元Jリーガーの中澤佑二さんがラクロスにハマっているわけ(2020/08/01 放送)
先週に引き続き、今週もサッカー元日本代表の中澤佑二さんをお迎えしました。
Jリーグでは歴代3位となる593試合、日本代表としては歴代7位の110試合に出場した中澤さん。夜10時に寝て、朝は6時に起床し、アルコールや揚げ物は口にしないというストイックな生活を送ってきたそうです。
「栄養士さんに相談したら、揚げ物は食べないほうがいいよ、アルコールも飲まないほうがいいよ、って言っていただいたので、じゃあそうします、っていうだけの話です」
「唐揚げとか大好きですし、もうホントになんでも食べたいです。でも、それがパフォーマンスに影響が出るということなので、摂らないほうがいいと」
「今も基本的には食べないですね。出てくれば食べるんですけど、食べたいとは思わないですね。習慣化しちゃってるので」
『下手くそ』という著書も出している中澤さんは、食事や生活習慣に気をつけてきた理由をこう話してくれました。
「自分が下手くそで他の選手よりも劣ってることが多い分、じゃあどこで勝負をしなきゃいけないか?って考えた時に、その当時は、食生活とか睡眠に関して結構おろそかにしてる選手がたくさんいたんですよ。で、結構ケガしたりしてる選手がいたんで、自分はそこで勝負することによって、ライバルの選手たちに追いつくことができて、追い越すことができるんじゃないか?って思ってたんです」
「ワールドカップに出て良いプレーをしたいっていう目標があったので、そのために今これは必要なのか?そうでないのか?っていうのを日々考えてました」
2018年のシーズンを最後に引退し、20年近いプロサッカー人生を別れを告げた中澤さん。なんと現在はサッカー以上にラクロスに情熱を傾けていて、コーチとしてチャレンジ中なんだとか。
「きっかけは、うちの子供が部活動でラクロスをやってたんですよね。最初は練習を見てるだけだったんですけど、それから試合も見始めまして。で、ラクロスって面白いなぁって」
「実際に自分もやったんですけど、むちゃくちゃ難しいんですよ。手でやるから簡単かなと思ってたんですけど、そこに道具が1個入るので、なかなか自分の思い通りにならない。これをいとも簡単にやってるって凄いな、って思ってから凄くハマりました」
中澤さんはそこからコーチとしてラクロスに関わるようになった経緯をこう話してくれました。
「ラクロスってサッカーとか野球に比べるとまだまだメジャーじゃないんですよ。なので、環境だったり教えてるコーチも含めてまだまだアマチュア的な要素が多かったので、もう少しこうしたらもっといいんじゃないかな?ってずっと見ながら思ってたんですけど…他所の人間だったからいきなり行ってもダメだと思うんで、まずは球拾い、下積みから始めました」
「で、球拾いをやっていくうちに、子どもたちにボソボソっと、こうした方がいいんじゃない?ああした方がいいんじゃない?って言うことによって、いろんなことが伝えられるかなと思って…」
「で、そこまでやるんでしたら、毎日来られるんでしたらどうぞ、みたいな(笑)。そんなにお好きでしたらどうぞ、みたいな感じで」
そして「サッカーのコーチよりもラクロスのコーチで国際試合とか行きたいですよね」とおっしゃっていた中澤さん。サッカーファンの中には、中澤さんにサッカーの世界で指導者として活躍して欲しいと思っている人も多そうですが…
「それ、嬉しいんですけどね。サッカーの方は優秀なコーチの方がたくさんいるんですよ。で、優秀な選手もたくさん育ってますんで。僕なんかよりも海外でプレーしている選手もたくさん出てきてますので、僕がわざわざ行って僕の理論を言ったところで、たぶん通用しないと思うんですよ」
「なので、今はサッカーは他の方々に任せて、ラクロスというまだまだマイナーなスポーツをよりメジャーにしたいなって」
中澤さんはラクロスというスポーツの魅力と日本での現状をこう話してくれました。
「ラクロスの面白いところっていうのは、男子と女子でルールが違うんですよ。男子は基本的にクロスで殴っていいんですよね。なので防具をつけてるんです。ヘルメットとか手袋とか。ぶつかり合いOKなんですよ」
「女子は逆に接触プレーがNGなので、よりテクニカルな、スピードとテクニックで勝負をする、っていうのが女子の魅力ですよね」
「日本はプロリーグがないですし、みなさん働きながら空いてる時間を使って、トレーニングをしてるんで。なかなかラクロスだけに専念できる場所とか時間がないので、非常にまだ難しい状況なんです」
「(日本では)ラクロスって大学から始める人が圧倒的に多いんですよ。でもプロリーグがあるアメリカとかカナダに比べるとスタートが遅いんです。向こうでは小学生から始めてるので。それで世界大会で戦ってくるとやっぱり技術の差もありますし、基本的に日本はまだちょっと厳しい状況ですね」
ラクロスのコーチとしての中澤さんの目標は、2028年のロサンゼルス・オリンピックなんだとか。
「2028年にアメリカでオリンピックがあるということで、そこでラクロスが正式種目になるんじゃないかって言われてるので、そこまではラクロスに情熱を全部注ぎたいなっていう目標ではあります、今は」「とにかくそこまではホントにまっすぐ進んでいきたいなって思います。最終目標は今のところそこですね」
Jリーグでは歴代3位となる593試合、日本代表としては歴代7位の110試合に出場した中澤さん。夜10時に寝て、朝は6時に起床し、アルコールや揚げ物は口にしないというストイックな生活を送ってきたそうです。
「栄養士さんに相談したら、揚げ物は食べないほうがいいよ、アルコールも飲まないほうがいいよ、って言っていただいたので、じゃあそうします、っていうだけの話です」
「唐揚げとか大好きですし、もうホントになんでも食べたいです。でも、それがパフォーマンスに影響が出るということなので、摂らないほうがいいと」
「今も基本的には食べないですね。出てくれば食べるんですけど、食べたいとは思わないですね。習慣化しちゃってるので」
『下手くそ』という著書も出している中澤さんは、食事や生活習慣に気をつけてきた理由をこう話してくれました。
「自分が下手くそで他の選手よりも劣ってることが多い分、じゃあどこで勝負をしなきゃいけないか?って考えた時に、その当時は、食生活とか睡眠に関して結構おろそかにしてる選手がたくさんいたんですよ。で、結構ケガしたりしてる選手がいたんで、自分はそこで勝負することによって、ライバルの選手たちに追いつくことができて、追い越すことができるんじゃないか?って思ってたんです」
「ワールドカップに出て良いプレーをしたいっていう目標があったので、そのために今これは必要なのか?そうでないのか?っていうのを日々考えてました」
2018年のシーズンを最後に引退し、20年近いプロサッカー人生を別れを告げた中澤さん。なんと現在はサッカー以上にラクロスに情熱を傾けていて、コーチとしてチャレンジ中なんだとか。
「きっかけは、うちの子供が部活動でラクロスをやってたんですよね。最初は練習を見てるだけだったんですけど、それから試合も見始めまして。で、ラクロスって面白いなぁって」
「実際に自分もやったんですけど、むちゃくちゃ難しいんですよ。手でやるから簡単かなと思ってたんですけど、そこに道具が1個入るので、なかなか自分の思い通りにならない。これをいとも簡単にやってるって凄いな、って思ってから凄くハマりました」
中澤さんはそこからコーチとしてラクロスに関わるようになった経緯をこう話してくれました。
「ラクロスってサッカーとか野球に比べるとまだまだメジャーじゃないんですよ。なので、環境だったり教えてるコーチも含めてまだまだアマチュア的な要素が多かったので、もう少しこうしたらもっといいんじゃないかな?ってずっと見ながら思ってたんですけど…他所の人間だったからいきなり行ってもダメだと思うんで、まずは球拾い、下積みから始めました」
「で、球拾いをやっていくうちに、子どもたちにボソボソっと、こうした方がいいんじゃない?ああした方がいいんじゃない?って言うことによって、いろんなことが伝えられるかなと思って…」
「で、そこまでやるんでしたら、毎日来られるんでしたらどうぞ、みたいな(笑)。そんなにお好きでしたらどうぞ、みたいな感じで」
そして「サッカーのコーチよりもラクロスのコーチで国際試合とか行きたいですよね」とおっしゃっていた中澤さん。サッカーファンの中には、中澤さんにサッカーの世界で指導者として活躍して欲しいと思っている人も多そうですが…
「それ、嬉しいんですけどね。サッカーの方は優秀なコーチの方がたくさんいるんですよ。で、優秀な選手もたくさん育ってますんで。僕なんかよりも海外でプレーしている選手もたくさん出てきてますので、僕がわざわざ行って僕の理論を言ったところで、たぶん通用しないと思うんですよ」
「なので、今はサッカーは他の方々に任せて、ラクロスというまだまだマイナーなスポーツをよりメジャーにしたいなって」
中澤さんはラクロスというスポーツの魅力と日本での現状をこう話してくれました。
「ラクロスの面白いところっていうのは、男子と女子でルールが違うんですよ。男子は基本的にクロスで殴っていいんですよね。なので防具をつけてるんです。ヘルメットとか手袋とか。ぶつかり合いOKなんですよ」
「女子は逆に接触プレーがNGなので、よりテクニカルな、スピードとテクニックで勝負をする、っていうのが女子の魅力ですよね」
「日本はプロリーグがないですし、みなさん働きながら空いてる時間を使って、トレーニングをしてるんで。なかなかラクロスだけに専念できる場所とか時間がないので、非常にまだ難しい状況なんです」
「(日本では)ラクロスって大学から始める人が圧倒的に多いんですよ。でもプロリーグがあるアメリカとかカナダに比べるとスタートが遅いんです。向こうでは小学生から始めてるので。それで世界大会で戦ってくるとやっぱり技術の差もありますし、基本的に日本はまだちょっと厳しい状況ですね」
ラクロスのコーチとしての中澤さんの目標は、2028年のロサンゼルス・オリンピックなんだとか。
「2028年にアメリカでオリンピックがあるということで、そこでラクロスが正式種目になるんじゃないかって言われてるので、そこまではラクロスに情熱を全部注ぎたいなっていう目標ではあります、今は」「とにかくそこまではホントにまっすぐ進んでいきたいなって思います。最終目標は今のところそこですね」
中澤さんにとっての挑戦とは「一歩前に進むこと」なんだそうです。
「凄く難しくて、なんて言ったら伝わるかな?と思ったんですけども…わかりやすく言うと、前に進むことかなと思うんですよ。もう一歩前に進む、で、一歩進んだらもう一歩進む、っていうことかなと思いますね」
「一歩でいいと思います」「右足が出たら左足も進むと思うので。たぶん僕もそうやってサッカー人生を来たと思います」
そして最後に、中澤さんは夢を叶えることについてこんなことをおっしゃっていました。
「絶対に叶わないこともあるじゃないですか、って言われるんですけど、それはそうだとも思いますし…」
「僕の理論的に言いますと、最初から、どうせ叶わないかもね、って思っちゃったらダメだと思うんですよね。できる!と思ってやっていって…で、もし叶わなかったとしても、おそらくやってきたことって無駄じゃないと思うので、その先に自然と道が出来ると思うんです。ちゃんと向き合ってきた人ほど」
「成果ばかりを見てしまうと、すぐ諦めちゃう人が多いと思うんですよ。サッカーもそうなんですよ。俺、1週間頑張ったのに試合で全然上手くいかなかった…っていう若い子がいっぱいいるんですけど、いやお前1週間で上手くいくわけねえだろって」「それを年単位でやっていって初めて上手くいくもんだからって。諦めちゃったらそこで成長が止まっちゃうから、やっぱり続けていかないとね、と」
番組では、中澤さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「中澤佑二さんの色紙希望」と書いてご応募ください!