ったら」
こもり教頭「そうですよね…」
山口先生「あれ…なんかちょっと、すっごい寂しくなってきた…」
さかた校長「ちょっと待ってくださいよ…」
こもり教頭「すみません、今のコーラスのところは歌えるんですけどタイトルが出てきませんでした、ごめんなさい」
山口先生「ふふふ(笑) まあ、まあ許そうか。これはミュージックビデオもない曲だし、アルバムの中の1曲っていうレベルだから、知らなくても別にいいかな…」
(♪『グッドバイ』のイントロが流れてきて……)
こもり教頭「あ、はい! はい! (歌いながら)トゥルルルー♪」
山口先生「いや、イントロクイズはまだ始まってないからね。さかた校長はこれでSCHOOL OF LOCK!からさよならということでね。お別れということで、『グッドバイ』」
さかた校長「ちょっと…言葉にするなって。言葉に出すな」
山口先生「じゃあ、もう1曲くらいいってみようか? もう、タイトルが出てこなかったら、ジェスチャーとか勢いで伝えてくれたらそこに愛を感じるかもしれないから。愛を伝えてくれたら僕は正解にしちゃうかもしれないので、なんとか伝えてください」
こもり教頭「はい! 分かりました!」
山口先生「ふふ(笑) 曇りなき眼でこっちを見てるね、教頭(笑)」
山口先生「では、いってみましょう……サカナクション イントロクイズ、問題!」
<♪〜>
さかた校長「はい! はいはいはい!!」
山口先生「はい、さかた校長」
さかた校長「いや、ちょっと待って…初期、初期なんだよ! 初期の俺が好きな曲だ…」
山口先生「5、4、3、2、1……」
さかた校長「えー…あー、あー…『アルクアラウンド』! あ、違う違う!」
山口先生「全然違う」
こもり教頭「え? 初期の曲?」
山口先生「これはね、サカナクション的には、この曲からサカナクションを知った人がめちゃめちゃ多いよって曲だから」
さかた校長「…はい!」
山口先生「はい、さかた校長」
さかた校長「えー…ちょっと待って…でも…」
山口先生「ちょい、ちょい、ちょい、ちょい、ちょい! 2人とも本当に好きなの?」
こもり教頭「好きなんですけど…」
山口先生「イントロとしては結構聴いたと思うけどなー。…もう1回聴いてみる?」
さかた校長「もうちょい聴きたいです、お願いします!」
山口先生「じゃあいってみましょう。サカナクション イントロクイズ……問題!」
<♪〜〜>
さかた校長「はい!!」
山口先生「さかた校長」
さかた校長「(鼻歌を歌いながら)…テッテッテ…あー…『アイデンティティ』!」
山口先生「ぜんっぜん違う」
こもり教頭「『アイデンティティ』ではないよ」
山口先生「間違え方…間違え方も品がない」
こもり教頭「品がない(笑)」
さかた校長「ちょっと待って…」
山口先生「(続きを聴きながら…)ここで出てこないならダメだな。ダメダメ!」
さかた校長「いや、ちょっと待って…はいはい! 『バッハの旋律を……』」
山口先生「もう遅い」
さかた校長「えー! 今、一郎先生の(ミュージックビデオの)動きもやってたじゃないですか!」
山口先生「もう遅い、もう遅い」
さかた校長「『バッハの旋律を…』 うわー…もう…」
山口先生「そうです。『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」
山口先生「これが分かんないなんて、サカナクション好きじゃないじゃん!(『グッドバイ』が流れてきて…)校長、今まで本当にありがとうございました! SCHOOL OF LOCK!の校長として」
さかた校長「ちょっと待ってください! 今振りつきで答えたのに!」
山口先生「…これ以上やってもしょうがないかもしれない。バッハを『アイデンティティ』って間違うなんて」
さかた校長「違うんですよ…」
山口先生「この辺にしておこうかな。あなたたちのサカナクション好き度合いは、つまり…“嫌いじゃないけど、好きでもない”。出されたら食べる、その程度。」
さかた校長「うわー…もう…」
校長・教頭ともに散々な結果。
この結果に山口一郎先生は何を言う!? 続きは今夜の『サカナLOCKS!』の放送後記で!
聴取期限 2021年9月24日(金)PM 10:00 まで