現在、絶賛公開中の映画『沈黙のパレード』。
福山さんはじめ、出演者のみなさんは、ある時には感情をむき出しに、そしてある時は感情を極限まで押し殺す・・・人の心の振れ幅とそれをコントロールすることの難しさということについても、改めて感じさせてくれる作品です。
そんな“自分の感情”について、こんなメッセージをいただきました。

埼玉県北本市・みほちゃん（２５歳）
小 6 からずっと応援しているましゃに、一つご報告がございます。
この度、まさかの初めての彼氏ができました。

素直で笑顔が可愛い彼氏です。
でも逆に私は、あまりに感情が表情や態度に出ないタイプです。
だから彼に
「今、どういう気持ち？」
「感情がわからないよ」
って言われてしまっています。

私なりには、感情を表出してるつもりなんです。
ですが、伝わってないみたいで。

もちろん“言わなきゃ伝わらない”というのはわかるのですが、嬉しいとか楽しいって思ってるのは、言わなくても伝わってほしいな。
・・・と思ってしまいます。
言わなくても伝わることはないでしょうか。
福山さんは、感情を出すのは得意ですか？

感情、出ちゃうってことはあるけど、喜び下手ではあります。　と福山さん。
とても喜んでいて、感謝の気持ちを伝えたいのに、うまく伝えられない、と、もどかしい気持ちになる・・・そんなことから喜び下手なのはイヤだな、と思っているそうです。

言わなくても伝わることについては、やっぱりなかなかないのではないでしょうか、やはり言葉で伝えるのが一番なのでは？と考察。
そしてこう付け加えました。
喜んでいるのか、悲しんでいるのかが“見えにくい”ということ自体はそれほど重要ではなくて、感謝のように、”感情に付随する気持ちを持てているか”ということの方が重要かもしれない、と。

一方、感情を受け取る側については、求めるだけではなくそれを想像する、いわゆる“推して知るべし”ということも大切なのでは？　とこたえています。

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人とのコミュニケーションで、気持ちのやり取りがうまくいかないということはよくあるものです。
気持ちを示す、そして受け取る、どちらも細やかに考えてみること、たまには必要なのかもしれませんね。