聴取期限 2021年6月7日(月)PM 10:00 まで
ラジオの中の学校『SCHOOL OF LOCK!』。
この学校には、校長・教頭が毎日授業をする生放送教室や、アーティスト講師の教室、音楽室などなど、たくさんの教室があるんだ。
女子クラスとよばれるところもあって、毎月1週目から4週目まで、担当してくれる女子生徒のみんなもいてね。
でもたまに「5週目」がある月もあるんだ。そう、まさに今月5月は5週目がある!
そんなときは、女子クラスを大改造、リノベーション!!!
男子クラスを開設するんです!!!
今月5/31(月)からの4日間、男子クラスを担当するのは…【櫻井海音】くん!!!
どんな生徒なのかって??それはね……
あっ!来たみたい!!!
〈教室のドアを開ける音 ガラガラーッ〉
海音「いや、なんか教室に入ってみたら、ラジカセと『未確認フェスティバル2019 カモシタサラ』と書かれたカセットテープが置いてあってですね…。これを聴く算段になっているんですけど……。あれ…これ年齢かな、僕一度も人生で(ラジカセを)使ったことがないんです…笑」
カセットテープをラジカセに入れたいけど苦戦している様子、、!たしかに、普段触らないもんね!みんなはどう??
いろんなボタンを押したり、カセットを押し込んでみたりして、ようやく……!!!
海音「あっ!!あったー!!!笑 すいません、大変お待たせいたしました。笑」
〈再生ボタンを押す ポチッ〉
〈ラジカセから当時の『クリームソーダ』ライヴ音源が流れる〉
海音「うわ…!これめっっちゃ懐かしいかもしれないです……!約2年前の”未確認フェスティバル2019”の音源をいま聴いています。なんか、荒削りですね。感慨深いです。未確認フェスティバルに出場させていただいて、ファイナルステージの新木場スタジオコーストでライブをやったんですけど。そのときの記憶がすごい蘇ってきました。」
〈カセットテープが早送りになり…! ウィーン…!ガシャ! 〉
海音「あれから、2年。SCHOOL OF LOCK!に帰ってきました!!櫻井海音です!」
♪ クリームソーダ / インナージャーニー
海音「いやー、SCHOOL OF LOCK!にこういう形で戻ってこれて、すごく感慨深いです…!
海音「SCHOOL OF LOCK!には、女子生徒しか入れない女子クラスがあるとのことですが、ここは男子しか入れない男子クラス!今日から4日間、この教室に登校させていただくことになりました!よろしくお願いします!!!
とは言っても、4日間で10分ずつ、全部で40分ほどしか時間がないのですね!では早速、始めていこうと思います!」
海音「まだ僕のことを知らないという方もいると思うので、さっそく自己紹介をします。今日は僕のここまでの人生について、3つの年代にしぼって、話をしていきます。」
〈黒板に文字を書く音〉
海音「14歳という年齢は、僕がドラムを始めた年齢になります。あっ、その前にいうのを忘れてました!普段はインナージャーニーというバンドでドラムを叩いています。
ドラムを始めたのは、中学2年生の頃です。それまで僕はずーーっとサッカーをやっていて、年中さんくらいから11年間くらいサッカー選手を夢見ていたんですけど、中学に入学していいクラブチームに入って、なかなか試合に出たりとかができなくなってきたんです。そういうもどかしい時間が続いてたんですけど、そのときにバンドの音楽というものに出会いまして。その中で”ドラム、いいな”ってなっていきました。でもなかなか周りには言い出せず、ひっそりとやっていたんですよ。もちろんドラムセットもないので、コロコロコミックっていう分厚い少年誌をガムテープで巻いて、それをスティックでドラムを叩く練習をしていたりとか。」
海音「あとは中学校に軽音楽部みたいなものがあって、放課後のチャイムがなったらすぐに音楽室に駆け込んで、ドラムを叩くみたいな生活をし始めたのが14歳の頃ですね。」
〈黒板に文字を書く音〉
海音「14歳の頃からドラムを始めてコピーバンドもやってたんですけど、文化祭とかでしか演奏できる機会がなくて。でも、僕自身としてはドラムを始めた段階で”音楽で飯を食っていくぞ”ぐらいの気持ちがあったので、なんとかしてこの身内の環境から脱したいと思っていたときに、ちょうどその当時の音楽の先生が、卒業生の知り合いでサポートドラムを探しているという人がいる、ということを聞いたんです。で、“ぜひやらせてください!”ということで、高校3年生から武者修行じゃないですけど、サポートドラムとして叩いて…という生活を始めました。
その中で、自分の活動の中心となるバンドが見つかればいいなと思っていたんですけど、ちょうどそこで今のバンド“インナージャーニー”のボーカル・カモシタサラから“弾き語りの音源をバンドで録りたい”という連絡をもらったんです。最初はそのレコーディングだけかなー、と思ってたんですけど、サラちゃんがメンバーが知らないうちに未確認フェスティバルに応募をしていたんです!事後報告のように電話がかかってきて、“未確認フェスティバルに応募したら受かっちゃったからライヴ出てくれない?”って。笑 で、3次選考のライヴに出たら、うまいこと次に進むことができた、という…!」
海音「そもそも、その3次選考のライヴが、渋谷の“duo MUSIC EXCHANGE”っていう会場でやったんですけど、それが僕ら初めてのライヴだったんです。その当時は“インナージャーニー”っていう名前でもなく“カモシタサラ”っていうバンド名で、僕らはサポート、という感じだったので、まだバンドとして完成されてはなくて。で、2回目のライヴが新木場スタジオコーストという、くそ生意気なバンドなんですけど。笑 結果的にはグランプリとか賞はとれなかったんですけど、そこからいろんなところでライヴをやらせてもらったりという流れになったので……こうやってしゃべっていると、未確認フェスティバルの思い出がふつふつと蘇ってきますね…!」
〈黒板に文字を書く音〉
海音「今年の4月13日で20歳になったばかりなんですけど、未確認フェスティバルがあり、いろんな場所でライヴをやらせてもらえるようになって、バンドとしても徐々に注目されるようになっていったときに、僕個人でモデルの雑誌のお仕事が来て、初めてやってみて。そこから個人のお仕事も増えてきたんです。未確認に出た18歳から、20歳までの間は僕にとっては激動の時代で、実質1年半くらいのあいだに、個人としてもバンドとしても濃密な時間を過ごさせていただいて。
バンドとしても、EPを発売できたり、MVを出せるようになったり、この前もワンマンライヴをやらせていただいたりだとか。本当にバンドとしても成長しているなって実感しています。個人としても20歳になったというタイミングで、活動の変化を経て改名を先日発表しました。ずっとどの活動もローマ字表記で“Kaito”だったんですが、俳優としての活動は漢字表記で“櫻井海音”というフルネームに改名をしました。意味合いとしては、二十歳を迎えてここから俳優として前に進んでいきたい、ということがあります。あとは、音楽もやっているので、区別をするためでもあります。無事20歳を迎えられて、自分が14歳・18歳だったときに“将来こんな人になりたい”“こんな活動してたい”って思い描いてたことが、徐々にゆっくりと現実になっているので、すごく感慨深いですし、あっという間な時間だったなと感じてますね」
♪ 旅の途中 / インナージャーニー
海音「お聴きいただいたのは、インナージャーニーで“旅の途中”でした。いろんなことを思い出しながらひとりで喋っていると、世に出るきっかけとなった未確認フェスティバルを経て、SCHOOL OF LOCK!に戻ってきたということは、感慨深いなと思います。あらためて木曜日まであと3日間、よろしくおねがいします!!!」
聴取期限 2021年6月7日(月)PM 10:00 まで