令和最初の授業!!未確認フェスティバル 2019の応募音源を聴いていくぞ!
2019.05.07
[Alexandros]
(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「進路室へようこそ!令和初のアレキサンドLOCKS!でございます。
G.W.最大10連休という事なんですけれども“旅行に行きましたよ!”なんて報告を【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】でお待ちしております。
…ちょっとイラッてしちゃうかもですけど(笑)
一方で我が校毎年恒例10代限定の夏フェス【未確認フェスティバル 2019】が刻一刻と近づいているという事で、すでにたくさんのエントリーが来ています。
去年はどれくらいの応募があったんですか?」
(「3067組です」※答える職員)
洋平先生「3067!?3000組以上も10代のミュージシャンっているんですね!
よく‘なりたい職業’みたいなランキングがあるじゃないですか?
バンドマンとかミュージシャンって、10位以内に入ってないんじゃないかな?
今はYou tuberとかだもんね!
“バンドマンなんて嫌だよ。ダセェーよ”っていう人が多いんじゃないかな(笑)
でもそんな中、3067組もの応募があったって聞くと嬉しいですよね。
今日はその若いアーティストたちの音をこの場で聴いて、
俺があーだーこーだ言う授業となっております(笑)」
M. Pray / [ALEXANDROS]
洋平先生「生徒のみなさんのお手元に届けられるのがいよいよ来週13日(月)!
我々の新曲「Pray」!配信日前日までにI tunesで予約してくださった方限定で『アルペジオ』のライブ映像が付いてきますので、こちらもぜひ見て欲しいですね。
めちゃめちゃ音もカッコ良くして頂きました!(会場での)録り音が最高だったし、録った後も『Sleepless in Brooklyn』のエンジニアも務めてくれた、アメリカにいるアレックスに送って!ガッと作ってもらって!海を渡って!“ワタリドリ”のようにやり取りしましたので聴いて欲しいです(笑)
それでは!…」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「これ…これでいいんですよね?はい!…Unknown!」
洋平先生「‘Unknown’=‘まだ知られていない’!
実は我々[ALEXANDROS]が所属しているマネージメント事務所UK.PROJECTの‘UK’は‘UnKnown’からきています!豆知識!
この未確認も同じ意味ですけれど、まだまだ知られていないミュージシャン達。
これから音楽シーンをアッと言わせるんだ!というアーティスト達、そんなアーティストたちの音源がSCHOOL OF LOCK!に届いています。
その音源を、私・川上洋平が聴いてあーだーこーだ言っていきたいと思います。
すげぇ怖い(笑)だってさ、ミュージシャン目指すヤツなんて…特に俺なんて…“全員、ぶっ潰す!”って思ってからね。今でも思ってるけど(笑)
“お前なんかに聴いてもらわなくても、俺らが1番に決まってるだろ!”って思ってたもんね。
好きなミュージシャンとかいたけど“すいません!俺らの方が凄いっすよ!”とか。
そんな人達ばっかだと思うから怖い(笑)」
洋平先生「それでは1組目…Kannna!出身地は愛知県。メンバーは2人。
2018年の夏ごろに結成し、名古屋市内のライブハウスを中心に活動…なるほどね!
曲名は『正解なんてない世界』」
M. 正解なんてない世界 / Kannna
洋平先生「カッコ良いじゃないですか。
ギターとヴォーカルだけでライブやったらめちゃめちゃカッコ良いんじゃないですかね?
“優しそうな音をやるのかなー”って思わせておいて、サビでブワァーってギターしか鳴ってないんだけど、ヴォーカルが歌うみたいなね。
全然バンド名からは想像してなかった雰囲気。意気込みとしては…‘必ずみなさんを楽しませて早くから目を付けていて良かったと思わせるバンドになります。
会場全員を魅了して未確認フェスティバルを優勝し日本の音楽界を引っ張っていきます。
応援よろしくお願いします!’ということで、ほらね!強気やん!こういうことですよね」
洋平先生「続いては…はろー!出身地は大阪府。女子2人組ですね。
2人とも大阪音楽大学に通っているそうなんですが、今ヴォーカルは休学中。
結成は2018年1月末。2018年2月17日に初ライブ。
結成してから1か月も経ってない内に初ライブなんてノリがいい感じですね。
アーティスト写真もあるんですけど、どんな雰囲気なのか全く分からないです。
青空をバックに下から撮影した写真。曲名は『43491』。
謎めいたタイトルですけれど…さっそく聴いてみましょう」
M. 43491 / はろー
洋平先生「いいじゃないですか!とにかく声が良いですね。めちゃめちゃ良い声。
こちらもヴォーカルとキーボードだけなんだけど、最後のアウトロでギターソロがギュィーー!って鳴っていて、“あれ!?誰が弾いてるの!?メンバーにいないんだ!?”って思ったけどね(笑)
キーボードも凄い好きですよ。あの展開は中々オリジナリティがあるなと。
耳に残るというか良い意味でクセがあるピアノ旋律でしたね。
意気込みとしては‘とにかく私たちは最高。やる気しかないです’と。凄い強気!いいね!
強気て大事だね」
洋平先生「最後は…noma!出身地は東京都で1人ですね。
福島県のその辺の中学校を卒業。その辺の高校を1か月で中退してずっとフリーター。
現在は警備員。アーティスト写真がありますけどトレカの洞窟という…秋葉原かな?
お店の前で佇んでいる金髪ロンゲの青年がいる感じ。
15歳からラップを始め、16歳で作曲を開始。その次の年からは自宅で機材を揃え、ビートメイクやレコーディングにMIX、マスタリングまで!マジで!?
2017年9月には同志と夜猫族という集団を立ち上げる。
極めて独善的で自己完結的な音楽活動を本格的にスタートさせた。
東京に拠点を移した現在もコンスタントに楽曲を発表し続け、ライブ活動などを重ね、着実にファンベースを築き上げている…曲名は『Last Snowman Standing』」
M. Last Snowman Standing / noma
洋平先生「雰囲気のある特徴的な声。まず捉まれるのはそこですよね。ライブが観たいな。
意気込みとしては、‘強いライブをやります’と…。
どういうライブなんでしょうね?1人でやるのかな?
DJとかもいないで全部自分でビートメイキングをしながらやったりするのかな?
なんか写真の雰囲気を見ると、そういう感じ…。
なんか未確認フェスティバルとかに送ってくるような雰囲気ではないんだけどね。
敢えて送ってきたならばいいですね!」
洋平先生「本日は3組のアーティストを紹介させて頂きましたが、全組ライブが観たい!
ぶっちゃけデモテープっていくらでも上手く作れますから…我々もそうですけど。
実際ライブでどういう風に表現されるのか!デモテープを上回る事が出来ているのか!
それが楽しみなアーティストが多かったので、ぜひこの3組以外も聴いてみたいですね。
“先生、これどう?”みたいなのがあったらぜひ【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】に書き込んでください。
【未確認フェスティバル 2019】のエントリーは、5月19日(日)まで!
まだまだ間に合いますのでぜひぜひ送って欲しいですね。
今日紹介した3組もみんな音が凄い良いので、録音する時はやっぱ音が良いのは必須かな。
(審査員の方は)聴いてもらうという姿勢というかそこも含めて見てたりするんですよね。
デモテープを聴いている人をプロが作ったんじゃないか?って驚かせるのも大事なんで。
未確認フェスティバルはみんなレベルが高いと思いますよ。
でもどんなに綺麗な音で上手くても、正直ハートでしょうね!そこが1番大事!
言いたくてしょうがない!吐き出したくて仕方がない!
やり方が適当感あって良いと思うし、めちゃくちゃエモくても良いと思う。
やり方はアーティストそれぞれだから何も言うつもりはないですけど…とにかく胸に宿っているモノがポップだろうが、ロックだろうが、迎合したモノであろうが、胸にあるモノを出す作業に対する正直さ、誠実さっていうのは必要だと思う。
貫いて欲しいですね。そして人に聴いてもらう!っていう所を必ず意識した方が良いと思います」
M. クソッタレな貴様らへ / [ALEXANDROS]
洋平先生「音源自体が懐かしいし、言っている内容も懐かしいことばっかり(笑)
デビューする前とか直後とかに月収6万円くらいしか貰ってなかったんだという事をワァーって言ってたりしますね。ぜひね歌詞を読んで欲しい!
わざとデモテープっぽく録ってるし(笑)凄い荒い!
これ一発録りなんですよ。しかも2〜3時間で作った気がする(笑)
レコーディング入って、アルバムも出来てて“あと1曲面白いモノ、くだらいモノを作ろう!”って言って、作った曲。
なんかこの時期にこういう曲を作れて良かったな…『EXIST!』ですよね?
改めて聴くとおかしいな(笑)」
洋平先生「生徒の親御さんのリアルな意見も募集中…『進路室の保護者面談』!
生徒のお父さん、お母さんの中で話したい!という方がいたら、
ぜひ【メールフォーム 】からお願いします!
お父さんお母さんも、ご子息や先生には相談出来ないっていう事は、
ロックバンドのヴォーカルに相談してみてはいかがですか?
僕に相談した所で恥ずかしいもクソも関係ないですからね」