聴取期限 2021年12月3日(金)PM 10:00 まで
(校長と教頭が人生について話しながら職員室に入ってくる)
こもり校長「よっしゃ、山形から帰って来たぞ!」
ぺえ教頭「ねー! 今日って、前にも話してた、校長がダンス仲間と出てる映画の公開日よね?」
こもり校長「そうだよ! 『昨日より赤く明日より青く-CINEA FIGHTERS project-』という映画が、今日公開!」
ぺえ教頭「おめでとうございます」
こもり校長「ありがとうございます!」
ぺえ教頭「公開初日ってどんな気持ちなの?」
こもり校長「やっぱり複雑な気持ちだよ。何とも言えない気持ち。一気に全国のみんなに観てもらえるっていうのも、嬉しい気持ちもあるけど、不安な気持ちもあるし。初めて主演みたいな形で出たのもあるから、“どういうふうに思ってもらえるんだろうな?”とかっていう不思議な気持ちだね」
ぺえ教頭「そうね。試写会イベントみたいなのもやったじゃん。あれはどんな雰囲気だったの?」
こもり校長「あったあった! あれは、試写会のイベントと言うよりはLIVEと映画をMIXした、みたいな。6作品あるんだけど、それのエンドロールに合わせて、歌ってる人が出てくる、みたいな」
ぺえ教頭「へぇ〜! 素敵!」
こもり校長「だから、エンドロールが流れてる目の前でその人たちが歌ってる。で、終わったら次の作品。6作品あって、6曲あって、総じたテーマでGENERATIONS先生が歌ってるから(全部で)7曲あるの。アーティストが総勢7組出てやった」
ぺえ教頭「すごく贅沢な試写会ね」
こもり校長「そう、プレミア試写会みたいなそういう感じになるのかな」
ぺえ教頭「なるほどね。どんな反応があるかしらね?」
こもり校長「やっぱりすごい緊張する! “下手くそ! やめちまえ!”って言われるかも(笑)」
ぺえ教頭「(笑) わかんないわよね! …そんなことないわよ、みんな優しいから(笑)」
こもり校長「まぁね」
ぺえ教頭「はい! ということで!
せっかく公開初日なので、今夜は、映画公開を記念した、『緊急記者会見』をやっちゃいまーす!!」
<パシャパシャパシャパシャ!(カメラのシャッター音)>
ぺえ司会「お集まりのみなさま、大変お待たせしました。ただ今から、本日公開になった映画、『昨日より赤く明日より青くーCINEMA FIGHTERS project−』の記者会見をはじめさせていただきます。司会はわたくし・ぺえ教頭です。よろしくお願いしまーす!」
<パシャパシャパシャパシャ!(カメラのシャッター音)>
ぺえ司会「あ、ちょっと、カメラマンのみなさん、フラッシュはお切りいただくよう、お願いします」
こもり校長「(笑) 本当に“フラッシュ切ってください”って言うのよ」
<パシャパシャパシャパシャ!(カメラのシャッター音)>
ぺえ司会「あ、そうなんだ。フラッシュ駄目ですよ!
はい、それでは、この方にお話を伺っていきます。短編作品『水のない海』でユキオ役を演じられています、GENERATIONS from EXILE TRIBE・小森隼さんです!」
小森さん「あ、どうも。『水のない海』でユキオ役をやらせていただいている、GENERATIONSの小森隼です(笑)」
ぺえ司会「よろしくお願いしまーす!」
小森さん「はい、お願いします」
ぺえ司会「まずは、映画の公開、おめでとうございます!」
小森さん「ありがとうございます!」
ぺえ司会「公開初日はどんな気持ちでしょう?」
小森さん「あの(笑)、さっきと一緒です。何も変わらないですね。複雑な気持ちでいっぱいです」
ぺえ司会「改めて、こちらはどんな映画になってるんでしょうか?」
小森さん「これは『CINEMA FIGHTERS』という、音楽と詩と映像を融合したプロジェクトの第4弾の作品になってまして、今回は約20分ぐらいの6つの短編オムニバス映画が入ってるリリックシネマというものです。今回、『CINEMA FIGHTERS』プロジェクトを、GENERATIONS全員で参加という形でやらせていただいている映画になります。
先ほども言いましたが、僕は『水のない海』という作品に出演させていただいています」
ぺえ司会「はい、ありがとうございます。
小森さんが出演する『水のない海』は、どんなあらすじなんでしょうか?」
小森さん「少し未来の話なんですけど、僕が演じる“ユキオ”は人見知りの宅配サービス員で、唯一の話し相手がAI…人工知能音声アシスタントの“OS”と話すんですけど。で、配達先の女性“ジェニ”と出会って、OSがユキオに対してアドバイスしていくことで、ジェニとユキオの関係がどんどん変わっていく、みたいな。ちょっと不思議なお話ですね」
ぺえ司会「はい。人見知りの宅配サービス員・ユキオ役ということですけれども、最近宅配サービスで何を頼みました?」
小森さん「最近? 宅配サービスでサラダを頼んだんですよ」
<パシャパシャパシャパシャ!(カメラのシャッター音)>
ぺえ司会「サラダ?」
小森さん「うん…」
ぺえ司会「大丈夫ですか? もっと言いたいことありそうですけど…」
小森さん「大丈夫です」
ぺえ司会「大丈夫ですか、わかりました。宅配サービスの思い出やエピソードなどがあれば、教えてもらってもいいですか?」
小森さん「これすごい最近あったことなんですけど…。僕、とある宅配サービスをよく使うんですけど、すごく乱暴な配達員な方に当たるのか、食品がこぼれて届くことが多いんですよ」
ぺえ司会「なるほど」
小森さん「その食品がこぼれてるから、食べれないじゃないですか。ドレッシング共に、全こぼれ! ドレッシングでぎったぎた! 届いた時点で“何だか袋がぎたぎただな”みたいな。開けたら(中の蓋が)開いちゃってる! これは食えないから、写真撮ってカスタマーサービスに送ったら、『ご対応できません』と。“ちょっと待ってくれ!”と! 俺は別に金を返して欲しいわけでもない、と! 何だ、これは! 金は払っている! だが、食えない! だが、対応はしてくれない! 何だ、この状況は!」
ぺえ司会「あ、はい…はい…」
小森さん「うちはボランティアじゃないんだよ!」
ぺえ司会「そうですよね…あの、ちょっと…」
小森さん「これ間違ってる!? 俺が間違ってるの!?」
ぺえ司会「あの…えーっと…」
小森さん「だって零れて食えない!」
ぺえ司会「はい…」
<ピンポンパンポーン>
<「これより、10分間の休憩となります。お客様にご案内申し上げます。これより…」>
小森さん「退出!?」
ぺえ司会「ちょっとご退出いただいて、一度頭を冷やしていただいて…」
職員「(笑)」
小森さん「いやいや、途中で終わることなんて聞いたことないよ! (宅配サービスについて)聞いたのは記者のあなたですよね?」
ぺえ司会「トイレ休憩です」
小森さん「やめてよ! その間に、また頼んだ宅配サービスが全部零れて届いて?」
ぺえ司会「…あ、では、次の質問よろしいですか?」
小森さん「いいけど…」
小森さん「おお、関係ないねぇ〜。この映画、そういう宇宙人系は出てこないのよ」
ぺえ司会「いかがですか?」
小森さん「『いかがですか?』(笑) えー、宇宙人は、僕はいると思ってます!」
ぺえ司会「あっ、その心は?」
小森さん「色んな考え方があると思うんですけど、まずそもそも、地球で我々みたいな生命があるってことは、絶対に同じものがあると思ってるんで。この宇宙で、地球だけに生命体があるって、そんなことないはずなんですよ!」
ぺえ司会「はい…はい…なるほど、そんなはずはない…」
<BGMがだんだん大きくなる>
小森さん「あと、概念が変わるっていうのもある。俺らはこうやって、人間とか動物とかを生物って言ってるけど、空気のことは生物って言わないじゃないですか。でも…」
<BGMが大きくなって小森さんの声もかき消される>
<ピンポンパンポーン>
<「これより、10分間の休憩となります。お客様にご案内申し上げます。これより…」>
小森さん「宇宙人はいるんだよ! みんな、聞いてくれ! 10分間の休憩中も俺は壇上にいるから、この話を聞いてくれ!」
ぺえ司会「ああ〜! ちょっとお時間になってしまいました!」
小森さん「おい、ふざけんなよ!」
ぺえ司会「すみません!」
小森さん「今日、俺怒っただけじゃん!!」
ぺえ司会・職員「(笑)」
ぺえ司会「ありがとうございました!
ここで、お時間が来てしまったので、最後に、これから映画を観るみなさんに、何か一言あればお願いします」
小森さん「これから観ていただく『水のない海』(の主人公・ユキオ)というのは、“ジョイ・イーツ”という宅配サービスの配達員なんですけども、もともとは人と距離を取るように生きてた人が、人と出会うことによって人から影響を受けて、心が動いていく様が描かれています。この映画を観た人が暖かい気持ちになれるような、…この映画の配達員は本当に心がいい青年なので! これを観た人の心が少しでも暖かくなればな、と思っております」
ぺえ司会「OK!」
♪ 昨日より赤く明日より青く / GENERATIONS from EXILE TRIBE
ぺえ教頭「何の記者会見だったのか、もうわからないぐらい荒れてたんですけど、大丈夫かしら」
こもり校長「『荒れてた』とかじゃないでしょ! これはあなたが悪いよ!」
ぺえ教頭「私!?」
こもり校長「俺は荒れてない! 真っすぐ自分の思ったことしか言ってない」
ぺえ教頭「私が火を付けちゃった…?(笑)」
こもり校長「そうだよ! 本当に!」
ぺえ教頭「さようですか(笑) 失礼しました」
こもり校長「何のタイアップがわかんなくなっちゃった! 宅配サービスのタイアップみたいに聞こえるじゃない!」
ぺえ教頭「(笑) 大丈夫ですか? 今記者会見内で伝えられなかった補足情報があれば」
こもり校長「えー、何でしょうね? でも、すごくいい映画なんですよ(笑)」
一同笑い
ぺえ教頭「そうですね!」
こもり校長「6作品あって、6作品全部に主題歌が付いてまして、その主題歌も全部もちろんのこといいですし、今回の映画のタイトルにもなってるこのGENERATIONSの曲も、すごくいい楽曲になっています。11月26日の映画公開と共にアルバムもリリースになるので、ぜひそこも一緒にチェックしていただければなと思います。これから公開になる地域もあるので、詳しくは映画のホームページなんかもチェックしてください!
生徒のみんな、ぜひ楽しんで欲しいなと思います!」
ぺえ教頭「私も観にいこ」
こもり校長「じゃあ俺の(カスタマーサービスで)対応されないやつの…!」
ぺえ教頭「もうー! じゃあ払うよ!」
こもり校長「食えない2800円の緑のサラダ!」
ぺえ教頭「わかったよ。払うから静まれ!(笑)」
聴取期限 2021年12月3日(金)PM 10:00 まで