福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

後輩のメッセージが、福のラジオで紹介されました

2024/7/14
日本全国にお届けしている福のラジオ。
本当に様々な年代の方々からメッセージを頂戴しています。
そんな中、若者、学生世代のみなさんの声に耳を傾ける【ねえ聞いて、まさはっさん!】のコーナーに、こういうメッセージが届きました。
三重県名張市・受験頑張りますさん(17歳高校生)
私は現在高校三年生。
母が福山さんの大ファンなこともあり、物心ついてから、まさに「福山さん英才教育」を受けてまいりました。

そんなすっかり私が、勉強の傍ら、隣の部屋から流れてくる福のラジオを聴いていると、どうも何か心当たりのあるお便りが読まれていました。

それは、高校一年生で演劇部所属の“くるみさん”のお便りです。
福山さんが「三重県!」と読まれた時に「お、」とは思っていたのですが、続いて内容を聞いているとその「くるみさん」は、「ジャグリング部と演劇部に所属」とのこと。驚きました。

なぜなら、三重県で「ジャグリング部」なんて部活があるのは間違いなく、私が通っている高校しかなく、しかも私は引退した元・演劇部員だからです。
まさか、まさかと思いました。

お便りはくるみさんが「初めてお芝居をして自信をなくしてしまった」というものでした。
私は今の一年生と入れ替わるようにして引退したので、彼女とは深く話したことがなかったのですが、お便りを聞いて、自分も入部した頃に同じような体験をしたことを思い出し懐かしく思う反面、すごくすごく嬉しくなりました。

福山さんの声越しに、文面から伝わるくるみさんの演劇への熱い想いを聞いて、あの大好きな演劇部に、今もこんなに熱意のある後輩がいてくれることが
本当に嬉しくて、思わず涙を浮かべてしまいました。

あれから部活にはちょこっとだけ顔を見せています。
くるみさんに、他の部員の前で「読まれてたね!!」と声をかけるのも違う気がして、直接声ではこの気持ちを伝えられていません。

ぜひ、私のこの感動を、思いを伝えてほしいです!


先日もお話しましたけど・・・と前置きをした福山さん。

ものごとには勝ち負けとか、人生にも勝ち組とか負け組とか、うまいとか下手ってあります。
たとえば料理だったらおいしくなくていいわけはなく、下手でいいわけではないんです。

でも結果として、目指すところに至らなかったとしても、目指すまでの過程に人は感動をするんです。

もちろん、芝居でもうまくて感動させられるのであれば、それはそれですばらしいのですけど、感動というのは別のところにも存在しますから。
スポーツを見ていて、よく思います。もちろん勝った方が気持ちいいし、やったという気持ちになりますけど、勝者=強者、敗者=弱者になるわけではないので、やっぱりその過程なんだと思います。

心血を注いできた、努力を惜しみなく注いできた時間と、汗と涙に人は感動するのではないでしょうか。

もちろん、僕も含めて結果は欲しいです。
そしてうまくいったと言われたいし、言いたい。
だけど!! 大事なのはその過程なんだよな、ということも思います。
僕自身も、周りの方の結果ではなく、その過程に感動することが多いわけですし。

ひたすらひたむきにやっていれば、いまよりうまくなります。
努力を惜しみなく続けること、大切なことだと思います。やれることを全部やってみてください。
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「やれることを全部やる」というのは、実際その場にいると大変なことですが、それでもやってみる、ということを続けていけば、何らかの光は見えてくるはず。
この夏、スポーツの大会や資格試験、入学試験などを頑張るという方もたくさんいらっしゃると思います。
福のラジオは、そんな皆さんを応援しています。
受験頑張りますさん、そして後輩のくるみさん!
健闘を祈ります!



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