ニューヨークで人気を集める、ジョン・デリアンのボタニカルプレート。「デコパージュ」と呼ばれるイタリアの古いガラス細工技法を用いて、花や植物、果実などが生き生きと色彩豊かに描かれています。
植物に関しての名著や、写真集、そしてグッズなどをご紹介するボタニカルブックス&グッズ。今回は、ニューヨーク発、ジョン・デリアンのコレクションをご紹介します。
ジョン・デリアン・コレクションとは
ジョン・デリアンは、ニューヨークを代表するデザイナー。古い図鑑や本の挿絵の図柄を切り取り、ガラスに張り付けるというイタリアのガラス細工技法「デコパージュ」を用い、数々の作品を生み出してきました。ニューヨーク、マンハッタンのイーストビレッジにあるオリジナルショップ「JOHN DERIAN COMPANY」には、そんなコレクションがところ狭しと並べられています。
JOHN DERIAN COMPANY(ニューヨーク)の店内
図柄を丁寧に1点1点ガラスに貼り付けて、ハンドメイドで作成された飾り皿やペーパーウェイト。年2回発表される新作のコレクションには世界中から注目が集まっています。
時を超えて蘇るボタニカルイメージ
ジョン・デリアン・コレクションの中でも特に、ニューヨークで人気を集めているのが、花や植物柄をデザインしたガラスプレートです。その原点は1983年。マサチューセッツ州のフリーマーケットで、ジョン・デリアンがアンティークの箱と出会ったことから始まりました。偶然彼が見つけた古びた箱の中には、古い書籍と花の挿絵が印刷された2枚の紙が入っていました。その紙を見た途端、彼は深い感銘を覚えたそうです。「この花の挿絵は時を経てもなぜ、こんなに色鮮やかで人を魅了するのだろう?」。かつて古人が、自然から得た感動から描いた図柄や絵が、時を経てジョン・デリアンに新たな創作の意欲をもたらしたのです。
ジョン・デリアンのボタニカルなガラスプレート
古い本の挿絵から生まれたガラスプレートの花や植物は、時を超えて、それを手にした人に語りかけてきます。ジョン・デリアンがフリーマーケットで最初に感じた感動が、そのまま伝わってくるかのようです。その人気はニューヨークにとどまることなく、世界中で愛されています。
壁や棚に飾ると、まるで美術品のようにインテリアをランクアップ。アクセサリーなどの小物入れに使っても、気分があがります。商品の一部は表参道のショップや同社の通販サイトで購入可能。まずは1枚、手にしてみてはいかがでしょうか。
H.P.DECO (表参道店)のディスプレイ
TOKYO FM
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