今週は、お笑いトリオのハナコをお迎えしました。

今年のキングオブコントで見事に優勝したハナコ。これまではライブの活動が中心で、テレビの仕事は月に1本あるかないか…ぐらいだったそうですが、キングオブコントで優勝してから2時間で25本もテレビの仕事が来たとか。キングオブコントの賞金は1000万円で、賞金は事務所に取られることなく貰えるとおっしゃっていました。 

ちなみに、恵さんと同じワタナベエンターテインメント所属ですが、今まで会ったことはなかったそうです。


そんなハナコは、岡山県出身で現在27歳の秋山 寛貴（ひろき）さん、千葉県出身で31歳の菊田 竜大（たつひろ）さん、秋田県出身で29歳の岡部大さんからなるトリオ。年齢も出身地もバラバラですが、全員、ワタナベコメディスクールの同期生なんだそうです。

3人はお笑いを目指した経緯についてこう話してくれました。

秋山さん「僕はお笑い芸人になりたいなぁっていうので大学に行くかどうか迷ってる時に、ワタナベさんがやってる高校生オーディションっていうのがありまして、それを受けて合格も貰ってたんで、高校を卒業して上京しました。」

菊田さん「僕は小中高大と爆笑王をやらせてもらってて、ずっと面白い面白いって言われてたんですけど、大学入って就職しようかなって思ってたんですよ。法政大学ですね。そこそこ良いとこ入れて、普通に就職しようかなと思ってたんですけど、でもやっぱり周りが面白いっていうんで、これは俺、相当面白いんだなと思って。それでお笑いの道に行きました。」

岡部さん「僕は早稲田大学に通わせて頂いて…お笑いサークルに所属してたんですけど、“大学生お笑い大会”みたいなのがありまして、それで優勝できて。その優勝特典でワタナベコメディスクールに無料で入れる、となって、じゃぁ今入っちゃおうと。特待生で。」

約1割が卒業後にそのままワタナベエンターテインメントに所属するというワタナベコメディスクール。当初は秋山さんと菊田さんがコンビを組んでいましたが、2人は事務所に入ることができず、卒業後はフリーに。

一方、岡部さんが別の人と組んでいたコンビは事務所に所属できたそうですが、3〜4年で解散してしまったんだとか。

秋山さん「秋山と菊田のコンビでコントばっかりやってたんですけども、そこに（コンビが解散した）岡部が突然入りたいって。僕はすんなりだったんですけども、菊田がゴネましたねぇ。」

岡部さん「菊田にはめちゃくちゃ拒否されました。」

菊田さん「やっぱその…人間って変化を恐れるんですよ。怖いんですよ、やっぱり。変わることって。」

秋山さん「その時、コンビ組んでて特に成果はなかったんですよ。」

菊田さん「僕は上手くいってると思ってたんです。」

岡部さん「で、試用期間みたいな1ヶ月がありまして。菊田を納得させるためにも、組むっていうよりもまずお試しで1ヶ月やってみない？っていう。ライブとかに。」


そんな経緯でトリオになってから今年で4年。『キングオブコント2018』での優勝について「自信になりましたね」というハナコのみなさんは、こんなこともおっしゃっていました。

岡部さん「そろそろたぶんタイムリミットな感じになってたんですよね。年齢的に。」

秋山さん「毎年やめようかと思う時に、テレビに出れたとか、ちっちゃい大会で優勝できたとか。少しずつ結果が出始めてました。」


恵さんも「見やすいもんね。うち、大学生から下は5歳までいるけど、一番ハナコで笑ってたよ」というハナコのネタ。実は、秋山さんと岡部さんが2人で書いていて、最年長の菊田さんは一切関わっていないんだとか。

恵さん「“爆笑王”だったわけだよね？爆笑王時代は自分でネタ作ってたんでしょ？」