2017/01/14 開催 香川県 高松市 高松市立牟礼南小学校
「地域安全MAP教室」レポート in 香川県高松市(2017/01/14 開催)
2016年度、3回目は『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』を1月14日(土)に香川県高松市で開催致しました。
今回、実施に協力して頂いた小学校は高松市立牟礼南小学校。
讃岐牟礼駅から徒歩8分の、小高い丘の上に位置し、景色もよく、海を眺める事が出来る素敵な学校でした。
この小学校の児童19名とご家族の皆さま、総勢35名に参加して頂きました。
午前中は「地域安全マップ指導者養成講座」。
「地域安全マップ指導者養成講座」とは立正大学の小宮信夫教授が考案した、「地域安全マップ」の取り組みを、具体的に子どもたちに教えることが出来る指導者の育成を目的としている講座です。
小宮教授は、「犯罪機会論から見た日本の防犯対策は世界的に見てもまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる児童たちに広く学んでもらうには、正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。このイベントは児童たちの学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります」。と受講者に地域安全MAP教室の重要性や目的についてお話しされました。
その「地域安全マップ指導者養成講座」に今回は東京海上日動高松支店の社員の皆さまと地元の保険代理店の方が受講しました。
講義では、「不審者は見た目だけでは分からない。不審者に注意しましょう!」というメッセージでは、危ない人を見極める事は出来ないと、一般的に考えられている内容とは違った観点での講義に参加者は真剣に耳を傾け、メモを取っている姿が見られました。
また、長崎で発生した誘拐殺人事件の話を取り入れ、何故このような事件が起きたのか、対処法や「入りやすい」「見えにくい」場所、犯罪が起こりやすい場所について、講義が進められました。
講義の後は牟礼南小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
毎回、各会場で協力してくれる「特定非営利活動法人 地域安全マップ協会」のスタッフと一緒に講義で学んだ「入りやすい」「見えにくい」場所を探しに行きます。
当日はとても風が強く、寒い一日となりましたが、午後の児童たちのフィールドワークの為に寒さにも負けず、参加者は各グループで「入りやすい?入りにくい?」、「見えやすい?見えにくい?」と、参加者同士でお話している姿がどのグループでも見られました。
学校周辺は細い道、空き地、トンネルなど「入りやすい」「見えにくい」場所が多く見られました。
フィールドワークから戻って、各グループで復習をします。
どのように説明すれば分かりやすく伝わるか?皆様で相談している姿が見受けられました。
小宮教授からは実際に周辺を歩いてみて感じた事をお話し頂き、質疑応答も行われ、受講者の理解が深まりました。
午前中の「地域安全マップ指導者養成講座」は終了です。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童たちが続々と集まってきました。
最初は緊張していた児童たちも、スタッフに声を掛けられると徐々に笑顔が出る等、和やかな雰囲気になりました。
そして午後から「地域安全MAP教室」のスタートです。
今回はFM香川の「筒井 智子」さんがイベントの司会を担当しました。
まずは東京海上日動の代理店・高松支店の皆さまと参加者との元気な挨拶から始まりました。
そしていよいよ、小宮教授の講義のスタートです。
今回は1年生から6年生までの児童が参加してくれました。
最初は児童たちと10回同じことを言って、クイズに答えてもらう「10回クイズ」を行い、笑いが起きたり、難しい問題に6年生が答えると、参加者の皆さまからは、拍手が湧きあがりました。
児童たちが小宮教授の講義に慣れてきたところで、みんなが犯罪に合わない為にはどうすればいいのか?という小宮教授からの難しい問いに、児童たちは積極的に様々な回答をしていました。
飽きさせない小宮教授の児童たちへの工夫された講義が展開されていきます。
プロジェクターを使用した講義では、児童たちに質問したり、前に出てきてもらったりと参加している意識を高める授業となりました。
魔法のキーワード「入りやすい」「見えにくい」を何度も伝え、児童たちもキーワードを覚える事により、発言が多くなりました。
クイズ形式の「入りやすい」「見えにくい」場所を当てるゲームの時には「はい!はい!」と大きな声で一斉に手を挙げて問題に答えていました。
ユニークな回答をする児童の姿も見られ、指導の方、親御さま含め、笑いが起こる場面もありました。
そして学んだ内容を実践する「フィールドワーク」のスタートです!
先程、受講修了証を受け取った保険代理店の方と東京海上日動高松支店の社員が指導者となり、4つの班に分かれてそれぞれ違うルートで「入りやすく」「見えにくい」場所を探しに出掛けます。
児童たちは寒い中でも元気に、出発して行きました。
講義で学んだ内容をすぐに発揮し、「ここは入りやすい、見えにくい」と指導の方と一緒に探している姿が見られました。
今回3回目のフィールドワークで初めて【トンネル】がありました。
指導の方が、何故危ないか?児童たちに問う場面も見られ、児童たちが正解したときの指導の方の喜ぶ姿が印象的でした。
大人にとっては高さを感じない壁や塀も、児童たちからすると「見えにくい」場所となります。
また、児童たちと一緒にフィールドワークを実施したことでさらに、指導の方は児童たちの目線で違う「景色」を見ることが出来ました。
フィールドワークから戻ってきたら、早速安全マップづくりに挑戦です。
大きな白地図に先程撮影した写真を置いていき、なぜその場所が危ないか、一生懸命書き込んで行きます。
指導の皆さんは「ここはどんな場所だった?」「入りやすい場所だった?」と各場所がどのような所だったかを質問し、正解が出ると「ふせん」にどのような場所だったかを記入していきます。
そして牟礼南小学校周辺の地域安全マップが完成しました!!
最後に小宮教授から今回の講義のまとめとして「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認と地域安全マップ協会のスタッフによるデモンストレーションで「景色」を見ることの重要性を再確認する事が出来ました!
最後は参加者全員で記念撮影をして有意義な1日となりました!
『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』
に意欲的に取り組んで頂きました児童の皆さん、保護者の皆さま、先生方、有難うございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立てて頂き、お友達にも広めて頂けると幸いです。
~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社東海日動パートナーズ高松支店
株式会社COCOLO TOKIO
2016年度、3回目は『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』を1月14日(土)に香川県高松市で開催致しました。
今回、実施に協力して頂いた小学校は高松市立牟礼南小学校。
讃岐牟礼駅から徒歩8分の、小高い丘の上に位置し、景色もよく、海を眺める事が出来る素敵な学校でした。
この小学校の児童19名とご家族の皆さま、総勢35名に参加して頂きました。
午前中は「地域安全マップ指導者養成講座」。
「地域安全マップ指導者養成講座」とは立正大学の小宮信夫教授が考案した、「地域安全マップ」の取り組みを、具体的に子どもたちに教えることが出来る指導者の育成を目的としている講座です。
小宮教授は、「犯罪機会論から見た日本の防犯対策は世界的に見てもまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる児童たちに広く学んでもらうには、正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。このイベントは児童たちの学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります」。と受講者に地域安全MAP教室の重要性や目的についてお話しされました。
その「地域安全マップ指導者養成講座」に今回は東京海上日動高松支店の社員の皆さまと地元の保険代理店の方が受講しました。
講義では、「不審者は見た目だけでは分からない。不審者に注意しましょう!」というメッセージでは、危ない人を見極める事は出来ないと、一般的に考えられている内容とは違った観点での講義に参加者は真剣に耳を傾け、メモを取っている姿が見られました。
また、長崎で発生した誘拐殺人事件の話を取り入れ、何故このような事件が起きたのか、対処法や「入りやすい」「見えにくい」場所、犯罪が起こりやすい場所について、講義が進められました。
講義の後は牟礼南小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
毎回、各会場で協力してくれる「特定非営利活動法人 地域安全マップ協会」のスタッフと一緒に講義で学んだ「入りやすい」「見えにくい」場所を探しに行きます。
当日はとても風が強く、寒い一日となりましたが、午後の児童たちのフィールドワークの為に寒さにも負けず、参加者は各グループで「入りやすい?入りにくい?」、「見えやすい?見えにくい?」と、参加者同士でお話している姿がどのグループでも見られました。
学校周辺は細い道、空き地、トンネルなど「入りやすい」「見えにくい」場所が多く見られました。
フィールドワークから戻って、各グループで復習をします。
どのように説明すれば分かりやすく伝わるか?皆様で相談している姿が見受けられました。
小宮教授からは実際に周辺を歩いてみて感じた事をお話し頂き、質疑応答も行われ、受講者の理解が深まりました。
午前中の「地域安全マップ指導者養成講座」は終了です。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童たちが続々と集まってきました。
最初は緊張していた児童たちも、スタッフに声を掛けられると徐々に笑顔が出る等、和やかな雰囲気になりました。
そして午後から「地域安全MAP教室」のスタートです。
今回はFM香川の「筒井 智子」さんがイベントの司会を担当しました。
まずは東京海上日動の代理店・高松支店の皆さまと参加者との元気な挨拶から始まりました。
そしていよいよ、小宮教授の講義のスタートです。
今回は1年生から6年生までの児童が参加してくれました。
最初は児童たちと10回同じことを言って、クイズに答えてもらう「10回クイズ」を行い、笑いが起きたり、難しい問題に6年生が答えると、参加者の皆さまからは、拍手が湧きあがりました。
児童たちが小宮教授の講義に慣れてきたところで、みんなが犯罪に合わない為にはどうすればいいのか?という小宮教授からの難しい問いに、児童たちは積極的に様々な回答をしていました。
飽きさせない小宮教授の児童たちへの工夫された講義が展開されていきます。
プロジェクターを使用した講義では、児童たちに質問したり、前に出てきてもらったりと参加している意識を高める授業となりました。
魔法のキーワード「入りやすい」「見えにくい」を何度も伝え、児童たちもキーワードを覚える事により、発言が多くなりました。
クイズ形式の「入りやすい」「見えにくい」場所を当てるゲームの時には「はい!はい!」と大きな声で一斉に手を挙げて問題に答えていました。
ユニークな回答をする児童の姿も見られ、指導の方、親御さま含め、笑いが起こる場面もありました。
そして学んだ内容を実践する「フィールドワーク」のスタートです!
先程、受講修了証を受け取った保険代理店の方と東京海上日動高松支店の社員が指導者となり、4つの班に分かれてそれぞれ違うルートで「入りやすく」「見えにくい」場所を探しに出掛けます。
児童たちは寒い中でも元気に、出発して行きました。
講義で学んだ内容をすぐに発揮し、「ここは入りやすい、見えにくい」と指導の方と一緒に探している姿が見られました。
今回3回目のフィールドワークで初めて【トンネル】がありました。
指導の方が、何故危ないか?児童たちに問う場面も見られ、児童たちが正解したときの指導の方の喜ぶ姿が印象的でした。
大人にとっては高さを感じない壁や塀も、児童たちからすると「見えにくい」場所となります。
また、児童たちと一緒にフィールドワークを実施したことでさらに、指導の方は児童たちの目線で違う「景色」を見ることが出来ました。
フィールドワークから戻ってきたら、早速安全マップづくりに挑戦です。
大きな白地図に先程撮影した写真を置いていき、なぜその場所が危ないか、一生懸命書き込んで行きます。
指導の皆さんは「ここはどんな場所だった?」「入りやすい場所だった?」と各場所がどのような所だったかを質問し、正解が出ると「ふせん」にどのような場所だったかを記入していきます。
そして牟礼南小学校周辺の地域安全マップが完成しました!!
最後に小宮教授から今回の講義のまとめとして「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認と地域安全マップ協会のスタッフによるデモンストレーションで「景色」を見ることの重要性を再確認する事が出来ました!
最後は参加者全員で記念撮影をして有意義な1日となりました!
『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』
に意欲的に取り組んで頂きました児童の皆さん、保護者の皆さま、先生方、有難うございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立てて頂き、お友達にも広めて頂けると幸いです。
~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社東海日動パートナーズ高松支店
株式会社COCOLO TOKIO