2013/10/19 開催 神奈川県 横須賀市 大塚台小学校
「地域安全MAP教室」レポート in 神奈川県横須賀市 (2013/10/19 開催)
2013年度2回目の『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』を、神奈川県横須賀市立大塚台小学校で、10月19日(土)に開催しました!
今回のイベントには大塚台小学校の児童20名と、その家族、学校の先生など総勢41名にご参加頂きました。
大塚台小学校は、JR・京浜急行の久里浜駅からバスで15分ほどの山を切り開いた場所に立地し、大規模な団地やマンション、戸建住宅がたくさんあるエリアです。学校の前には、アメリカ海軍の横須賀基地で働く方々が住むマンションもあります。
今年で開校10年目と新しく、また在校生の数は900名近くという横須賀市内でも大きい小学校です。
午前中は「地域安全MAP教室」の指導員としてボランティア参加して頂く東京海上日動の代理店・社員の皆さん、そして大塚台小学校の安全を担当する先生が、立正大学の小宮信夫教授による「地域安全MAP教室」の指導者養成講義を受講しました。
小宮教授は犯罪社会学を専攻する傍ら、地域安全マップの考案者として全国で講演や指導を行っています。また防犯という視点から全国各地の自治体の環境設計や町づくりについてアドバイザーとして活躍されています。
午前中の指導者養成講座では、地域安全マップの理論や海外で取り入れられている安心・安全な街づくりの基本、児童達がどうすれば危険を予測できるかについて学びます。
小宮教授は、日本人で初めてイギリスのケンブリッジ大学で犯罪学を学んだ方です。
今回の講義では、7年後のオリンピックの開催が東京に決定した事を受け、
「東京は世界的に見て治安の良い都市と言われています。しかしそれは、学校教育や親のしつけが厳しかった事と地域コミュニティの関係が濃かったからです。犯罪社会学の観点から考えると、東京は決して優れた都市設計がされているわけではありません。」
とお話をされていました。
詳しい講義内容はこちらから。
講義の後は、大塚台小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
大塚台小学校の周辺は、大きな公園、古墳の遺跡、グラウンドなど、児童たちが楽しく遊べそうな場所がたくさんあります。
また大きい団地群もあり、人の往来も活発です。
しかし実際に歩いてみると、先ほどの小宮教授の講義で学んだキーワード、「入りやすい」「見えにくい」という場所が、色々なところに存在している事が分かりました。
大塚台小学校の先生も「小宮教授の講義を聞いて、改めて景色を見ると、これまで安全な通学路だと思っていた場所が実はそうではないのかも知れない、と気づくので凄く参考になった。」とおっしゃっていました。
午後には代理店の皆さんが指導者として児童に教える立場になります。
代理店の皆さんは、小宮教授や地域安全マップ協会のスタッフに積極的に質問をしながら、午後に自分達で児童に説明する際の動きや言葉を何度もシミュレートしていました。
フィールドワークから戻ってきて更に質疑応答、そして受講終了証を小宮教授から直接受け取って午前中のプログラムは終了となります。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童達も集まってきました。
今日の「地域安全MAP教室」は台風の接近もあり、天候の急変が心配ですが、集まってくれた児童の皆さんは元気一杯!! 楽しいイベントになりそうです。
そしてお昼1時から「地域安全MAP教室」が始まりました。
今回はTOKYO FMの週末の天気予報や交通情報ナビゲーターとして活躍中の渡名喜織恵さんがイベントの司会進行を務めました
東京海上日動の代理店・社員の皆さんもおそろいのイベントジャンパーを着てご挨拶。
そしていよいよ小宮教授による講座が始まります。
小宮教授から児童への最初の質問は、「みんなの中で怪しい人を見分けられる人はいるかな?」というもの。
この質問を受けて、まずはDVDの上映をスタート!
DVDでは、可愛い女の子のキャラクターが「景色から危険を予測し、予防することの大切さ」を説明していきます。
DVD上映が終わると小宮教授は、
「服装や顔など外見を見ただけでは怪しい人、危険な人を見つける事は難しいよね。でもね、危険な場所、犯罪がおきやすい場所や景色は今日の勉強で見分ける事はできるよ。 これから一緒に勉強して行こう。」
と講義を繋げて行きます。
小宮教授は、ホワイトボードに色々な絵を描きながら、「入りやすい」「見えにくい」場所をクイズ形式で解説していきます。
楽しい約50分の講義を終えて、いよいよフィールドワークへ出発です。
代理店の皆さんは、班ごとに一緒に活動する児童たちと改めてご挨拶。
台風が近づいているため、外の天気は曇り空。今にも雨が降ってきそうなお天気なので、レインコートも準備してフィールドワークに出かけます。
代理店さんが指導員となり、各班違うルートを回ります。児童たちは自分達で学校周辺の「入りやすい」「見えにくい」危険な場所を探して地図に印を付け、インスタントカメラで写真を撮影。
保護者の皆さんもいつもと違うこどもたちの姿に興味津々。
児童たちは「なぜここが危険な場所なのか」という代理店の皆さんの問いかけに一所懸命に考えています。
古墳公園の中にあるゴミ、高いフェンスで囲まれた場所、団地の窓が無い壁面など、先ほどの講義で小宮教授がホワイトボードに描いていた絵と同じような場所が見つかります。
指導員の代理店さんは、午前中のフィールドワークで気づいた事を、午後の小宮教授の授業を参考にしながら子供にも理解できる内容に落とし込んで伝えています。
「ここが危険」なのではなく「このような景色の場所が危険」というように、具体的な場所で覚えるのではなく、危険である理由を学ぶことが重要なポイントです。
途中で雨も降ってきましたが、児童たちも大人も元気にフィールドワークを実施、安全マップ作成に必要な写真やメモを準備する事ができました。
フィールドワークから戻ってきた児童たちは、お菓子やジュースで一休み。
その後、早速大きな白地図にインスタントカメラで撮影した写真を貼り付け、なぜその場所が危ないのかを一所懸命に考えて書き込んで行きます。
代理店の皆さんはフィールドワークで撮影した写真の場所が「入りやすい」のか「入りにくい」のか、「見えやすい」のか「見えにくいのか」、このキーワードを児童たちに繰り返し質問します。
児童たちの元気な声が教室一杯に響いています。
大塚台小学校の先生も児童の積極的な様子に嬉しそうです。
そして桜木小学校の地域安全マップが完成しました!
最後に小宮教授から「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認と、実際に危険な場所ではどのように行動するのが良いのかを、地域安全マップ協会のスタッフが児童役と怪しい人役に扮し、コミカルに実演しました。
『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
今回のイベントは雨が降ったり止んだりを繰り返し、フィールドワークの実施が心配でしたが、何とかプログラムを予定通りに実施する事が出来ました。
そして積極的に発言し行動する素晴らしい児童たちが集まってくれました。
熱心に取り組んでくれた児童の皆さん、保護者の皆さま、先生、ありがとうございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立て、お友達にも広めて頂けると幸いです。
『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
次回もお楽しみに!
~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社バリューエージェント
株式会社トラスティ
有限会社湘南マリーン
Mフレンズ株式会社
株式会社あんしんサポート
有限会社湘南サポート
2013年度2回目の『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』を、神奈川県横須賀市立大塚台小学校で、10月19日(土)に開催しました!
今回のイベントには大塚台小学校の児童20名と、その家族、学校の先生など総勢41名にご参加頂きました。
大塚台小学校は、JR・京浜急行の久里浜駅からバスで15分ほどの山を切り開いた場所に立地し、大規模な団地やマンション、戸建住宅がたくさんあるエリアです。学校の前には、アメリカ海軍の横須賀基地で働く方々が住むマンションもあります。
今年で開校10年目と新しく、また在校生の数は900名近くという横須賀市内でも大きい小学校です。
午前中は「地域安全MAP教室」の指導員としてボランティア参加して頂く東京海上日動の代理店・社員の皆さん、そして大塚台小学校の安全を担当する先生が、立正大学の小宮信夫教授による「地域安全MAP教室」の指導者養成講義を受講しました。
小宮教授は犯罪社会学を専攻する傍ら、地域安全マップの考案者として全国で講演や指導を行っています。また防犯という視点から全国各地の自治体の環境設計や町づくりについてアドバイザーとして活躍されています。
午前中の指導者養成講座では、地域安全マップの理論や海外で取り入れられている安心・安全な街づくりの基本、児童達がどうすれば危険を予測できるかについて学びます。
小宮教授は、日本人で初めてイギリスのケンブリッジ大学で犯罪学を学んだ方です。
今回の講義では、7年後のオリンピックの開催が東京に決定した事を受け、
「東京は世界的に見て治安の良い都市と言われています。しかしそれは、学校教育や親のしつけが厳しかった事と地域コミュニティの関係が濃かったからです。犯罪社会学の観点から考えると、東京は決して優れた都市設計がされているわけではありません。」
とお話をされていました。
詳しい講義内容はこちらから。
講義の後は、大塚台小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
大塚台小学校の周辺は、大きな公園、古墳の遺跡、グラウンドなど、児童たちが楽しく遊べそうな場所がたくさんあります。
また大きい団地群もあり、人の往来も活発です。
しかし実際に歩いてみると、先ほどの小宮教授の講義で学んだキーワード、「入りやすい」「見えにくい」という場所が、色々なところに存在している事が分かりました。
大塚台小学校の先生も「小宮教授の講義を聞いて、改めて景色を見ると、これまで安全な通学路だと思っていた場所が実はそうではないのかも知れない、と気づくので凄く参考になった。」とおっしゃっていました。
午後には代理店の皆さんが指導者として児童に教える立場になります。
代理店の皆さんは、小宮教授や地域安全マップ協会のスタッフに積極的に質問をしながら、午後に自分達で児童に説明する際の動きや言葉を何度もシミュレートしていました。
フィールドワークから戻ってきて更に質疑応答、そして受講終了証を小宮教授から直接受け取って午前中のプログラムは終了となります。
お昼を過ぎて、イベントに参加する児童達も集まってきました。
今日の「地域安全MAP教室」は台風の接近もあり、天候の急変が心配ですが、集まってくれた児童の皆さんは元気一杯!! 楽しいイベントになりそうです。
そしてお昼1時から「地域安全MAP教室」が始まりました。
今回はTOKYO FMの週末の天気予報や交通情報ナビゲーターとして活躍中の渡名喜織恵さんがイベントの司会進行を務めました
東京海上日動の代理店・社員の皆さんもおそろいのイベントジャンパーを着てご挨拶。
そしていよいよ小宮教授による講座が始まります。
小宮教授から児童への最初の質問は、「みんなの中で怪しい人を見分けられる人はいるかな?」というもの。
この質問を受けて、まずはDVDの上映をスタート!
DVDでは、可愛い女の子のキャラクターが「景色から危険を予測し、予防することの大切さ」を説明していきます。
DVD上映が終わると小宮教授は、
「服装や顔など外見を見ただけでは怪しい人、危険な人を見つける事は難しいよね。でもね、危険な場所、犯罪がおきやすい場所や景色は今日の勉強で見分ける事はできるよ。 これから一緒に勉強して行こう。」
と講義を繋げて行きます。
小宮教授は、ホワイトボードに色々な絵を描きながら、「入りやすい」「見えにくい」場所をクイズ形式で解説していきます。
楽しい約50分の講義を終えて、いよいよフィールドワークへ出発です。
代理店の皆さんは、班ごとに一緒に活動する児童たちと改めてご挨拶。
台風が近づいているため、外の天気は曇り空。今にも雨が降ってきそうなお天気なので、レインコートも準備してフィールドワークに出かけます。
代理店さんが指導員となり、各班違うルートを回ります。児童たちは自分達で学校周辺の「入りやすい」「見えにくい」危険な場所を探して地図に印を付け、インスタントカメラで写真を撮影。
保護者の皆さんもいつもと違うこどもたちの姿に興味津々。
児童たちは「なぜここが危険な場所なのか」という代理店の皆さんの問いかけに一所懸命に考えています。
古墳公園の中にあるゴミ、高いフェンスで囲まれた場所、団地の窓が無い壁面など、先ほどの講義で小宮教授がホワイトボードに描いていた絵と同じような場所が見つかります。
指導員の代理店さんは、午前中のフィールドワークで気づいた事を、午後の小宮教授の授業を参考にしながら子供にも理解できる内容に落とし込んで伝えています。
「ここが危険」なのではなく「このような景色の場所が危険」というように、具体的な場所で覚えるのではなく、危険である理由を学ぶことが重要なポイントです。
途中で雨も降ってきましたが、児童たちも大人も元気にフィールドワークを実施、安全マップ作成に必要な写真やメモを準備する事ができました。
フィールドワークから戻ってきた児童たちは、お菓子やジュースで一休み。
その後、早速大きな白地図にインスタントカメラで撮影した写真を貼り付け、なぜその場所が危ないのかを一所懸命に考えて書き込んで行きます。
代理店の皆さんはフィールドワークで撮影した写真の場所が「入りやすい」のか「入りにくい」のか、「見えやすい」のか「見えにくいのか」、このキーワードを児童たちに繰り返し質問します。
児童たちの元気な声が教室一杯に響いています。
大塚台小学校の先生も児童の積極的な様子に嬉しそうです。
そして桜木小学校の地域安全マップが完成しました!
最後に小宮教授から「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認と、実際に危険な場所ではどのように行動するのが良いのかを、地域安全マップ協会のスタッフが児童役と怪しい人役に扮し、コミカルに実演しました。
『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
今回のイベントは雨が降ったり止んだりを繰り返し、フィールドワークの実施が心配でしたが、何とかプログラムを予定通りに実施する事が出来ました。
そして積極的に発言し行動する素晴らしい児童たちが集まってくれました。
熱心に取り組んでくれた児童の皆さん、保護者の皆さま、先生、ありがとうございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立て、お友達にも広めて頂けると幸いです。
『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
次回もお楽しみに!
~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社バリューエージェント
株式会社トラスティ
有限会社湘南マリーン
Mフレンズ株式会社
株式会社あんしんサポート
有限会社湘南サポート