『 にしな 』

さかた校長「生徒のみんな。本当にいきなりなんだけど、今夜は、俺が今気になってるアーティストを紹介させて欲しい！」

こもり教頭「ちょっと今までにないパターンですから、本当にいきなりですね！」

さかた校長「みんな、『にしな』っていうアーティストは知ってるかな？」

こもり教頭「僕は正直まだ存じ上げないですけど、どんなアーティストでしょう？」

さかた校長によると…。
『にしな』は、2017年に活動を始めたシンガーソングライター。
音楽ストリーミングサービス“Spotify”が、毎年その年に注目のアーティストをピックアップするという『Early Noise』に、今年選ばれているのだそう。

さかた校長「もしかしたら、そういうのをきっかけで知ってる生徒もいるかもしれないけど、この『Early Noise』は、過去にヒゲダン先生、あいみょん先生、King Gnu先生なんかも選ばれている、すごいやつなんよ!!」

こもり教頭「おお…！　そうですよね！」

さかた校長「俺もこの中で気になって聴き始めたんだけど…。
まずね、作詞作曲もされてるけど、声が甘く鼻にかかった感じの声なんだけど、ハートにガツンって来るのよ！　小さい声でも、音量関係なく、1音1音ドンってくる衝撃みたいな音を感じる。
で、曲もめちゃくちゃすごい淡い気持ちになれるし。僕はその中でも『ランデブー』っていう曲が好きなんだけど、ミュージックビデオもフィルムカメラ調で、本当に映画みたいな感じですごくエモーショナルな気持ちになれるの。
それに、カバーソングもめちゃくちゃやってて…」

こもり教頭「カバーもやられてるんですね」

さかた校長「カバーで俺が本当に好きだったのは、清竜人先生の『痛いよ』ね。それと、BiSHのアイナ先生の『きえないで』。俺ね、このセンスも“最高！”と思ったね！　ここのカバーもあるし、自分の曲もめちゃくちゃいいし。
全然メディアに出てないから、ぶっちゃけどんな人かわかんないんだけども、めちゃくちゃ気になってるから生徒のみんなに教えたいなと思ってね」

こもり教頭「だって、校長の熱量がすごく伝わりますもん」



さかた校長「今夜の1曲目は、完全に個人的な想いで申し訳ないけど、にしなの曲をみんなと一緒に聴きたいと思う！
よし今夜も、SCHOOL OF LOCK! FRIDAY！　はじめていくぞ!!」


♪ ランデブー　／　にしな


さかた校長「生徒のみんな、どう!?　めちゃめちゃ良くない!?
夜の帰り道に歩いて聴くのに、本当にピッタリだと思うし、すごく溶けていく感じの歌詞の世界観もめちゃくちゃ好きだしね。途中の『1.2.3』からの“パパパパー”のところ、あそこも気持ちよくない？」

こもり教頭「確かにね！　クリエイティブさも感じますよね。僕としては、どこか少し懐かしさだったり、親しみやすさだったりとか、ほっこりする感じだったりとか…ちょっとそういう感じかな。
初めてフルで聴かせていただきましたけど、優しい気持ちになったのが第一だったから“何でだろうな？”って考えると…。温かくなる気持ちって、自分が学生の頃だったり、帰り道によく聴いてたっていう曲って絶対にひとりひとりあると思うけど、ちょっとそういうものを彷彿（ほうふつ）とさせると言うか…」

さかた校長「マジで、“懐かしくなった”っていうのがあった！　“何で知ってたんだろ？”っていう気持ちになる、不思議な曲だし、声だし。
本当に素敵だから、生徒のみんなも改めて聴いて欲しい！」




来週は毎日スペシャル授業！

さかた校長「月曜日から木曜日まで、毎日ゲスト講師が登場！」

こもり教頭「もちろん、この『学校運営戦略会議』も、来週はスペシャル授業！
『さかた校長ダイエットクイズ』改め『ダイエット侍体重クイズ』を開催！　見事、体重を当てた生徒には、“ダイエット侍サイン入りクリアファイル”をプレゼント！」

さかた校長「誰がやるんだよ、そのサイン！」

こもり教頭「ある種レアよ？」

さかた校長「『レア』とか言うか、本人が書けないんだから！　“刀挿したちょんまげの太っちょ”の絵を描いときゃいいんか？　みんな、それで喜ぶんか!?」

こもり教頭「まぁ、嬉しいですよ」

さかた校長「そんなの描けねぇだろ！（笑）　今、さらっとノリで言っただけで！」

こもり教頭「（笑）」

さかた校長「『ダイエット侍』は、ただダイエット用に作った裏垢なんだから！」

こもり教頭「教頭としては嬉しいですよ。毎回『運営戦略会議』でいろいろやってるじゃないですか。“ついに、こんなにわかりやすいアカウントを貰えたか”と」

さかた校長「いや違うのよ。こういうことになると思って作ってないから（笑）　隠して作ってたものを…いそべあげ！　本当にいい加減にしろよ！」

こもり教頭「いそべあげはすごいところを突いたよ。俺はその視野の広さは本当にスゴイと思う！」

さかた校長「（フォロワーが）最初2人で、バレた時は5人で、今、365人よ！」

＜イェーーイ!!＞

こもり教頭「365人も入ってくれてる！　毎日続ければもしかしたら1000人も夢じゃないんじゃないですか？」

さかた校長「毎日は飯食う時に怖いんよ！　カロリーの数字見るんだぞ！　365キロカロリーの食べ物見た時に“はぁ!?”ってなるよ！」

こもり教頭「それがどんどん変わってくってことはいいじゃないですか。366フォロワーになったら、366キロカロリーに“わぁ”ってなるわけですから」

さかた校長「1000キロカロリー出て来るとどうするんだよ（笑）　俺一撃で死んじゃうって！」

こもり教頭「日々の変化に一喜一憂するというのはいいじゃないですか。
そんな『ダイエット侍体重クイズ』、詳しい参加方法は、来週の『学校運営戦略会議』で発表するので、ぜひ授業に参加してもらえればなと思います！」




さかた校長「残りの授業時間！　3分！　3分切ってるけどもそんなの関係ないよ！　行っちゃうよ！」

さあ、今夜の授業は…！
『関係ないけどヒーローズ!!』

こもり教頭「普段の生放送教室では、その日のテーマにまつわる書き込みに触れることが多いんですが、『テーマとは関係ないけど…』という書き出しで、その時、ただただ伝えたいことを書いてくれている生徒がたくさんいます！
ということでそんな、関係ない書き込みを紹介していきます！」

さかた校長「行きましょう！」



こもり教頭「関係ないねーー！　この流れではねー！」

さかた校長「関係なeeeeねーー！
テレビを観てのお母さん『いいね！』ってどのテンションで言ったんだろう？（笑）」

こもり教頭「お母さんのその『いいね！』は何を観たんだろうか」

さかた校長「基本『いいね！』って言う肯定ママの可能性があるな。GReeeeN先生の『eeeeね！』はめちゃめちゃ元気が貰えたし良かったよね」

こもり教頭「GReeeeN先生の『eeeeね！』はいろんなところに伝染しますね」




さかた校長「お腹壊さなかった？　大丈夫か？　94個の豆、相当な量だぞ！」

こもり教頭「確かに」

さかた校長「“ダイエット侍”の仲間入りじゃないか？」

＜GReeeeN先生「eeeeねー！」＞

こもり教頭「キターーーーーー!!　1個遅れの関係ないところで来たー！」

さかた校長「大豆94で『eeeeね！』」






さかた校長「いやいやいや！」

こもり教頭「もう成功しちゃってるんだから、『どうやって話しかけたか』はもういいだろ！」

さかた校長「その『どうにか頑張って』のところを詳しく聞きたいんだけど」

こもり教頭「そう！　はしょらないで欲しいところをはしょっちゃってるんだよな」

さかた校長「みちゃりんご、どういうこと？　ずる！　一番いいパターンじゃない！　自分が一目惚れして好きになって、付き合うことになった」

こもり教頭「その『どうにか』って何!?」

＜にゃにゃにゃにゃ にゃーにゃ！（♪ にゃん酷なにゃんこのテーゼ）＞

さかた校長「みちゃりんご、『どうにか』の“にゃにゃにゃにゃにゃにゃ”を聞かせて！　詳しく教えれるなら掲示板に書き込んでくれ！」



さかた校長「2週間ぶりにこの時間がある！　行くぞ!!」

この時間は、前の授業時間次第でたまに現れる幻の時間！
さっそく書き込みを読んでいくぞ！



さかた校長・こもり教頭「えーっと…」

さかた校長「食べてください！」

こもり教頭「ただこの時間だから、食べたらちょっとアレなんじゃないか？」

さかた校長「いやいや、いいっしょ！　にこ、はまだ15歳！　若いよ！　全然いける！」

こもり教頭「この時間だぜ？　っていうか、手配できるのか？　かつ丼は『手配』って言うのか？（笑）」

さかた校長「お母さん起こして、油にスイッチ入れて！（？）」


不規則に現れる時間なのでいつ読まれるかわからないけど、それでもよければ、『学校掲示板』に「幻の時間」というタイトルをつけて書き込んでほしい！
「幻の時間」の書き込み、待ってるぞ！