我が校の1週目ガールズ・剛力彩芽ちゃん、今月の登校も今日が最終日です。
今夜は[ 学校掲示板 ]のカキコミをひとつ紹介します。
誰かに聞いてほしくて書き込みました。
私、中学の時クラスの男子に、外見のことなど陰口を言われたことがありました。
それ以来、コンプレックスになっていて、なかなか人と上手くコミュニケーションがとれません。
でも、そんな自分が嫌で、変わりたいと思ったし、やりたいこともあったので、思い切って今は東京の大学に通っています。
一年経ちましたが、特に変わることができていません。
バイトする勇気も出ず、大学の友達ともなかなか仲良くなれないんです。
いつまでたっても前に進めず、ダラダラしてる自分が嫌になります。
三日月スープ
女/17/宮城県
女/17/宮城県
・・・毎月必ず、何かに悩んでいる生徒のカキコミを拾って、メッセージを届けてくれている剛ちゃん。
今夜はこの三日月スープちゃんの悩みに寄り添ってみます。
「そっか…でもさ、東京の大学に来れるって相当な勇気がいると思うんだよね。自分の地元にもなかなか帰れなくなるだろうし、1人暮らしだろうし。
それを考えたら三日月スープちゃんはもっとできる気がするんだけどなぁ。
東京にくる1歩を踏み出せたのなら、そのままの勢いでもう1歩踏み出せた気がするけど…もしかしたら自分1人の行動はできたけど、人対人ができないのかな。
でもさ、このコンプレックスになった出来事はもう中学生の時の話であって、大学の人や、東京の人は三日月スープちゃんを知らない人ばかりでしょ?
これから知っていく子のほうが多いんだから、新たにコミュニケーションを取っていきやすい環境にはあると思うんだけどね。
なんだろうな…私も小学校の頃は人見知りで、人と話すのが苦手っていうか、自分の意見が合ってるかが心配で発言ができない子だったんだよね。
その理由はわからないけど、本当にその頃は自分の意見が言えなくて、逆に他人の意見は気にしないようにできたんだけど、自分から何かを言うことができなかったなぁ。
でも今は自分の思ってることを言える仲間がたくさんいて、すごく楽なんだよね。だから人前にいる自分が年々幼くなってる気がするの。
だから、家族以外に甘えられる人ができてすごく楽になったなぁって思います。たぶん三日月スープちゃんは自分が1歩引いてる部分があると思うの。
『 私絶対こういう風に見られてるから、こう思われちゃうかも 』って考え込んじゃうところがあると思うから、まずは自分から相手に興味を持ってみるっていうのはどうかな?
あと、自分が好きなモノと共通なモノが好きな人っていうのは本当に仲良くなりやすいよね。大学に入ってもう1年経ってるから、今からどこかサークルに入って、とか、
自分から声をかけてそういう人を見つけるっていうのはなかなかハードルが高いから、バイトを始めてみるのはどう?
バイトだったら新しいことを始めるきっかけとしてはスムーズに入っていきやすいし、新しい環境なら新しい人間関係を作りやすいから。
だからもし自分が好きなものをバイトにできたらすごく素敵だよね。例えば音楽が好きだったら音楽ショップでバイトしてみるとかね。
自分が好きなものなら入っていきやすいし、共通の好きなものを持った人にも出会いやすいと思うし。さらに好きなモノの前だと自分も自然でいられる気がするよね。
うん、まずは自分が夢中になれるものを探そうよ。あ、このメッセージに書いてある『 やりたいこと 』って何なんだろうね?
そのやりたいことが自分の新しい世界を開くカギになるのであればそれが一番いいよね。
あとね、『 こういう自分が嫌 』とか思っちゃダメだよ。まずは自分が自分を好きにならないと、周りの人にも好きになってもらえないからね。
自信を持つってすごく難しいけど、それよりも自分のことを好きになるほうが簡単な気がしない?
私も昔は自分のことが嫌いだったけど、自分のことを好きになれるようになってから毎日が明るくなっていったから、三日月スープちゃんもきっとできるよ。
私も、そしてこの学校もそばにいるから大丈夫。一緒にがんばっていこうね」
Ｍ Let It Go 〜ありのままで〜 ／ May J.
先月、松たか子さんバージョンをオンエアしましたが、今月はMay J.さんバージョンをオンエア。
剛ちゃん、この曲が本当にお気に入りだそうです。
ありのままの自分を見せることってすごく難しいですけど、それをしない限り誰かと本当に仲良くなることはできないと思います。
三日月スープちゃんも、東京に出て来るための勇気の一歩を踏み出せたから、ここからまた勇気を出してまた一歩、また一歩と進んでいって欲しいです。
三日月スープちゃん、またいつでも[ 学校掲示板 ][ GIRLS掲示板 ]にカキコミしてね。
それでは、今月の登校はこれにて終了!
来月は6月2日の週に登校します!
ばいばーい!
