NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest川井郁子さん

川井郁子さん

国内外の主要オーケストラと共演しているヴァイオリニスト。2000年5月にアルバム「The Red Violin」でデビュー。2008年にニューヨークのカーネギーホールで公演、20212年公開の映画「北のカナリアたち」では第36回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。
今年はデビュー20周年。1月8日に、Blu-ray &DVD『LUNA ~千年の恋がたり~ CONCERT TOUR with ルジマトフ 』がリリースされる。

自分のためにやれることを考える

2020/01/18
楽器や舞台、人との調和。
それが「ときめき」を生み出し、音楽を続ける原動力になっているという川井さん。
2年前、番組に出演してくださった時、楽しみと語っていたのが娘さんの成長です。

「ますます自立心が旺盛ですね。今、中一なんですけども、急に受験したいと言い出し自分で塾に行き合格し、今度は英語を頑張りたいと言い、いつ見ても英語の勉強してますね。もうすごく友達みたいで、楽観的だしポジティブだし、ユーモアあるしとか、私の方がこう助けられてる感じです」

母としての月日を重ねている川井さん。
ヴァイオリニストとしての変化とは?

「自分らしい音楽を追求していくとバイオリンの音色にも自分らしさっていうか他のバイオリニストと違うところに気づくことが多くて、だから自分の音楽を聴くときはもちろんですけどもクラシックや、名曲を引く時もね、他のバイオリニストとは違う歌い方とかバイオリンの幅広い音色で歌えるようになってきたなと思います」

では10年後のビジョンとは?

「楽器の人達が主役になれる舞台で、海外にも持っていける舞台を作りたいなと思ってるんですがそれが一番大きい夢ですね。まだ海外でもそういう舞台で成功してるなっていう作品がないので、初めて示せるような舞台を作り上げたいなってというのが、10年先までの夢ですね」

最後に番組リスナーのあなたにエールを頂きました。

「何か楽しいんでいることを自分で探すことが一番大事だと思うんですね子供にとっても、やっぱり亡くなられた緒方貞子さんが仰ってましたけどね、難民キャンプに行くときに口紅を持ってってくださいと、お母さんが気持ちが上がると子供も幸せになるっていってたんです。自分が安らかだったり楽しい気持ちでいられることを探すことは子供にもいいし、演奏者としてもそういう気持ちで演奏できることがお客様をハッピーにできる事だとおもうので、自分の為に、何かやれることをいつも考えてるといいかなと思います」

あなたも自分のために何かやれることを考えてみませんか?
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「ときめき」を大切に。

2020/01/11
川井さんが音楽を続けて行く上で大切にしている
「ときめき」という感情。
その感情を生み出すものとは?

「演奏する曲とか共演する楽器とか、あとは音楽以外のものと一緒に共演する舞台。そういうところが大事な要素ですね。楽器で言うと和楽器の音色がすごく好きなんですね。尺八だったり和太鼓だったり篠笛だったり。一緒に演奏してるとここではない世界で演奏できるような心の高まりをすごい感じます」

様々な文化との融合が「ときめき」を生み出す。
そのときめきを導いてくれた人物がいます。

「寺山修司さんの舞台を一緒に作らないかって言われて、寺山さんとずっと舞台を作って誰かに言われて。あの主役をバイオリンで演じるって言う経験をやったんですね。寺山修司さんのあの世界観を自分はやれるのかと思ったんですけど。舞台に立って演奏した瞬間これまで感じたことのない感覚になって、泣きながら演奏するような感じになってね。これは自分にすごくマッチする演奏手段なんじゃないかって、その寺山さんの舞台が最初に気付かせてくれたんです」。

数多くの「ときめき」に出会い、デビュー20周年を迎えた川井さん。
「LUNA ~千年の恋がたり~ CONCERT TOUR with ルジマトフ」
Blu-ray & DVDをリリース。

さらに川井さんは音楽舞台にも積極的です。

「20周年っていう大きな節目なので、あの細川ガラシャを取り上げてやろうと思ってるんですね。日本の方にまだ知られてないガラシャの面が沢山あるんですよ。そういう所を取り入れながら、、和の音色と洋の色が一緒に行こう組み合わせるっていうとこも魅力で。機は熟したじゃないですけどやりたいと思ってます」。

2020年。
新たな「ときめき」が生まれそうです。
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20年のキャリアを作り上げた様々な出会い

2020/01/04
バイオリニストの川井郁子さん。
2020年は川井さんのデビュー20周年。

記念すべき1年をどんな年に対する思いとは?

「集大成の年でもあり新しいことに挑戦する年にもしたいなと思っています」

キャリアを積み重ねても「挑戦したい」という川井さん。
その原点とは?

「ラジオだったんです。ラジオからバイオリン狂騒曲が流れてきて凄くやりたいと思ったのがきっかけで、半年間、父にやりたいと粘って、その結果、サプライズでクリスマスの日にクリスマスプレゼントでバイオリンを持って帰ってくれたんですよそれが出会いでした。恋焦がれていた楽器だったのでケースを開けた時のトキメキは覚えてます」

ヴァイオリンに出会い、
この20年間で様々な「音楽」に触れあってきた川井さん。
そのライフストーリーの分岐点となる一人の人物がいます。
それがアストル・ピアソラです。

「それまバイオリニストっていうのはこうこうあるべきっていう音楽を弾くことに徹するか、若しくは別のジャンルをバイオリンで弾くっていうそういう選択肢しかないと思っていたんです。ピアソラの音楽を聴いた時にもジャンルから自分で作るっていうのかしら全てがピアソラっていう音楽。こういう道があるんだっていうことに気づかせてくれて目標をもらった感じです」。

たくさんのトキメキに出会い、
20年の節目を迎えた川井さん。
これからも私たちを素敵な音世界に誘って頂きたいですね。
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