2015/12/05 開催 三重県 四日市市 暁小学校
「地域安全MAP教室」レポート in 三重県四日市市(2015/12/5 開催)
2015年度最後となる3回目の『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』を12月5日(土)に三重県四日市市で実施しました。
今回、実施に協力して頂いた小学校は私立の暁小学校。
大きな校庭と綺麗な校舎。12月という事もあり、校内にはクリスマスツリーが飾られていました。
児童たちは寒さにも負けず、休憩時間には元気に校庭で遊んでいる姿がたくさん見られました。
この地域は12月であれば雪も降る場所とお聞きしましたが、当日は晴天に恵まれる事が出来ました。
今回は、暁小学校と近隣の小学校の児童27名とご家族の皆さま総勢55名に参加して頂きました。
午前中は「地域安全マップ指導者養成講座」。
「地域安全マップ指導者養成講座」とは、立正大学の小宮信夫教授が考案した「地域安全マップ」の取り組み方法を、児童たちに教えることが出来る指導者の育成を目的としている講座です。
今回の「地域安全マップ指導者養成講座」は、東京海上日動火災保険の四日市支社の社員と地元の保険代理店の皆さん、合計13名が受講しました。
小宮教授からは、「専門分野である犯罪機会論から見た日本の防犯対策は、世界的に見てもまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる児童たちに広く学んでもらうには、正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。このイベントは児童たちの学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります。」と、講義冒頭にこの講義の目的が伝えられ、受講者はあらためて身を引き締めて講座に臨みました。
まずは一人ずつ自己紹介からスタートです。
参加した東京海上日動火災保険の社員や代理店の方からは、地域の為だけでなく、子供の目線になって今回の講義に望みたいという高い意識を持って参加したという声が多く聞こえました。
また、当日は暁小学校の先生方も一緒に講義を受けていただきました。
講義では、前日に四日市市で起きた強盗事件の話も交えながら「『日本は安全だ』、『日本は防犯の先進国だ』という認識は間違っている、しかし、三重県は防犯に対する対策が他の県よりも優れている」と小宮教授が話されていました。
小宮教授の提唱する犯罪が起こりやすい場所を示すキーワード“入りやすい”“見えにくい”。
「この2つのキーワードを意識すると、『なぜこの場所で犯罪が起きたのか』『なぜ犯人がこの場所を選んだのか』など、これまでと違った景色が見えてくる」という小宮教授の説明を、メモを取りながら真剣に聞いている姿が印象的でした。
講義の後は暁小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
毎回、各会場で協力してくれるNPO法人「地域安全マップ協会」のスタッフと一緒に、実際に小学校周辺を歩いて「入りやすい。見えにくい」危険な場所を確認して回ります。
暁小学校の周りは公園や神社、大きな駐車場など児童たちが遊ぶ場所が多くあります。
参加者は児童たちの目線になり、「普段は何も気にせず歩いている場所でも意識を変えると“入りやすい”“見えにくい”場所が沢山ありますね。」などと互いに話しながら、午後のフィールドワークで児童たちにどのように説明するかイメージしながら、インスタントカメラでチェックポイントを撮影していきました。
フィールドワークから戻ってからは、実際周辺を歩いてみて感じた事を発表したり、小宮教授への質疑応答を行いました。
最後に、小宮教授から一人一人直接受講修了証を受けとり午前中のプログラムは終了です。
指導者養成講座を修了し、午後からは実際に指導者になる皆さんへ小宮教授からの最後のアドバイスは、児童たちと話す時のNGワードについて。
犯罪が起こりそうな場所を示す言葉としてよく使われる「死角」と「暗い」という言葉は使わずに、あくまでも2つのキーワード「入りやすい」「見えにくい」場所が危険な場所であるという説明に徹すること。
なぜなら「死角」がなく、見渡しの良い場所でも、もともと人通りが少ない場所ならばそこは「見えにくい」場所になるからです。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童たちが続々と集まってきました。
今回のイベントには暁小学校の児童だけでなく、川越南小学校、富洲原小学校、八郷小学校の児童と保護者の皆さんも参加してくれました。
児童たちはみんな元気に挨拶をしてくれて、参加者を和ませてくれました。
そしてお昼1時から「地域安全MAP教室in四日市」のスタートです。
今回はレディオキューブFM三重アナウンサーの「西本亜裕子」さんがイベントの司会を担当しました。
まずは東京海上日動火災保険の社員・代理店の皆さんの自己紹介からはじまりました。
指導者がネームプレートに書いたユニークなニックネームに児童たちの笑う姿が見えました。
そしていよいよ、小宮教授の講義のスタートです。
第一声、「Hello! How are you?」と小宮教授は児童たちに話しかけました。
するとすぐに「I'm fine!」と英語で回答してくれて、その後も英語での質問やどこの国に行った事がある?と小宮教授が問いかけると、児童たちは様々な国の名前を答えてくれるので、指導者やスタッフは驚くばかりでした。
英語を織り交ぜた楽しい挨拶でこれまで緊張していた児童たちも皆リラックスした後、「海外に行っても、今日の講義は通用するんだよ」と小宮教授からの説明に続き、やさしく解りやすく、面白い講義が展開されていきます。
児童たちにさらに解りやすく内容を覚えてもらう為に、パソコンを使って動きのある講義を展開していきます。
低学年の児童も多く参加していたので、皆さん集中して映像を見ていました。
保護者の皆さまや先生方もメモを取るなど、講義への意欲を強く感じました。
クイズ形式の「入りやすい」「見えにくい」場所を当てるゲームの時には一斉に手が上がり、チャレンジする姿が多く見られました。
「なんで危ないの?」との問いかけにもしっかりとした理由を添えて話してくれました。
約50分間の講義もあっと言う間に終了し、学んだ内容を実践する「フィールドワーク」のスタートです!
午前中に指導者養成講座を修了した東京海上日動火災保険の社員・代理店が指導者となり、班ごとに分かれて児童たちと改めて挨拶をし、それぞれ違うルートでどんなところが「入りやすくて見えにくい」場所か、確認しに出掛けます。
児童たちは外に出た途端、先程の講義の内容を発揮したいと意気込みが感じられます!
指導者の方がところどころで場所で立ち止まり、「この場所はどんな場所?見えにくい?入りやすい?」と問いかけると元気いっぱいにしっかりとした理由も含めて答えていました。
児童たちが「公園で遊んでいる場所も危ない場所があるんだね」と友達同士で話している姿を見て、今回の講座の意味を知ってもらう事が出来、指導者の方も喜んでいました。
「ここが危ない」ではなく「このような景色の場所が危険なんだよ」と、やさしく説明をして、児童たちも真剣に指導者の方のお話を聞いていました。
児童たちが普段使用している場所も違う見方が出来て、指導者の方と楽しそうに会話をしながら、2つのキーワードに沿った「危ない場所、安全な場所」の写真を取っていきました。
【人は嘘をつくけど、景色は嘘をつかない】、海外に行っても通用するよと教えてくれた小宮教授のお話を再認識している様にも見えました。
フィールドワークから戻ってきたら、早速地域安全マップづくりに挑戦です。
大きな白地図に先程撮影した写真を貼り付け、ここはなんで危険だったのかをみんなで確認を取りながら「ふせん」に理由を記入をしていきます。
「入りやすい」「見えにくい」を繰り返し確認しながら、徐々に地図が完成に近づいていきます。
そして暁小学校周辺の地域安全マップが完成しました。
最後に小宮教授から今回の講義のまとめとして、「入りやすい」「見えにくい」というキーワードと、「どのようにしたら犯罪に巻き込まれないか?」「人を見るのでは無く、景色を見るんだよ、お菓子じゃないよ」と、景色を見て犯罪に合わないように気を付けようという再確認をし、笑いを交えながら講義は無事終了しました。
『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』
に意欲的に取り組んで頂きました児童の皆さん、保護者の皆さま、先生方、有難うございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立てて頂き、お友達にも広めて頂けると幸いです。
~~~~今回参加頂いた東京海上日動火災保険の代理店の皆様~~~~
株式会社ダイヤ保険サービス
有限会社 保険プロデュース
有限会社 トータル保険サービス
有限会社 保険ネットサービス
株式会社東海日動パートナーズ東海北陸・四日市支店
有限会社MMKカンパニー
保険サークル
2015年度最後となる3回目の『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』を12月5日(土)に三重県四日市市で実施しました。
今回、実施に協力して頂いた小学校は私立の暁小学校。
大きな校庭と綺麗な校舎。12月という事もあり、校内にはクリスマスツリーが飾られていました。
児童たちは寒さにも負けず、休憩時間には元気に校庭で遊んでいる姿がたくさん見られました。
この地域は12月であれば雪も降る場所とお聞きしましたが、当日は晴天に恵まれる事が出来ました。
今回は、暁小学校と近隣の小学校の児童27名とご家族の皆さま総勢55名に参加して頂きました。
午前中は「地域安全マップ指導者養成講座」。
「地域安全マップ指導者養成講座」とは、立正大学の小宮信夫教授が考案した「地域安全マップ」の取り組み方法を、児童たちに教えることが出来る指導者の育成を目的としている講座です。
今回の「地域安全マップ指導者養成講座」は、東京海上日動火災保険の四日市支社の社員と地元の保険代理店の皆さん、合計13名が受講しました。
小宮教授からは、「専門分野である犯罪機会論から見た日本の防犯対策は、世界的に見てもまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる児童たちに広く学んでもらうには、正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。このイベントは児童たちの学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります。」と、講義冒頭にこの講義の目的が伝えられ、受講者はあらためて身を引き締めて講座に臨みました。
まずは一人ずつ自己紹介からスタートです。
参加した東京海上日動火災保険の社員や代理店の方からは、地域の為だけでなく、子供の目線になって今回の講義に望みたいという高い意識を持って参加したという声が多く聞こえました。
また、当日は暁小学校の先生方も一緒に講義を受けていただきました。
講義では、前日に四日市市で起きた強盗事件の話も交えながら「『日本は安全だ』、『日本は防犯の先進国だ』という認識は間違っている、しかし、三重県は防犯に対する対策が他の県よりも優れている」と小宮教授が話されていました。
小宮教授の提唱する犯罪が起こりやすい場所を示すキーワード“入りやすい”“見えにくい”。
「この2つのキーワードを意識すると、『なぜこの場所で犯罪が起きたのか』『なぜ犯人がこの場所を選んだのか』など、これまでと違った景色が見えてくる」という小宮教授の説明を、メモを取りながら真剣に聞いている姿が印象的でした。
講義の後は暁小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
毎回、各会場で協力してくれるNPO法人「地域安全マップ協会」のスタッフと一緒に、実際に小学校周辺を歩いて「入りやすい。見えにくい」危険な場所を確認して回ります。
暁小学校の周りは公園や神社、大きな駐車場など児童たちが遊ぶ場所が多くあります。
参加者は児童たちの目線になり、「普段は何も気にせず歩いている場所でも意識を変えると“入りやすい”“見えにくい”場所が沢山ありますね。」などと互いに話しながら、午後のフィールドワークで児童たちにどのように説明するかイメージしながら、インスタントカメラでチェックポイントを撮影していきました。
フィールドワークから戻ってからは、実際周辺を歩いてみて感じた事を発表したり、小宮教授への質疑応答を行いました。
最後に、小宮教授から一人一人直接受講修了証を受けとり午前中のプログラムは終了です。
指導者養成講座を修了し、午後からは実際に指導者になる皆さんへ小宮教授からの最後のアドバイスは、児童たちと話す時のNGワードについて。
犯罪が起こりそうな場所を示す言葉としてよく使われる「死角」と「暗い」という言葉は使わずに、あくまでも2つのキーワード「入りやすい」「見えにくい」場所が危険な場所であるという説明に徹すること。
なぜなら「死角」がなく、見渡しの良い場所でも、もともと人通りが少ない場所ならばそこは「見えにくい」場所になるからです。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童たちが続々と集まってきました。
今回のイベントには暁小学校の児童だけでなく、川越南小学校、富洲原小学校、八郷小学校の児童と保護者の皆さんも参加してくれました。
児童たちはみんな元気に挨拶をしてくれて、参加者を和ませてくれました。
そしてお昼1時から「地域安全MAP教室in四日市」のスタートです。
今回はレディオキューブFM三重アナウンサーの「西本亜裕子」さんがイベントの司会を担当しました。
まずは東京海上日動火災保険の社員・代理店の皆さんの自己紹介からはじまりました。
指導者がネームプレートに書いたユニークなニックネームに児童たちの笑う姿が見えました。
そしていよいよ、小宮教授の講義のスタートです。
第一声、「Hello! How are you?」と小宮教授は児童たちに話しかけました。
するとすぐに「I'm fine!」と英語で回答してくれて、その後も英語での質問やどこの国に行った事がある?と小宮教授が問いかけると、児童たちは様々な国の名前を答えてくれるので、指導者やスタッフは驚くばかりでした。
英語を織り交ぜた楽しい挨拶でこれまで緊張していた児童たちも皆リラックスした後、「海外に行っても、今日の講義は通用するんだよ」と小宮教授からの説明に続き、やさしく解りやすく、面白い講義が展開されていきます。
児童たちにさらに解りやすく内容を覚えてもらう為に、パソコンを使って動きのある講義を展開していきます。
低学年の児童も多く参加していたので、皆さん集中して映像を見ていました。
保護者の皆さまや先生方もメモを取るなど、講義への意欲を強く感じました。
クイズ形式の「入りやすい」「見えにくい」場所を当てるゲームの時には一斉に手が上がり、チャレンジする姿が多く見られました。
「なんで危ないの?」との問いかけにもしっかりとした理由を添えて話してくれました。
約50分間の講義もあっと言う間に終了し、学んだ内容を実践する「フィールドワーク」のスタートです!
午前中に指導者養成講座を修了した東京海上日動火災保険の社員・代理店が指導者となり、班ごとに分かれて児童たちと改めて挨拶をし、それぞれ違うルートでどんなところが「入りやすくて見えにくい」場所か、確認しに出掛けます。
児童たちは外に出た途端、先程の講義の内容を発揮したいと意気込みが感じられます!
指導者の方がところどころで場所で立ち止まり、「この場所はどんな場所?見えにくい?入りやすい?」と問いかけると元気いっぱいにしっかりとした理由も含めて答えていました。
児童たちが「公園で遊んでいる場所も危ない場所があるんだね」と友達同士で話している姿を見て、今回の講座の意味を知ってもらう事が出来、指導者の方も喜んでいました。
「ここが危ない」ではなく「このような景色の場所が危険なんだよ」と、やさしく説明をして、児童たちも真剣に指導者の方のお話を聞いていました。
児童たちが普段使用している場所も違う見方が出来て、指導者の方と楽しそうに会話をしながら、2つのキーワードに沿った「危ない場所、安全な場所」の写真を取っていきました。
【人は嘘をつくけど、景色は嘘をつかない】、海外に行っても通用するよと教えてくれた小宮教授のお話を再認識している様にも見えました。
フィールドワークから戻ってきたら、早速地域安全マップづくりに挑戦です。
大きな白地図に先程撮影した写真を貼り付け、ここはなんで危険だったのかをみんなで確認を取りながら「ふせん」に理由を記入をしていきます。
「入りやすい」「見えにくい」を繰り返し確認しながら、徐々に地図が完成に近づいていきます。
そして暁小学校周辺の地域安全マップが完成しました。
最後に小宮教授から今回の講義のまとめとして、「入りやすい」「見えにくい」というキーワードと、「どのようにしたら犯罪に巻き込まれないか?」「人を見るのでは無く、景色を見るんだよ、お菓子じゃないよ」と、景色を見て犯罪に合わないように気を付けようという再確認をし、笑いを交えながら講義は無事終了しました。
『Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』
に意欲的に取り組んで頂きました児童の皆さん、保護者の皆さま、先生方、有難うございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立てて頂き、お友達にも広めて頂けると幸いです。
~~~~今回参加頂いた東京海上日動火災保険の代理店の皆様~~~~
株式会社ダイヤ保険サービス
有限会社 保険プロデュース
有限会社 トータル保険サービス
有限会社 保険ネットサービス
株式会社東海日動パートナーズ東海北陸・四日市支店
有限会社MMKカンパニー
保険サークル