聴取期限 2021年9月10日(金)PM 10:00 まで
さかた校長「今日のお昼にお知らせあった、ニガミ17才先生の新曲解禁! めちゃめちゃ楽しみにしてたから、もういきなりいっちゃおう!!! ニガミ17才、『HEELS』」
♪ HEELS / ニガミ17才
さかた校長「バチバチにかっこいいな!」
こもり教頭「今回もヤバイね! もうこの“脳みそとろけちゃうサウンド”好き!」
さかた校長「とろけるよね! ジュワーって脳ジルが! 今回はめちゃくちゃ新しい角度のリズムもあったりで」
こもり教頭「そうだね! 歌詞がトリッキーな部分があるから、ある種思考を停止しちゃうと言うか、“考えずに感じろ”っていうところもあるし」
さかた校長「生徒は今曲を聴いた後に、歌詞を見ながら聴いてもらったら、また違う見え方になると思う。今まで以上にメッセージが込められてるような気がして、あんまりニガミ先生はこういうことをダイレクトに伝えることはないけど、生きていく上で俺はすごく色濃く伝わった。新生ニガミ節に、ちょっとバチバチに痺れちゃったなぁ。
“こんな方に自分の曲を作曲してもらってたんかい!”って(笑) ヤバ!」
こもり教頭「あー、そうだよ!」
ニガミ17才先生の『HEELS』は9月15日に配信リリース!
さかた校長「今週のSCHOOL OF LOCK!は、月曜日から木曜日までの4日間、今“しんどい!”という思いを抱えている生徒に向けて、『しんどー相談室』を行ないました。
そんな中、火曜日の『学校に行くのがしんどい』というテーマの時に、こんな書き込みが届いていたんだよな」
受験して入った中学で上手くいかず不登校、のちに通信制高校に進学した高校二年生です。
中学生や高校生で学校がつらいと思っている人は通信制という選択もいいと思います。
絶対に通信制に行けば絶対大丈夫!とかは言えませんが、私の場合は学校がないおかげで受験準備を今の段階から出来たり、バイト先で色んな人に出会って世界の広さを知りました。
ただ、どういう選択をするのにも大事なのは自分で選ぶことだと思います。親が言ったから、先生が止めたから、だとどういう選択をしても絶対に後悔すると思います。
それぞれの選択で今悩んでるみんながより良く生きられますように!
女性/16歳/大阪府
2021-08-31 18:58
さかた校長「一生夏休み、書き込みありがとう! 通信制高校という選択肢を取って、書き込みにも書いてあったけど、親だったり先生だったりとかじゃなくて、やっぱり自分自身で悩んで決めたっていうところがあって、この選択をしたのは本当にすごいなと思う。これまで生放送教室で話してくれてるけど、教頭も通信制高校卒業してる当事者なわけで。どうでした?」
こもり教頭「今、“通信制を選択したことをすごいと思う”って言ったのには、僕の経験もあって。意外と通信制高校に行ってしまえば、何も引っ掛かることはないんですけど、『全日制に通ってたのに通信制に行く』っていう選択をするまでが、すごく大変と言うか。やっぱり悩んじゃうんですよね。“本当にその選択でいいのか”とか、“高校を行ったり来たりはできないから、この選択をしてしまうと今送っている日常には戻れなくなるんだな”とか。
僕の時代の話ですけど、『全日制から通信制に行く』っていう考え方は、周りからは逃げてるように思われるところがありました。僕はどうしてもダンスがしたくて通信制を選んだんですけど、“それって今の大変なことから逃げてるだけじゃない?”とか、“学校の『学ぶ』っていうことを放棄しただけじゃん”っていう考えが、若干残っていて。同い年の子からも“え、行っちゃうの?”みたいなのがあったし、先生と話した時も“考え直してみたら?”っていう話ももちろんあったし。
だから僕も“通信制に行きます!”“はい!”って言うまではすごい悩むし大変だと思う。一生夏休みに対して“すごい”って言ったのは、うまくいかなくて悩んでいたけど、新しい一歩を踏み出せたということに“すごい”と思うから。
だからと言って、“行くな!”っていうわけではないです。もちろん、通信制高校と言う選択肢があってもいいし、それがフラットにあるべきだと思ってます」
さかた校長「俺は全日制に行っていたから、通信制高校の詳しい事情だったりいろんなことも知らないので、いろいろ聞かせてもらいたいなと思っている。今夜は、書き込みをくれたRN 一生夏休みに、職員室から電話して、最近の通信制高校について話を聞かせてもらおうと思う!」
一生夏休み 大阪府 16歳 女性
さかた校長「改めて、一生夏休みはどういう経緯で、通信制高校に入学したの?」
一生夏休み「中学校に受験して入ったんですけど、その学校でうまいこといかなくて、友達とか全然できなくて。で、中2の半ばぐらいまでは頑張って通っていたんですけど、そこから不登校になっちゃいました。そのまま高校に上がることもできたんですけど、“このまま上がっても進級できるかな”とか思って、それで高1からは通信制の高校に通い始めました」
さかた校長「通信制に入学することを決めるまでに、きっかけだったり理由だったりはあったの?」
一生夏休み「選択肢としてはずっと知ってたんですけど、“学歴として履歴書に通信制の名前を書くのはどうなんかな?”って思ってたんです。でも習い事の先輩が通信制に行ってて、その人が通信制の友達を呼んで話を聞かせてくれて、それで結構向いてるかもなというので、決めました」
こもり教頭「なるほど。その先輩たちから聞けた話は、きっかけとしては大きかったんじゃない?」
一生夏休み「そうですね」
こもり教頭「確かに1人で考えてると、学歴とか書くのにちょっとためらいがあるよね。ちょっと気にするよね。わかる!」
一生夏休み「ありました(笑)」
さかた校長「一生夏休みは、今通信制高校に通ってて、具体的にどういうふうな学校生活なんだろう?」
一生夏休み「私の学校は、夏休みのスクーリングの2日とかしか登校がないので、普段はアルバイトとか予備校に行ったりとかしてます」
RN 一生夏休みによると、単位を取るために必要な登校日数があり、登校して授業を受けることを『スクーリング』と言うのだそう。
こもり教頭「直接受けなきゃいけない授業も、単位によっては数日間決まってるけど、それ以外は、基本レポートだもんね。レポートはどんな感じなの?」
一生夏休み「レポートは、ネットで提出するんですけど、結構便利です。その問題とかも、教科書を見たら答えが載ってるぐらいの(難易度)」
こもり教頭「文章の穴埋め問題みたいなね。そんな感じだよね」
一生夏休み「そうですね。そんな感じです(笑)」
さかた校長「じゃあ、自分1人でもできるようなレポートなんだね。なるほどな。テストとかはないの?」
一生夏休み「テストは、年度末に単位認定のために1日だけテストを受けに行かないといけなくて。でもそれも、レポートの最終問題みたいなやつを復習していれば、ちゃんと点が取れる感じです」
さかた校長「じゃあ、教科ごとの単位をテストで取るって、大学と近い感じで。そういうシステムなんだね」
こもり教頭「だから、このテストっていうのが油断しちゃうものでして(笑)。年に1度しかないから、1年分のレポートの問題が出るんで復習する範囲が広いんですよ。全日制だと、中期・後期で、“ミスって赤点取っちゃったな”で済むかもしれないけど、年に1回だと赤点とっちゃったらもう単位貰えないんで。このテスト、結構緊張感あるよね?」
一生夏休み「そうですね。模試みたいな感じです(笑)」
さかた校長「なるほどね! 自分の家でレポートしたり、そういうテストがあるっていうけど…。さっきも『アルバイトしてる』って言ってたけども、どういう感じでアルバイトしてるの?」
一生夏休み「週2日フルタイムで、オフィスの清掃のアルバイトをしています。友達とか年上の人とかもいるんで、いろいろ話が聞けて面白いです」
さかた校長「あー、そうだよな」
こもり教頭「書き込みでも『バイト先で色んな人に出会って世界の広さを知りました。』って書いてたもんね」
一生夏休み「そうですね」
さかた校長「週2フルタイムでみっちり働いてるけど、家で勉強してる以外の時って何してるの?」
一生夏休み「美大の予備校に通っているので絵を描くんですが、そこに週3日行っています」
さかた校長「じゃあガッツリ行ってるね!」
一生夏休み「そうです。結構1週間忙しいんです(笑)」
こもり教頭「そこも利点だったりするよね。勉強する時間は自分で作らなきゃいけない、っていう、自己管理っていうところがものすごく大切になってくる。でも、それ以外のフリーなところは、自分のために使える時間がすごく多いっていうのはいいよね。美大の予備校は大変?」
一生夏休み「大変ですね」
さかた校長「美大、俺は漫画の知識しかないけど(笑) でも週3美大の予備校に行ってて、将来的には美術系の仕事に就こうと思ってるの?」
一生夏休み「そうですね。将来的には美術の方向から建築士になりたいなと思ってます」
さかた校長「おお! 元々持ってた夢?」
一生夏休み「そうです。ずっと小学生の時から思っています」
さかた校長「建築士になりたいきっかけはあるの?」
一生夏休み「(テレビ番組の)『ビフォーアフター』あるじゃないですか。あれがめっちゃ好きで…(笑)」
さかた校長「おお(笑)」
こもり教頭「匠の技ね!」
<BGM ♪ TAKUMI/匠>
こもり教頭「これ!!」
さかた校長「とにかく吹き抜けがすごいんだよね」
一同笑い
こもり教頭「そういうのを見て刺激もらってなりたいなと思ってたんだ?」
一生夏休み「はい! そうです」
さかた校長「家の建築をしたいなと思ってるの?」
一生夏休み「家とかも興味があるんですけど、音楽が好きなので、スタジオとかホールとか作る建築がいいなと思ってます」
こもり教頭「(拍手)」
さかた校長「なんということでしょう…! 音楽がゼロから生まれるきっかけとなる場所がスタジオだからね!」
こもり教頭「ダンススタジオも作ってよ! 空間が広い、床が固くなくて、膝と腰に来ない…」
さかた校長「お笑いの劇場も作って欲しいな…」
一生夏休み「(笑)」
こもり教頭「でも、造りはホールに限りなく近いからね」
さかた校長「正直、演劇とかいろんなことができるような、そういうスタジオも手掛けて欲しいな」
一生夏休み「はい」
さかた校長「すごく充実した感じが伝わるけど、通信制の高校に行ってて、どういったところが“ いいな、楽しいな”というところかな?」
一生夏休み「校則がないので、髪を染めたりとかが楽しいです」
ちなみに、RN 一生夏休みの髪はインナーカラーを青に染めているのだそう。
さかた校長「でも、すごい充実してて、きらめいてる感じが話し声からも伝わるね」
こもり教頭「そうだね。自分と向き合ってるからこそ、自分の可能性にもより期待できるよね」
一生夏休み「そうですね」
さかた校長「そう考えると、改めてラジオネームの“一生夏休み”がドンピシャな気がしてきた」
一生夏休み「(笑)」
こもり教頭「ずっと何かを求めてる、あのワクワク感! 何でもできちゃうんじゃないか、っていうあの自由感!」
さかた校長「いろいろと、通信制高校の今の状況も聞けて、俺は実情を知らなかったからすごく勉強になった。選択肢の1個として、今聴いてて悩んでる生徒たちのヒントとか手助けとかになると思ったよ。一生夏休み、ありがとね!」
こもり教頭「ありがとう!」
一生夏休み「はい、ありがとうございます!」
ここでお知らせ!
来週金曜日の『学校運営戦略会議』に、さかた校長も仲がいいバンド、Wiennersから、玉屋2060%先生が来校!!
楽しみに待っていて欲しい!
さかた校長「さぁ今日は9月の第1金曜日! 毎月1週目にお届けするのは…! 『FAXヒーローズ』!!!!」
こもり教頭「SCHOOL OF LOCK! は、世界一FAXを大切にしている学校です! 毎月、届いたFAXの中から月間MVPを決めて、月に1回、表彰しています!」
さかた校長「そして今月も、月間MVPに選ばれた生徒には、貰った生徒だけが正体を知れる謎の物体、カリカリくんをプレゼントしていく!」
<シーン…>
こもり教頭「あれ? 今日カリカリくん、いないね。いないの?」
さかた校長「嘘だろ? え? ちょっと何?(だんだん校長の声がカリカリくんに…) これどういうこと!?」
こもり教頭「(爆笑)」
さかた校長(カリカリボイス)「待っ…、はぁ!?」
こもり教頭「校長が! 校長プレゼント?」
さかた校長(カリカリボイス)「未来の鍵を握るラジオの中の学校、SCHOOL OF LOCK! …ちょっと待って(声が戻る)」
こもり教頭「あ、校長だ」
さかた校長「危な! 喉ぼとけごと乗っ取られたんだけど!」
こもり教頭「もうアウトだったよ(笑)」
さかた校長「何このカリカリくんの技術! 乗っ取られそうになったけども」
こもり教頭「機能? 能力? いよいよ、校長も教頭もわからなくなりました。なので、届いた生徒は絶対に正体を明かしちゃダメだよ! 友達に話したりSNSに上げたりしちゃダメ!」
さかた校長「うん、乗っ取られる!」
こもり教頭「そうだね、怖いね」
さかた校長「そして今月のカリカリくんは…、ここにあるのよ。(カリカリくんボイスで)ここにあるけど…ぅわぁい」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長(カリカリくんボイス)「カリカリカリカリ…!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「おい、いい加減にしろよ! まぁ、(カリカリくんが)あるんだよ!」
こもり教頭「これ、欲しいね」
さかた校長「“欲しい”という言い方は、まぁ合ってるか。バンズ先生がね…」
こもり教頭「ああ、そうだね。最近、“バンズ先生”っていう感じ」
さかた校長「今までで一番いいかも! そんな気がするね。すごい生活に寄り添ってる」
こもり教頭「そうだね!」
さかた校長「一体、これが誰の手に渡るのか!? 8月に送られてきたFAXをチェックしていきましょうか!」
こもり教頭「はい! 今月は僕がMVP決めますね!」
さかた校長「今月は夏休みもあってか、すごくたくさんのFAXを届けてくれて、みんなありがとう! いいのがありますけど…、8月4日が誕生日だったもので、いろんな生徒たちからたくさんの『お誕生日おめでとう』のFAX、ありがとう! 嬉しいよ!」
こもり教頭「校長のFAX多いよね! あとこれも嬉しいな。RN 杏薫(キョウカ)が送ってくれた、“メロンパン論争”の(FAX)」
さかた校長「もう忘れちゃったよ。表で食べるか、裏から食べるか」
こもり教頭「ボコボコを下にするか、上にするか論争。結局これ、全員の職員に聞いたところ、さかたさん以外全員下で食べるって言ってたよ」
さかた校長「そんなわけねーだろ。表を(上にして)普通に食べる。それがメロンパンだ。俺メロンパンに聞いたもん」
こもり教頭「そうなんだ」
さかた校長「(カリカリくんボイスで)“普通に上が表っす”って。“カリカリしたところが、上ー!”って、(校長の声に戻って)言ってたもんね。メロンパンだけにぃ、とか言ってた気もするし」
こもり教頭「(爆笑) あと、これも好きだったな。『さかた校長HBD(ハッピーバースデー)』 RN 月とピエロが描いてくれたの!」
さかた校長「画力が素晴らしいね!」
こもり教頭「ASIAN KUNG-FU GENERATION先生のね」
さかた校長「そのジャケットの中村先生に似せた(絵)ね。素晴らしいよな!」
こもり教頭「ね、すごい、いい! …これは何だろう? 『荒野を歩け』と、『ソルファ』と、『マーチングバンド』かな?」
さかた校長「あー、そうだね! これは『ソルファ』かもね! いやぁ、いいね!
…本当に、紹介しきれないくらいの、いっぱい種類のFAXをありがとう!」
こもり教頭「月間MVPを発表してもいいかな! 行きましょうか!」
8月のFAXヒーローズ月間MVPに輝いたのは…
RN パスタパン!!!!
<イェーーイ!!>
こもり教頭「決め手は、8月はバースデーマンスということで、『Happy Birthday! NORIさん(ノリさん、誕生日おめでとう)』と!」
さかた校長「…本当にそうです」
こもり教頭「僕がインスタで上げたツーショットを絵にして送ってもらって」
さかた校長「ノリは(誕生日が)近いですからね」
こもり教頭「今いるから、喜んでる。…あ、ノリ泣いてる! このコロナ禍というのもあって、楽しいことがすごく減ってるじゃないですか。その中でも誕生日を迎えるっていうのは素晴らしいことだし、みんなで祝えるっていうのはやっぱり嬉しいことだと思ったので、これを送ってくれたパスタパンに月間MVPをプレゼントしたい!」
さかた校長「パスタパン! ありがとう! この瞬間を、ぜひノリからも写真で閉じ込めてもらいたい!
ということで、今月のカリカリくんは、RN パスタパンにプレゼント!!」
さかた校長(カリカリくんボイス)「あー、パスター、ありがとー! カリカリ…」
こもり教頭「あ! カリカリくんが初めてラジオネームを言ったよ!」
さかた校長(カリカリくんボイス)「RN パスタパン!」
こもり教頭「うわ、これすごい!! これ切り取って着信音にしたいよね!」
さかた校長(カリカリくんボイス)「『着信音』って古いな! おい、今はみんなLINEだろ? “ピロン!”で終わんねん!」
こもり教頭「すごい! 初めてLINEの効果音をカリカリくんがやった!」
さかた校長(カリカリくんボイス)「ちょっと待てや。LINEって“ピロン!”って合ってるか?」
こもり教頭「“ピコピコ”!」
さかた校長「(校長の声に戻って)“ピコピコ”!」
ここで、バンズ先生が笑った拍子に後ろの壁に頭を打つというアクシデント!
さかた校長「漫画みたいなことになって(笑) お前さ…(笑)」
一同笑い
さかた校長「パスタパン、ありがとうな! おめでとう!」
こもり教頭「おめでとう!! そして、このFAXもたった今、Twitterにアップしました!
さかた校長「FAXを送ってくれたみんな、本当にありがとう! 今月もFAX待ってる!!」
聴取期限 2021年9月10日(金)PM 10:00 まで