(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「進路室へようこそ!センター試験が終わったばかりの受験生のみなさん!お疲れ様でした!結果はどうだったでしょうか?
例年センター試験の結果報告でみなさん“失敗しました…”というのが多くて、今年はどうだったんでしょうね?“失敗しました…”という報告が今年も多かったら、ちょっと先生…悲しいな!
でも、国公立そして私立の一般試験はこれからでございますから、ちゃんとシフトして気を抜かずに頑張って頂ければと思います!
先生も昔、センター試験を受けましたが1日拘束されるし、科目も凄いあるじゃないですか…本当に疲れましたね!ねぇ、今年受けた受験生のみなさん!本当にお疲れ様でした!」
M Mosquito Bite / [ALEXANDROS]
洋平先生「改めましてアレキサンドロスLOCKS!…アレキサンドLOCKS!でございますね(笑)これ本当に難しいですね(笑)
進路室の大王こと[ALEXANDROS]のVOCAL&GUITAR川上洋平でございます!
この『Mosquito Bite』は、嫌なことがあっても“気にしてる場合じゃねぇ!”と…。センター試験が終わって“アカンなぁ”という方に、もう1回火をくべるような曲かなとも思いますので、ぜひ『Mosquito Bite』を聴いてもう1回気合いを入れ直して欲しいなと思います!さあ!本日はこんなテーマで授業を…」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「まぁ、みなさん、薄々気付いていると思いますが、そろそろこの時期がやってきましたよ」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「…Let’s talk about MOVIE!」
洋平先生「映画の授業です!昨年、2018年もたくさん映画を観たんですが、本数が例年に比べると、ちょっと少ないんです。では本数を発表します…111本でございます!
色々レコーディングとかあったりしてニューヨークでもたくさん観たんですけどね…。でもそれだけ曲に集中していたということかな…!?じゃあ“今までは曲に集中してないのか!?”って、そういうわけではないです(笑)例年よりも音楽の方に集中していたのかなと。
でもそんな中で“押さえなきゃいけないよ!”っていう映画は観たし、自分の中で“これは絶対に外せないな”っていう映画も観たので、今年は200本を目指していきたいなと思います。では2018年に観た映画の中から、テーマ別でお薦めの作品を紹介したいと思います。
毎年、私、オフィシャルブログ「あれきさんどろす日記」でカワカミー賞という、世界で1番小さな映画の祭典を開催してるんですが…そこで毎年、作品賞とか主演男優賞とか選んでいるので、それとは被らないように…。SCHOOL OF LOCK!だけにテーマ別でお薦め映画を紹介したいと思います!
洋平先生「まず1つ目は、これから受験を控えている生徒に“勇気が湧いてくる映画”!2018年、“勇気が湧いてくるなぁ”っていう映画は大きな作品で言うと、『ボヘミアン・ラプソディ』とかね!最後に“おおぉ〜”って誰もがやる気がみなぎるような映画だったんですけど…これはもうアレキサンドLOCKS!の生徒だったら当然みんな観てると思うので(笑)先生がお薦めするのは…
『ライ麦畑で出会ったら』」
洋平先生「こちらの映画はアメリカで2015年に公開されていて、ちょっと古めなんですけど。日本では昨年10月に公開された映画でございます。実は僕、この映画のコメントを書かせて頂いたんですけど、本当に良い映画で、特にSCHOOL OF LOCK!で紹介しなきゃなって思ったんですよね。
16歳の男の子が主人公で、彼はアメリカ人だったら誰もが知っているJ.D.サリンジャー著の青春小説「ライ麦畑でつかまえて」を舞台化したいが為に、作者のJ.D.サリンジャーに許可を得るために旅に出掛ける…そういう物語でございます。そんな一風変わった主人公なので、学校でもイジられてて、でも自分のやりたいと思った事に真っ直ぐで“誰から何を言われようが関係ない!イジられようが関係ない!僕はやりたい事を突き通すんだ!”といった少年。
学生さんならぜひ観て欲しいですね。どんな人でも当てはまるような事があると思うし…。10代って“人生とは何ぞや?”って思う時期だと思うんですね。そういう時期に僕もこの映画に出会っていたかったですね!
僕の時代で言うとロビン・ウィリアムズ主演の『いまを生きる』っていう映画があって、“学生の内に観ておく映画だぞ!”って当時の家庭教師の先生に言われたんですよね。“あぁ〜良い映画だ”と観た後思って…。そして高校生の時には、これまたロビン・ウィリアムズ主演なんですけど『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』っていう映画を“絶対観た方が良いよ”って言われて…そうやって世代ごとに‘学生の時に観た方がいい’映画ってあると思うんですけど、まさに今の学生にお薦めしたいのは『ライ麦畑で出会ったら』ですね!」
洋平先生「続いては、“心が癒される映画”!これ僕、迷ったんですよね〜。癒されるって言うと、犬の映画で『僕のワンダフル・ライフ』っていうのがあるんですけど、アレキサンドLOCKS!の生徒だったら、もうちょっと大人な映画がいいと思うので…
『さよなら、僕のマンハッタン』」
洋平先生「癒されるというか何だろうね?正直、『ライ麦畑で出会ったら』の雰囲気に近いモノがあって…淡々とした映画で“あれ?ラブストーリーなのかな?”みたいな感じで始まるんですけど、ある青年の成長物語!最後ね、面白いんだけど“えぇ〜!”っていう結末が待ってるんですよ。“なるほど!”って推理小説を読み終わった後みたいになります。だからちょっとお洒落で上質なミステリー要素がありますね。
そのカタルシス的な部分!結末を知った時に“なんだ!そうだったのか!”っていうのもあるんだけど、心が洗われる感じになっていくのが、とても良かったんですよね。なので心が癒される映画に選びました。そして僕もこの2年くらい、ニューヨークに行っていてマンハッタンにも居たので、“ここ見たことあるな!”とか“知ってるレストランだ!”っていうのもあって、そういう所も“あ〜洋平さん、こういう所でレコーディングしてたんだな”って思って欲しいですね」
洋平先生「続いては、“恋をしている時に観たい映画”!これ最初に選んだのが安田顕さんが主演を務める『愛しのアイリーン』という邦画。でもこの映画…R指定がありました(笑)15歳以下の方が観られないので、みんなが観られる…
『彼が愛したケーキ職人』」
洋平先生「これもR指定があるんじゃねぇか?って思うんですけど(笑)どうなのかな…あ!PG指定が付いてました(笑)保護者の推奨が必要なんですね…でも親と観る映画でもないけどな(笑)2018年はね、そんなに恋愛映画で良いなって思ったのがなくて、その中でも『彼が愛したケーキ職人』かな。
イスラエルとドイツの共同作品で先日ツアー先で観てきて、僕の深い所をクイッとスイッチを押されたような恋愛映画でした。設定がドイツとイスラエルということで、学生のみなさんなら世界史を勉強してて、分かると思うんですけど、両国は過去に大変なことがあった歴史がある。その歴史も垣間見れる映画だと思います。
“今でもイスラエルの人たちってドイツにこういう感情があったりするんだな?”って。恋愛には色々な障害がやっぱりあるんだなって感じます。だから日本とは別の国で繰り広げられる恋愛なんですけど、我々日本人でも近いモノがあったりするのかなって。色んなことを考えさせられた映画でしたね。こちらは上映中ですが、少ないと思うので見つけて観て欲しいなと思います」
洋平先生「さあ!テーマ別に紹介しましたいかがでしょうかね?僕の拙い説明で伝わったら良いなと思いますが、『ライ麦畑で出会ったら』、『さよなら、僕のマンハッタン』、『彼が愛したケーキ職人』。ぜひご覧になってみてください。お薦めですので!」
M Back In Black / AC/DC
洋平先生「この曲は2018年に観た『デス・ウィッシュ』という映画の最後に流れる曲です。この曲、カヴァーしたいなと思って、確か去年、それこそニューヨークから帰ってくる時に飛行機の中で観たんですよ。なので『Sleepless in Japan Tour』で実はカヴァーさせて頂いております。そして今週も忘れずにね、湯島天神の絵馬に合格祈願をするのは…」
■こんばんわ!がんばります!寒いです!
こんばんわ!
私は今年の2月に受験があります。自分はとても頭が悪くてとても不安です。笑先生には「大丈夫!」と言われているけどとても不安です。3月に城ホールに行くのでその楽しみのためにもめっちゃ頑張りたいと思っています!ドロス先生!私に勇気と愛をください!!!!!笑お願いします!!!!あと最近とても寒くて上着がほしいです!お願いします!笑
女性/14歳/兵庫県
洋平先生「っということなのでRN[かもりん]に絵馬を書いておきます!これは本当に毎週奉納させて頂いていますので、ぜひ放送後記もチェックしてみてくださいね!」
後日、我が校の職員が、RN[かもりん]のメッセージを書いた絵馬を湯島天満宮に奉納してきました!
RN[かもりん]!2月の受験、応援しています!3月の大阪城ホールのライブは、笑顔で[ALEXANDROS]先生に会いに行こう!!