応援部は先週から新たなスタートを切りました!4月から9月までの半年間は、全方位で応援します!
恋愛、勉強、部活、マニアックなこと、YouTuberになりたい、などなど、何でもOK!何かに頑張っている生徒、目標に向かって頑張っている生徒を応援していきます!
とーやま校長「さらに、『月ごと』にテーマを設けて応援中!」
5月の応援テーマは……「引退」!!
あしざわ顧問「6月から7月にかけて、部活で引退を迎える生徒が多いですよね。ということで5月は"引退"に向けて頑張っている生徒を応援していきます!」
「過去最高の成績を残して引退したい!」
「最後の試合が近づいているのにチーム事情が最悪なので相談したい」
「部活を引退したらYouTuberになります!」
"引退"に向けて頑張っているという生徒は、今の状況や悩みを応援部掲示板に書き込んで欲しい!
あしざわ顧問「では! 早速生徒に話を聞いていきます!」
■ 最後の大会
私は今テニス部のキャプテンをやっています。3年生は6月の大会が最後の試合なのでみんなで頑張って練習しているところです。
しかし、部員の1人が2年生の後半から学校に来れていません。私は全員で出たいです。その子が行きたくても行けないなら全力でサポートするけど、行きたくないんじゃないかなと思うとどうすればいいのかわからないです。
女性/14歳/茨城県
2019-04-29 20:55
あしざわ顧問「相手の気持ちも考えつつというとこだけども…もしもし!」
chanmaki 茨城県 14歳 女性 中学3年生
chanmaki「もしもし!」
あしざわ顧問「6月に最後の試合があるけれども…。じゃあ、今はなかなか大変だね」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「その、学校に来れなくなっちゃってる生徒はどういう子なの?」
chanmaki「明るくて、部の雰囲気を盛り上げてくれるような子でした」
あしざわ顧問「そうだったんだ…。テニス部の中での存在としては、どんな感じ?」
chanmaki「一番手でみんなのことを引っ張ってくれていました」
とーやま校長「じゃあ、部のエースだ」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「そんな彼女が来なくなってしまったのが、いつ頃?」
chanmaki「去年の秋(2年生の後半)ぐらいです」
あしざわ顧問「そうか。何で来なくなっちゃったとかの理由は…?」
chanmaki「詳しいことはわかんないんですけど、学校でちょっと嫌なことがあって、それをきっかけに、みたいな感じです」
あしざわ顧問「そうなんだ。chanmakiとその来なくなってしまった女の子との関係って、どういう関係だったの?」
chanmaki「休日とかも一緒に遊ぶ感じで、仲良かったです」
あしざわ顧問「じゃあ、もちろん普通に部員でもあるし、単純に友達だったんだね。仲良く一緒にやってたけれども、来なくなってしまった?」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「それじゃあやっぱり心配だよな」
とーやま校長「連絡とかは取ってるの?」
chanmaki「春休みとかに遊んだりはしました」
とーやま校長「学校外では会ってはいるんだね」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「その時には、そういう話にはならないんだ?」
chanmaki「あんまり触れて欲しくない、みたいな感じなので」
あしざわ顧問「ちょっとその雰囲気を出そうとすると、避けてるような感じもわかるんだね」
chanmaki「はい」
とーやま校長「chanmakiとエースの子ふたりでの時間?」
chanmaki「それと、部活の子が何人か(いました)」
あしざわ顧問「書き込みにも書いてくれてるけど、chanmakiとしては、(部活に)出て来て欲しいっていうのが正直な気持ちか。でも、相手の気持ちを考えると、うかつにはそんなこと聞けないよな、と」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「ここだよね」
とーやま校長「その他の部員の子は、エースの子のことについては何か話してるの?」
chanmaki「みんな"来てくれたらいいね"とは言ってます」
とーやま校長「じゃあみんなその気持ちは一致してるんだね」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「chanmakiとしては、その子をどうしてあげたい?」
chanmaki「部活をずっと休んでたから、試合には出れなくても、いてくれるだけでいいから、来て欲しいです」
とーやま校長「何て言ったって、柱も柱だから、見守ってくれてるだけでもみんなの力の出方が変わるもんね」
あしざわ顧問「そうだね。まず、自分の気持ちをその子に伝えたことはある?」
chanmaki「"学校に来て欲しい"とは言ったことがあります」
あしざわ顧問「その時は何て言ってた?」
chanmaki「LINEで言ったので、返信はなかったです」
あしざわ顧問「そうか。やっぱり俺は、直接言った方がいいかなと思ってる。相手がどういうことがあったかはわからないけど、chanmakiも心を閉ざしてしまう時ってあるでしょ?自分の中で"これは言ったら迷惑かな"って思って言えないこととかさ」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「そういう時って、いきなり自分からは言えないじゃん。
その場合、chanmaki側からどう思ってるかとか、その友達に対して自分が思ってる素直な気持ちとか、一回部活とかを抜きにしてでもいいから、本人を前にして伝えるっていうのがすごい大事なんじゃないかなと思う。いきなり"おいでよ"って言われたら、向こうも気持ち的に"うっ…"ってなるじゃん」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「でも"私としては、本当はこういう風に思ってて、でも無理はさせたくない"ってことも言っていいと思うし、素直な友達としてのchanmakiの気持ちを言ってあげることで、向こうの心をちょっとだけでも溶かしてあげることができるんじゃないかなって俺は思うんだけどね。どうかな? 難しい? 緊張しちゃう?」
chanmaki「……無理はしてほしくないので、自分のペースで、ちょっとずつでもみんなに会ってもらって、部のみんなはずっと味方だっていうことを伝えたいです」
あしざわ顧問「そうだね」
とーやま校長「顧問、これはどうですか? 今応援部のこの場があるじゃないですか。これは今全国のみんなに届いてますし、タイムフリーという機能もあって…。
だって伝えることは何も悪いことじゃないと俺は思うんですよ。なぜなら友達でもあるし、大切な仲間だから。chanmakiにはちゃんとその権利もあると思うし」
あしざわ顧問「はい」
とーやま校長「もちろん、相手の今の心情だったりもある。そういうことも気にしないといけない、けれども、まず(気持ちを)"渡す"っていうことは全然あっていいことだと思うから。まずはここで言うのはどうですか? で、"聴いてくれ"っていう言い方も難しいけど、リンクだけ貼って、とかさ」
あしざわ顧問「直接言う…」
とーやま校長「直接でもいいですよ。でも、今パって想像しても、chanmakiは1対1で話す時に、なかなか言葉が出て来ない感じでしょ?」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「chanmaki的に、今ここで伝えてみるっていうことは、そうしてみたいかい?」
chanmaki「はい!」
あしざわ顧問「chanmakiがそうだったらそうしよう!相手がいると思って、その友達に向けて、今の素直な気持ち(伝えよう)」
とーやま校長「本当に、何も隠すことなく、その子に伝えたいことでいいと思うよ」
あしざわ顧問「じゃあ、自分のタイミングでいいから言ってみようか」
chanmaki「はい。無理をしないでいいから、自分のペースで、少しでもみんなと会ってくれると嬉しい。部活のみんなは、みんな心配してるけど、ずっと味方だから」
あしざわ顧問「うん!」
とーやま校長「これを聴いてどうなるかはわからないけども、まずは部員を代表しての気持ちを届けるのはとても大事!ここからは顧問の先生だったり、ちゃんと話せる仲間とも、改めてそのエースの子の気持ちを汲みつつ、時間はないようでまだあるから、その子と一緒に探して行くっていうことでいいんじゃないのかな」
chanmaki「はい」
あしざわ顧問「そうだね」
とーやま校長「強制するものでもないし」
あしざわ顧問「焦らなくていいよ。ゆっくりその子とやっていこう!」
chanmaki「はい!」
あしざわ顧問「ありがとう!」
chanmaki「ありがとうございます」
あしざわ顧問「どうなっていくかはわからないけど、ゆっくり相手と話していって欲しいな」
とーやま校長「言わないと伝わらないですからね」
あしざわ顧問「そうだね」
さぁ! 応援部は月ごとにテーマを設けて応援中!
5月の応援テーマは…「引退」!
「引退」に向けて頑張っているという生徒は、
今の状況や悩みを応援部掲示板に書き込んで欲しい!
お前たちは1人じゃない!
SCHOOL OF LOCK! は、学校を挙げて頑張るお前のことを応援しているぞ!!!