＜SE：波の音＞

アイナ「潮騒の音。海の匂い。照りつける太陽。そして……カモメが鳴いている。」

アイナ「…………いや。…………うん。やっぱりカモメ、鳴いてないですね。」

アイナ「カモメは来ないけど、ついにこの日が来ました！ 今夜は、アイナLOCKS! 夏の恒例授業を開催！ 」

アイナ「波打ち際のけしからん川柳！！ 」

アイナ「今夜はダンスルームを飛び出して、波打ち際から、授業をお届けしていきます。」

アイナ「けしからん川柳とは、生徒の心の中にあるエチエチな気持ちを、5・7・5の17文字で表現する“ムーディーな国語表現の授業”です。最優秀の生徒には、副賞として、1人しか聞くことができないヒミツの音声、『白銀のマシュマロ・アイナLOCKS! 』を贈呈します。」

アイナ「早速、生徒から届いた渾身のけしからん川柳をチェックしていくで！！！ 」





アイナ「けしからん川柳として、やっぱ“下着”っていうところをいかに奥ゆかしく言うかっていうのが大事なんですよ、比喩表現ね。例えば“下着＝胸当て”とかね。前回もそういう風にやったんですけど、せっかく2回目やるということで、リアレンジして行こうと思います。“胸当て”のことは“マシュマロ隠し”と言ってもらったらいいかなあなんて思っております。こ、こぶた惜しい！ 結構良かったよ。」





アイナ「あなたはアユニ・D推しかな？ あなたはアユニ・Dの縦に伸びたへそなんて見てるのかな？ けしからん！！！ 私がお説教しますね。私たちのアユニ・D に何をしてくれてるんだと。まあでも分かります。私もBLACKPINKのジェニーのおへそとか見て『あ、いいな…』って思ったりするんで、気持ちは分かりますし、5・7・5として結構良かった。ただ、“ヘソぺろり”はちょっとあかんな。もうちょいオブラートに包んで行けるんちゃう？ なりそD、次も期待しております。」



アイナ「これ結構いいね！ ほんまに、りこたんは考えたんやろうね。16歳ということは、高2か高1？ ガスコンロの音まで。『カチカチカチカチ…なんかエロない？ 』ってことでしょ？（笑）りこたん、頑張ったんじゃない？ 私はいいと思いますよ。」



＜SE：水の音＞

アイナ「あ、なんか今足に水当たってるねんけど…波冷たいな。冷たいな〜〜（笑）」



アイナ「これってTシャツにプリントされてるイラストなのか、それともTシャツに透けている胸当ての奥のものと目が合っているのか？ 色んな想像力が働かされて、けしからん川柳の“オブラートに包んでいかに奥ゆかしくエッチなこと言うか”っていう部分では、結構いいんじゃないですかね。うん、いいですね。」



アイナ「りおはちゃん、おめでとう！ 18になるんやね。私も分かるよ。当時、ダンスの先輩がみんな26歳25歳とかで、連れてってもらったもん。ドンキのそういうコーナー。1回『ついて来い！ 』って言われて、女の子先輩たちに、『これはこうでこうでこうでな〜』っていろいろ教えられた。何が何かよく分からなかったです。ただ、ワクワクしました。りおはちゃんも、そういうワクワクがあると思うと楽しみやね！ 」



＜SE：アイナ『ねえあんた、ちゃんとしなさい〜♡』＞

アイナ「それでは、今から審査に入ります！ 」


M. 勘違いべいびー / アイナ・ジ・エンド


アイナ「なかなか決められなかったんですけど、なんとか審査を終えました！ それでは、最優秀けしからん川柳を発表したいと思います！ が、ここで…受賞した生徒に電話をします！ 」

＜電話：コール音〜ただいま、電話にでることができません＞

アイナ「え、ちょっと待って！ 電話繋がらないのかな？ 留守電になっちゃったよ？ えーん、留守電だ。会いたかったな…」

アイナ「アイナ・ジ・エンドです！ けしからん川柳、応募ありがとう！ 今回、ラジオネーム：りこたんになりました が、最優秀けしからん川柳に決まりました。おめでとうー−！！！ りこたんはこんな川柳を送ってくれました。改めて、読ませていただきます。」

アイナ「ガスコンロ　君の鳴き声　エチチチチ」

アイナ「これは私的に、よう頑張った！！ っていう賞ですね。シンプルに秀逸な方はたくさんいたんですよ。今日読めなかった人達にも、これすごいなとか、面白いなっていっぱいたんよ。だけど、りこたんになりました は、ガスコンロの音までもけしからんく聞こえてくる、それぐらい頑張ったというところを、私はとても評価させていただきたいなと思いました！ 」

アイナ「りこたん、電話したかったけど、今日は声が聞けなかったので、いつか声が聞けたらうれしいななんて思っております！ 」

アイナ「そしてこれから、りこたんになりました のためだけに、『白銀のマシュマロアイナLOCKS! 』を録ろうと思います。内容は2人だけの秘密です。届いても誰にも言っちゃだめだよ？ 届くまで待っててくださいね。ほならありがとう！ またねー！ 」


M. 私の真心 / アイナ・ジ・エンド




アイナ「そろそろアイナLOCKS! 終了の時間です。私があなたたちの年代の時はね、そんなことは思ってなかったよ？ ただやっぱり、リアルだね。だから女の子は、気をつけないかんと思ったね。雨の日とかにタンクトップを上に着るとか。今アイナLOCKS! を聞いてくれてる生徒の女の子達は、いかにけしからんく見られないか気をつけながら、生きていくのもありなんじゃないかなと思いました。またやりたいです！ 」

アイナ「以上、ＳCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドでした。生徒ちゃん、またねー！ 」




★表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、君の頭の中を表現してもらう「あいうえお哲学」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています！