Eve「SCHOOL OF LOCK! の生徒の皆さんこんばんは。異文化の講師、Eveです。今夜はEve LOCKS! 初のゲスト講師、ヨルシカのsuis先生に来ていただきました〜!よろしくお願いしまーす!!」
suis「よろしくお願いしまーーす!!」
Eve「大丈夫ですか?緊張してる?」
suis「どう、どうですかね、、、笑」
二人「ハハハハハハ!!笑」
suis「あの、ヨルシカ、こうして一人でですね、出張初めてなんですよ・・・だいぶ、もう、、ああ・・・」
二人「アハハハハハハハ!!笑」
Eve「これ多分でもみんなに伝わってると思う。相当緊張してるから、お互い。」
suis「このゲラを、ちゃんと入れて欲しいですね、笑」
Eve「アハハ、笑 そうだね、確かにね。」
M 踊ろうぜ / ヨルシカ
Eve「ヨルシカは、ボカロPとしても活躍しているコンポーザーのn-bunaさんがボーカルsuisさんを迎えて結成したバンドなんですが、今日はそんなヨルシカのsuisさんにきていただきました。昔からすごく好きで聴いていたので、単純にファンなんですよ、笑」
suis「ありがてーです。」
Eve「あとは、suisさんが話してるのとか聞いたことない人が多いと思うので、いろいろ聞いていきたいこともあるんですけど、僕はボカロから音楽に入って“歌ってみた”というカバーをやってきた、で、そこから自分の曲を作り始めて今活動をしているんだけど、そういう存在っていうのはsuisさんからしたら特殊じゃないですか。」
suis「カバーの文化、ですよね?」
Eve「そうそう。どう見えてるんだろうなーとかは、ひとつ気になったりとか・・・」
suis「あ、でも純粋にヨルシカを始めた時から、ヨルシカが初めて歌った場所だったので、セレクト、ディレクション、ミックスしてくれるエンジニアさんがいるじゃないですか、でも“歌ってみた”をされている方って、基本的に自分で選んで自分でミックスして、技術がいることを全部一人でやったり、他の人に頼むために人脈を作ったりとか、その部分がsuisからしたらできないことなので、素晴らしい異文化だなと。」
Eve「なんか、ヨルシカってライブとかもほとんどされてなくて、素顔とかも出してなくて、どちらかというとインターネット、YouTubeとか配信とかでみんなが聞いてくれているじゃないですか。」
Eve「だけどsuisさんはそういうところにはいない。SNSとかもやってないし、それがなんかすごく見えるというか、特殊。異文化だなと思ってるんですけど、suisさんから見て異文化だなと思うこととかありますか?」
suis「そうですね・・・ヨルシカを始めるまでは、ただの生活をする一人の人間でしたので、“ステージに立つ”なんて思わないじゃないですか。」
Eve「思わない。」
suis「ヨルシカになってから、人の前に立って何かをするっていうことが、自分にとっては、やってはいるんですけど、すごい異文化だなっていうのは魂で感じています。」
Eve「魂で感じている?笑」
suis「はい、笑」
Eve「まあでも、僕もちょくちょくライブはやってますけど、あまり表に立ってやる感じではないので、そういう部分では近いものを感じるところもあるんですよ。」
suis「そうですね。でも私は、出会った瞬間から…」
Eve「出会った瞬間から」
suis「同じ空気を…笑」
Eve「笑」
Eve「ちょっと内気な感じとか、こもり気味な感じとか、」
suis「ライブをバンバンやらないとか、素顔をあまり出さないとか、ネットをメインで活動するっていうところでいうと、結構Eveさんとは近いのかなっていうのは思っていて、」
Eve「そうだね、似ている節もあるよね。」
suis「どちらかというと、Eveさんに対して異文化だなって感じるのは、“歌ってみた”の活動・・・あれって自分でお家で録るんですよね?」
Eve「そう。宅録で、家に格安機材があるので、笑 それで歌ってミックスして、自分の好きなタイミングで上げるっていうのをやってました。」
suis「それが、ぬるま湯育ちのヨルシカのsuisとしては、、、笑 suisとして初めてのレコーディングがスタジオで、精鋭の方達に負んぶに抱っこしてもらって声を出しているだけで済むんですよね、笑 己の力いらず、、、みたいな、笑」
Eve「なるほどね、笑 でもたしかに、そことかもちょっと全然違うかも。逆に僕はずっと家で歌ってたから、スタジオとかに入って、人がいるじゃないですか。それが最初結構考えられなくて。宅録でボソボソ歌ってたから、人目を気にせず歌ってたわけですよ。」
suis「そういうレコーディングスタイルだったりの異文化を感じているんですけど、今回ちょっと出張で来させていただいたので、私もEve先生の楽曲をカバー…」
Eve「マジすか。」
suis「ちょっと聞いてもらってもいいですかね?」
Eve「え、suisさんが歌ってくれたってことですかね、」
suis「歌いました!初めて“歌ってみた”に挑戦しました。」
M アウトサイダー / suis(ヨルシカ)
Eve「すーーーーーごい! ありがとうー!!」
suis「ありがとうございます。」
Eve「いやめっちゃびっくりした。」
suis「はぁー胃が痛いです…」
Eve「ハハハハハハ、笑…いやでもそうだよね。僕逆の立場だったらめっちゃ嫌だもん、笑」
Eve「これは、あれですか。今回のために家でレコーディングして?」
suis「家でレコーディングして、n-bunaくんがミックスしてくれました!」
Eve「うわー、n-bunaさんありがとうございます。いやほんとにすごかった!ずっと鳥肌が立っちゃってて・・・いやもうすごいよ!」
Eve「でもなんか、“歌ってみた”って、結構歌ってからわかることが多いかもしれない。僕もカバーをしてる時とか、この曲歌いたいなって自分の声を乗せて歌ってみたらなんか違うな、みたいな。で、ボツになるとか全然あるし。聞いてるのと実際歌ってみるのとじゃ全然違うよね。」
suis「違うです。“違うです”?笑」
Eve「違うですね、笑 ハハハハハ!。」
Eve「いやーめちゃくちゃ嬉しい、多分これ聞いてくれてるリスナーのみんなもめっちゃ嬉しいと思う。これはもう、ここだけのアレでいいですか?」
suis「はい。ここだけのアレでお願いいたします、笑」
Eve「アハハハハ!笑 独占してもいいですか?」
suis「よろしくお願いいたします。」
Eve「みなさん貴重ですよこれは!」
Eve「最後に、今週のEve LOCKS! エンドカードを紹介したいと思います。毎週募集をしているんですけど、今日はせっかくゲスト講師のsuis先生に来てもらっているので、一枚、今週のエンドカードを決めていただいてもよろしいでしょうか?」
suis「はい!選んでいいのでしょうか!?」
Eve「選んでください!」
suis「すごいですよ!全部すごくて、しかもこんなにきてるんだっていうのもびっくりして。それぞれの個性が輝いていて、いやあすごいなあ。」
Eve先生の「ドラマツルギー」のMVにでてくる さるくんをつくりました。
Eve LOCKS!を応援しているさるくんです。
Eve LOCKS!は私の日々の楽しみの一つです。これからも応援してます!
女の子/17歳/福井県
suis「これですよ!」
Eve「あーーーすごーーい!!」
suis「作ったんですよね、これ。」
Eve「これは、あれかなあ。作って、写真・・・」
suis「石を叩いて・・・」
Eve「石?石叩いたの?これ」
suis「粘土ですかねぇ、」
Eve「うん。でも実写だ。イラストじゃない。いつもとはまた違ったテイストで、すごいね。これ多分自分で作ってくれたんだろうね。」
suis「ちょっと大きさとか、この2体で違うのも素敵です!」
Eve「ありがとうございます。」
Eve「本日の授業も終わりの時間が来てしまったのですが、まだまだ聞きたいことがたくさんあるし、掲示板とかもね、今日、何も触れられていなかったので、来週もsuis先生と一緒に授業をしていきたいと思うのですが、大丈夫ですか?」
suis「・・・いいやで!」
Eve「なんて?笑 なんて言った? “いいやで”って言った?笑」
suis「”いいやで”!笑 ちょっと“いや”に聞こえたかもしれんな、笑 もっとちゃんと”ええやで”とかにしたほうがええかな、笑」
Eve「いや、笑 そんなに心配することは全くないけど、笑」
Eve「suis先生からねOKが出たので、来週もsuis先生と授業をしていきたいと思います。よろしくお願いします。」
suis「よろしくお願いしまーす!」
Eve「それではまた来週この教室でお会いしましょう。異文化の講師、Eve と」
suis「suisでした!」
M ドラマツルギー / Eve