続くストレイテナーが、”音楽=世界語“論をさらに強化する。
「自由に暴れてよし!」
1曲目の "A LONG WAY TO NOWHERE" をそう解釈したオーディエンスは、
音に合わせてただただ暴れる。
かと思いきや、“シンクロ”が流れ出すと、
会場のカップルはお互いの肩を抱き、ゆっくりと揺れる。
きっと、歌詞の意味も分からないまま。
音楽は、どの言語よりも雄弁だ。
そして、ストレイテナーはその名手だ。
彼らにとって初の台湾公演は、オーディエンスの辞書に
"STRAIGHTENER" という文字を深く刻んで終えた。
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Taiwan -STRAIGHTENER -