（チャイム…ガラガラガラ…）

洋平先生「はい、こんばんは！ようこそ進路室へ！先週末、センター試験終わったそうですけど、お疲れ様でした！受験したアナタ！どうだったでしょうか？ここからが正念場ですから、束の間のあいだ一段落だと思うんですけどね…。先週は“頑張れ！頑張れ！”と熱いメッセージと生歌を贈りました。『今日は息抜きをしようよ？』と言われそうな気がしたので、先生もリラックスしようかなと思います。みなさんも本日はリラックスして聴いて頂ければと思います。僕にとっての息抜きは…“映画”です！映画のみです！映画以外は基本的にないです。お酒も飲まないし、タバコも吸わないし、『ロックバンドやっているのに、何が楽しみなんですか？』ってよく言われます（笑）人生楽しいですよ（笑）…ってことで今日は久々に映画の話！シンプルにオススメの映画を紹介します！」

（カッカッカッ）

洋平先生「最近オススメの映画は…『It Follows』」



洋平先生「これは、ここ数年で1番怖い映画でした。アメリカの映画なんですけど、内容はすごいシンプル。『It Follows』というタイトル通り『それは付いてくる』っていうそれだけです。僕は見た事ないんですけど、たまに追いかけられる夢を見るって人いるじゃないですか？とにかく逃げまくって、得体の知れない黒い影に追いかけられて、捕まった瞬間パッと起きるみたいな。“それを映画にしたんだ！”って監督が言ってて、『なんてヤツだって思いましたけど（笑）』でも、凄くうまく表現出来てるんですよ。追いかけ方がいやらしくて。遠くの方で人影が現れてだんだん、だんだん近づいてくる。これがめちゃくちゃ怖いんだよ！しかも毎回、対象物が違うんですよ。ある時は女の人…ある時は男の人…子供だったりもするし、おばあちゃんとかの場合もあるし。毎回違うから誰が追いかけてくる人か分からない。で、追いかけられて、最終的に捕まったら死んでしまうというストーリー。正直言ってそれだけの映画ではあるんです。ただ設定がとにかく斬新だなと僕は感じました。日本のホラーみたいに、呪いが感染していくみたいな。それと同じようなことが起こるんですよ。その感染方法は…ネタバレになってしまいますから言えないんですけど（笑）2時間くらいで終わりますから、受験生の方でも許される範囲内の息抜きだと思います。是非！是非！観てみてください。」



洋平先生「あとね“この映画知ってる？”というのがあれば、アレキサンドLOCKS!掲示板に書き込んでください。いつか、映画トークとか出来たらなと思ってますので、よろしくお願いします！」

M　Dracula La

洋平先生「この曲ね、80'sの要素が入っています。さっき紹介した『It Follows』も、そういう80's要素がムンムンでして、ちょっとレトロな雰囲気がありますので、この曲をかけてみました。で、その『It Follows』…気になって調べてみたら、R15指定でしたね（笑）なので、高校生以上しか観れません。オススメしておきながらなんですが(笑)中学生の人はもうちょっと待っててくださいね。」



洋平先生「さぁ、本日はこんなメッセージが届いておりますので紹介します。」

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■進路相談お願いします！
私は高校受験をします。冬休み前に学校で進路相談をしました！
私は第一志望校を受けたいし、絶対合格したいです。
でも、今のままじゃ点数が足りなくて行けません。
この前、担任の先生に「高校を下げた方がいいと思う。」と言われました。
でも塾での進路相談では「今は点数が足りないけど、最後までやってみればいい。」
と言われました。そう言われて、どうすれば良いのか分からなくなってしまいました。
洋平先生の言葉が聞きたいです！背中を押してください！

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洋平先生「なるほどね。先生2人に違うこと言われたらわかんなくなっちゃいますよね。ちょっと電話してみましょうか。もしもし？」



まっかなさくらんぼ「もしもし！香川県 14歳 RNまっかなさくらんぼです！」

洋平先生「初めまして！［Alexandros］の川上洋平と申します！まっかなさくらんぼちゃん、なんて呼んでほしい？“さくらんぼちゃん！”って呼ぶのも…（笑）」

まっかなさくらんぼ「じゃあ…さくちゃんで！」

洋平先生「じゃ、さくちゃんにしましょう！いま悩みを読ませてもらいましたけど…難しいね？」

まっかなさくらんぼ「はい」

洋平先生「ちなみにその高校を志望した理由って何ですか？」

まっかなさくらんぼ「私、ベース弾いてるんですけど、その高校には軽音楽部があって、入りたいなって思ってます。」

洋平先生「いいですね〜！ベースやってるんだ？ってことは［Alexandros］をコピーしたりは…？」

まっかなさくらんぼ「はい！してます！」

洋平先生「おぉ〜嬉しい！ありがとうございます！ただ、ベースなんですよね？」

まっかなさくらんぼ「はい。」

洋平先生「もしよかったらギターっていうね、パートもあったりするんで、是非是非（笑）」



まっかなさくらんぼ「はい（笑）」

洋平先生「そっか、そっか。同じバンドマン仲間としては応援したい所ですからね〜。」

まっかなさくらんぼ「ありがとうございます！」

洋平先生「今の時点で本当にどっちか分からない？」

まっかなさくらんぼ「やっぱり前からその高校に行きたいなって思ってたから、
最後まで頑張っていきたいなって思います！」

洋平先生「なるほどね！もう決まってるわけじゃないですか？」

まっかなさくらんぼ「はい！」

洋平先生「だったら絶対、そっちの方がいいと思うな。」

まっかなさくらんぼ「はい！」

洋平先生「ただこれって公立なんだよね？」

まっかなさくらんぼ「はい。」

洋平先生「私立とか受けないの？」



まっかなさくらんぼ「私立も受けます！」

洋平先生「じゃあ、安心だね！」

まっかなさくらんぼ「はい！」

洋平先生「と思うけどね（笑）」

まっかなさくらんぼ「ふふふ（笑）」

洋平先生「保険って言い方あんま良くないけど、一応私立合格しておいて、志望校に向けて集中する方が俺はリラックス出来るし、集中出来ると思うんだよね？だから、もし私立を受けないつもりだったら、私立受験をオススメしようかなと思ったんですけど…
僕の言葉全然いらないね（笑）」

まっかなさくらんぼ「いやいやいや（笑）」

洋平先生「大丈夫じゃないですか〜。これね、この後、黒板にさくちゃんに必要な言葉を書こうと思ったんだけどさ、必要ないなぁ（笑）」

まっかなさくらんぼ「いやいやいや（笑）」

洋平先生「そんなわけで私がさくちゃんに贈る言葉は、すげぇシンプルなんだけどね…。」

（カッカッカッ）



洋平先生「どっかのスポーツウェアの広告っぽいですけど…Just Do it.」



洋平先生「“ただもうやればいいよ！”ってこと。自分が何をやりたいか、何をすべきか分かっている方ですから、これはもうアドバイスというかエールの言葉ですね。“ やれ！やれ！”みたいな。さくちゃんが受験会場にいたら、俺が外から“頑張れー！”みたいな。ファンですよね（笑）」

まっかなさくらんぼ「ふふふ（笑）」

洋平先生「そういう感じで書きました！頑張ってくださいね！」

まっかなさくらんぼ「はい！ありがとうございます！」

洋平先生「でも点数が足りてないというのも事実だと思うので、そこは必ず上げて、結果が分かったらぜひ掲示板に書き込んでくださいね？」

まっかなさくらんぼ「はい！書き込みます！」

洋平先生「待ってますので！」

まっかなさくらんぼ「ありがとうございます！」

洋平先生「風邪に気をつけて頑張ってください。」



まっかなさくらんぼ「はい！…あっ！洋平先生！」

洋平先生「はい？」

まっかなさくらんぼ「あの…大好きです！これからも頑張ってください！」

洋平先生「ありがとうございます！告白されちゃった（笑）」

まっかなさくらんぼ「ふふふ（笑）」

洋平先生「私が真っ赤になりますね（笑）ではでは、バイバイ！」

まっかなさくらんぼ「ありがとうございました！」

M　Famous Day



洋平先生「まっかなさくらんぼさんは14歳、中学3年生ということなんですけど、受け答えとかもしっかりしているしさ、話していて自分が先生なのに、身が引き締まりますよね。そして最後に“大好きです”なんて言われたらね、どうしていいか分かんないですよね（笑）“ごめん、それはバンドとしてなの？人としてなの？どっち!?”みたいな（笑）先生を困らせないでほしいですね（笑）」