LiSA「今月もあっという間に4日目の登校になってしました!現在ツアー中の私ですが、今週末は川崎市スポーツ・文化総合センターでライブが控えています。生徒の中にも来てくれる人いるのかな〜。あっという間に中間地点くらいに来てますね。」
LiSA「登校最後の授業はこちらをお届けします!」
『LL逆電』
LiSA「LiSAが生徒の声をListen!する授業「LL逆電」!今夜は、[LiSA 掲示板]に書き込まれたメッセージの中から、気になる生徒の声をListen!していきたいと思います!まずは書き込みを紹介します!」
私は高校でかるた部に入って競技かるたを始めたのですが、
まだまだ試合で勝てません…。
負けるといつも悔しい気持ちと情けない気持ちでいっぱいになって、
むいてないのかなって思ってしまいます。今度また大会があるのですが、
早くも不安でいっぱいです。頑張れるように応援してくれませんか?
あんみゅ
女の子/16/東京都
女の子/16/東京都
LiSA「ということで電話しちゃいましょう!」
TEL〜
LiSA「もしもし!」
あんみゅ「もしもし!」
LiSA「こんばんは!書き込みありがとう、色々お話聞かせてね!」
あんみゅ「はい!」
LiSA「もう大会前なんだ?緊張でいっぱいだね」
あんみゅ「ほんとにすごいあがり症なので…」
LiSA「そっかそっか、競技かるたをやってるんだよね?何で競技かるたに興味を持ったの?」
あんみゅ「なんとなく体験入部に行ったんですよ。そしたら先輩に「筋がいいね」って褒められて。それでちょっと調子乗っちゃって始めちゃったんです」
LiSA「でも大事なきっかけだね。褒めてもらって「私にもできるかも」って思えるなんて」
あんみゅ「はい」
LiSA「初めてみてどうだった?」
あんみゅ「最初は札が全然取れなくて、あまり楽しくなかったんですけど、最近はだいぶ取れるようになってきて、勝てなかった人たちにも勝てるようになってきて楽しくなってきました」
LiSA「すご〜い!すごいね!始めてどれくらいなの?」
あんみゅ「まだ5ヶ月くらいです」
LiSA「5ヶ月でもう勝ってるんだ!やっぱ筋がいいんだよ」
あんみゅ「だといいんですけど(笑)」
LiSA「競技かるたって、それこそ『ちはやふる』でみんなにもなんとなくこんな感じだろうなってイメージしてもらえてると思うんだけど、試合では和装するんですか?」
あんみゅ「いやいやいや」
LiSA「え!しないのー!?」
あんみゅ「しないですよ〜(笑)するとしたら文化祭くらいです」
LiSA「あ、そうなんだ!あれはじゃあ衣装なんだね。試合をする時に必ず着るわけじゃないんだ。知らなかった、勉強になります」
あんみゅ「試合する時、みんなジャージですよ」
LiSA「え〜、和装しようよ!(笑)」
あんみゅ「(笑)」
LiSA「でもほんとスポーツなんだね!音を聴いて、上の句から想像して札を取るわけじゃない。反射神経と運動能力と、鍛えるものがいっぱいありますね」
あんみゅ「そうですね」
LiSA「ちなみにどんな練習をするの?」
あんみゅ「自分の陣地に並べらる札の場所を覚える練習とか、読まれた札を早く取る練習とかです」
LiSA「じゃあ札は全部暗記してるってこと?」
あんみゅ「そうですね」
LiSA「うわー。脳みそ使って、神経使って、筋肉使って、色々練習しなきゃいけないから大変だね」
あんみゅ「大変です」
LiSA「[あんみゅ]ちゃんから見た、この人強いなって人は、どこがズバ抜けてるの?」
あんみゅ「やっぱり反応速度ですね!音聴いてすぐに「パンッ!」って取って、手が出ないですね」
LiSA「なるほど、でも目の前で気合い入った人に、「パンッ!」ってやられるとちょっと怖くない?」
あんみゅ「怖いです〜」
LiSA「そうだよね。私だったら、目の前でじ〜っと見られてるだけでも、怖くてウサギみたいになっちゃうね(笑)」
あんみゅ「(笑)」
LiSA「精神力も必要だし、大会でどんな人にあたるかも分からないもんね。これまでに大会には何度も出てるの?」
あんみゅ「まだ数回しか出てないんですけど、それなりには出てます。高校生だけの大会とそうじゃない大会とがあって、両方出たことがあるんですけど、小学生にあたったことがあるんです」
LiSA「小学生!?え、ちなみにそれ結果聞いてもいい?」
あんみゅ「負けちゃいました…」
LiSA「なんと!」
あんみゅ「うう〜(泣)」
LiSA「小学生すごいね!」
あんみゅ「小学生怖いですよ(笑)」
LiSA「そっかあ。歳の大きさじゃないんだね。でも小学生に負けるのちょっとショックだね」
あんみゅ「そうなんです」
LiSA「でもその分、もっと頑張んないとね!」
あんみゅ「はい」
LiSA「その小学生もどんどん強くなっちゃうかもしれないからね」
あんみゅ「うわ〜」
LiSA「好きな札ってあるの?」
あんみゅ「ありますよ!」
LiSA「教えて教えて!」
あんみゅ「「しのぶれど〜」って詩があって、”自分が相手を好きな気持ちは、隠してるけど隠せてなかった”というような詩で、もうキュンキュンしますね」
“しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
ものや思ふと 人の問ふまで”
ものや思ふと 人の問ふまで”
LiSA「うわ〜!じゃあもうそれは絶対に取ろう!意地でもそれは取ってやるって気持ちを自分に一つ掲げて試合行こ!」
あんみゅ「はい!」
LiSA「それはじゃあ私とこっそり約束ね!」
あんみゅ「約束です!」
LiSA「よっしゃ!じゃあ試合に勝ったらまた報告してね!で、その句も取ったら教えて!」
あんみゅ「はい!」
LiSA「せっかくなんで、好きな人ともその句みたいに、想いを隠さず楽しんでください!思いっきりやっておいで!」
あんみゅ「思いっきりやってきます!」
LiSA「頑張ってね!ばいちーっ!」
あんみゅ「ばいちっ!」
〜TEL
M ジェットロケット/LiSA
LiSA「[あんみゅ]ちゃん、めちゃくちゃまっすぐでしたね。ぜひ、貫いてほしい!そんな気持ちをこめてこの曲を選びました。初めて競技かるたのお話聞いたんですけど、すごく興味が湧きましたね。私も好きな詩ほしいな。私の歌詞もいつかならないかな!(笑)」
LiSA「今月も聴いてくれてありがとう!それでは私とはまた来月!LL教室の講師、LiSAでした!今日もいい日だっ!ばいちっ!」