『 更新だー!
更新だ更新だ
更新更新更新〜! 』
とーやま校長「号外だー! 更新だ更新だーー!!」
あしざわ教頭「めちゃくちゃテンション上がってなんか配ってる! どうしたんですか!」
本日ついに、9年の時を経て、誰もが待ち望んだ、あの用語集が……
とーやま校長「更新だーーーーーーーー!!!!」
あしざわ教頭「校長、あおりすぎですって(笑) そんな待ってました?」
とーやま校長「掲示板見てないの? 定期的に生徒のみんなあおって来てたからね!」
あしざわ教頭「確かに来てはいましたね。ついに更新されるんですね!」
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!を聴いていて分からない言葉たちが全部載っているからね!
SCHOOL OF LOCK!の職員たちが時間をかけて調べてくれて、あ行からわ行まであるんだけど……。
例えば、は行の『勉強中の小袋』。これ分かる?」
あしざわ教頭「全然分からない!」
とーやま校長「これは、わりと最近。全部ちゃんと職員が解説してくれてるからね」
『勉強中の小袋』とは…
2018年12月31日「平成最後の年越しスペシャル」で、生徒にお年玉としてプレゼントしたラッキーバックに入っていた「きゅうりのキューちゃん」の説明を読み間違えた教頭の言葉。
本当は勉強中の“小腹満たしにぴったり”というやつが、“勉強中の小袋満たしにぴったり”と言って、職員全員が苦笑い。
あしざわ教頭「覚えてない(笑)」
とーやま校長「これマジで面白いな(笑)」
あしざわ教頭「か行の『掛布』に関しては、掛布選手の説明だからね。俺の十八番のモノマネって書いてありますけど(笑)
平手友梨奈ちゃんがGIRLS LOCKS!で言っていた『恐喝』とか載っているし、全く覚えていないやつもありますね」
とーやま校長「た行の『トゥクーン』。
恋に落ちた瞬間や、好きという感情を刺激された時の心の状況を、生徒がこの言葉で表現した“ハートがトゥクーン!”という感じで使われることが多い。
これは、1日しかやってない授業で、そういうのが載ることがある!」
他にも、RAP LOCKS!名物『Rちゃん!』や、校長が名付けた教頭のあだ名(「しぶちん教頭」、「スケコマシ教頭」)などなど…。
とーやま校長「でね、この用語集が今まで更新されなかった原因は『用語集随時更新委員会』が無かったからだと思うんだよ!
ということで、『用語集随時更新委員会』を発足いたします!」
そして、生徒のみんなからも「追加してほしい用語」「を随時募集します!
あしざわ教頭「用語集のページに応募フォームが出来たので、そこから追加したい用語とその用語の説明文を書いて送ってきて下さい!」
とーやま校長「そのメールが『用語集随時更新委員会』に届くから随時更新していく!
ちなみに用語集は間違えている可能性も全然ある!」
あしざわ教頭「そんなことあるの!?」
とーやま校長「9年も経ってるから、職員の入れ替わりもあるからね!
そのへんの指摘も応募フォームから送って欲しい!」
あしざわ教頭「どんどんより良くしていけばいいってことですね」
とーやま校長「みんなで作っていこう!」
あしざわ教頭「生徒のみんなも『用語集随時更新委員会』の一員ってことですね!
さあ、本日も参りましょう! 起立、礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭「叫べーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
♪ 海の幽霊 / 米津玄師
とーやま校長「改めて聴くと、この曲すごい曲だね!」
あしざわ教頭「米津先生の心の底から出ている気持ちなのか、新しい世界なのか…」
とーやま校長「今までの曲もそういう曲はたくさんあったかもしれないけど、なかった曲でもあるし…」
米津先生の新曲「海の幽霊」は、6月7日金曜日公開のアニメーション映画『海獣の子供』主題歌!
あしざわ教頭「YouTubeでも映像が観れますけど、すごかった! めちゃくちゃ綺麗!
とーやま校長「米津玄師先生はのSCHOOL OF LOCK!に何度も来てくれていて、生放送中にピザのデリバリーを頼んで米津先生がピザを食べて『熱っ!』っていうくだりとかも用語集に載って…ないか!」
あしざわ教頭「なかったですね」
とーやま校長「そういうのも”載せてほしいです!”っていう希望があればメールで送ってくれたら随時更新していきたいと思ってる! 米津先生、またピザ食べに来てください!」
あしざわ教頭「ピザ食べに来てくださいだとお店みたいですよ(笑)」
今週、火曜日に『自意識過剰保健室』という授業をやりましたが……。
あしざわ教頭「書き込みを一つ紹介させてください」
■ まだ自意識過剰すぎるのだろうけど
自意識過剰逆電今年もやるのですねっ
去年私も逆電させてもらったのですが、それがキッカケで、「ごんたどうした?」と言われるのが怖くて10年間同じ髪の長さで同じ結び方だった
とーやま校長「そんなごんた*には、『今日、すれ違った人、みんな覚えてないよね』というような言葉を届けさせてもらったんだよね」」
そんなRN ごんた*でしたが…
私は、なんと髪を下ろして学校へ行くという偉業をなすことができました。笑笑
まあやっぱ「どうした!?」とは言われましたが笑笑
前履けなかったスカートも、ごくごくたまには履けるようになったし、
少しは自意識過剰が薄らいできたのだったら嬉しいです
女性/17歳/北海道
2019-05-28 18:29
とーやま校長「自意識ってそんな劇的に変わることはないはずで、ゆっくり時間をかけて変わっていくものだから、徐々にいいと思うし、
こうやって良い報告を聞いたりすると、他の人も”自分も少しずつ変われるんじゃないか?”って思えるはず!」
あしざわ教頭「仲間たちが続いていったら嬉しいですよね」
とーやま校長「ごんた*ありがとう!」
あしざわ教頭「学校掲示板には、その日のテーマに関係ないことも書き込んでいいので、報告できるタイミングで書き込みをくれたら嬉しいです!」
とーやま校長「もう1人! 1年前の『自意識過剰保健室』で逆電をした生徒、兵庫県、15歳、女の子、エナヤについて!」
RN エナヤは、スカートとか女子っぽい格好をしたいけど、周りの目が怖くてできないという症状の生徒でした。
とーやま校長「恥ずかしいのは最初だけ。まずは足元からとか、徐々にグラデーションで変えていこう! っていうことを伝えたんだけど…」
■ お久しぶりです
1年前のこの授業で逆電したエナヤ⭐です
実は校長教頭に言いたいことがあります
逆電欲しいです
女性/15歳/兵庫県
2019-05-28 13:10
とーやま校長「なんだろう。用語集どうなってるんだっていうことを言いたいのかな?」
あしざわ教頭「そっち?(笑) ちょっと聞いてみたいですね」
とーやま校長「電話してみよう! もしもし!」
兵庫県 15歳 女性 エナヤ 高校1年生
エナヤ「もしもし」
とーやま校長「久しぶりだね! 高校生活はどう?」
エナヤ「楽しいです!」
とーやま校長「友達とかできた?」
エナヤ「できました!」
とーやま校長「良かったじゃん! エナヤは1年前に『自意識過剰保健室』で逆電したときのこと覚えてる?
女子っぽい格好ができないって書き込みをくれたけど、その後、スカートを買えたって報告してくれたよね」
エナヤ「はい!」
とーやま校長「で、今日は言いたいことがあるってことなんだけど…スカートの良さを俺と教頭に教えてくれるってこと?」
エナヤ「いや、違います(笑) 校長や教頭や掲示板の皆さんに背中を押してもらって勇気を出して買えたスカート、売っちゃいました…!」
あしざわ教頭「えっ! 何があったの?」
エナヤ「恋の事情というか…」
とーやま校長「ん? どういうこと?」
エナヤ「そのときに付き合っていた人がいて、自分が女子みたいな格好をしたいっていうのもあったんですけど、2人で遊んでいるときに男友達って間違えられることがよくあったから、
彼氏のためにも女子っぽい格好をしたいなって思ったんです」
とーやま校長「めちゃくちゃ可愛いじゃん!」
エナヤ「でも、その彼氏と別れちゃって……。嫌な思い出になっちゃったなっていうのもあって」
とーやま校長「じゃあ、1回も履かなかったの?」
エナヤ「家の中では履きました」
あしざわ教頭「その彼の前では履いてないんだ」
とーやま校長「そのスカートを売ってしまうっていうのは分かるんだけど、スカート履きたいっていう気持ちはあるわけじゃん。新しいスカートを買ってみようっていうのは…?」
エナヤ「ないですね」
とーやま校長「それは、今でもモヤモヤしたものがあるから?」
エナヤ「高校でバレー部に入って髪の毛を短くしたので、スカート履くとバランスがおかしくなって、知っている人もそうだし、知らない人とすれ違うときに“えっ?”って感じで見られるのが嫌だなっていうのがあって買えないでいます」
とーやま校長「1年前に話をした気持ちと、同じところに気持ちがあるってことだね」
あしざわ教頭「なるほどね…」
とーやま校長「おそらく、俺や教頭や他の生徒に対してちょっとだけ後ろめたい気持ちもあるってことだね」
エナヤ「はい」
あしざわ教頭「俺らに対して後ろめたくは思わなくていいよ! 生徒みんなも、スカート売っちゃったのかよーとは思ってないからね。
バレー部だって、バレーがしたくて入ったわけでしょ?」
エナヤ「はい!」
あしざわ教頭「エナヤは自分のやりたいことをやっているんだから、全然気にしなくていいよ!」
とーやま校長「アクション、行動ですよ。1回そこに行ってみて、結果違うなぁって思ったわけじゃん。それが大事だと思うんだ。
何もやらずにいるのが一番よくないからね。行動した上で違うなって思って引き返してきているわけで。俺はスカート推進委員会委員長でもないし、今は履きたくないんでしょ?」
エナヤ「履きたくないですね」
とーやま校長「うん、それで構わないよ! 生きていくってそういうことの連続だからね」
あしざわ教頭「いつかバレー部を卒業して、またスカート履きたいなって思ったら行動すればいいんだよ!
それまで女の子の格好をしてみたいっていう欲を貯めておけば、めちゃくちゃ綺麗になれるかもしれないよ!」
エナヤ「はい! 今は気持ちの整理もついていないし、スカート見るだけでウーンってなっちゃうけど、それを頑張って克服して、また買いに行ったりできるようにしたいです!」
とーやま校長「そういう気持ちになったときで良いよ。自分を責める必要は一切ないから!」
エナヤ「ありがとうございます!」
とーやま校長「それじゃあ、最後は一緒に挨拶してお別れしよう!」
エナヤ「はい!」
あしざわ教頭「起立、礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・エナヤ「また来週〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」