あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2021.01.08

Botanical Goods42
思いを結ぶ、水引ボタニカルアートの魅力

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祝儀の袋など慶事に欠かせない「水引」。水引アーティスト、高橋千紗さんは、伝統の水引作りの手法を踏襲しながら、独自の創作を行っています。その花や植物をモチーフにした作品には、日本人の心が結ばれています。

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今回は、ハレの日を飾る水引の魅力と、普段使いでも楽しめるボタニカルモチーフの水引アートをご紹介します。


日本人の心を結ぶ水引 
水引はもともと、飛鳥時代に中国からの献上品にかけられていた白と赤の麻紐を起源にしていると言われています。その後、室町時代になると和紙を芯にした紐が使われ、皇族や武家の間で広まって行きますが、水引をかけるのは、「けがれのないもの、真心がこもったもの」であることを表すためでした。その後、水引は、縁起物にかけるだけでなく、あらゆるものを水引で作る工芸文化に繋がってゆきます。時代を経ても変わらないことは、言葉の代わりに思いを結び、込めるということ。日本人独特の奥ゆかしさと、もてなしの文化の象徴として、水引は贈る方と贈られる方の心を結んでいます。

私たちが今、日常で何気なく目にする水引にも、実は色や結び方にそれぞれ大切な意味が込められています。たとえば、慶事に白と赤の水引の組み合わせが使われるのは、宮中の献上品に紅白の紐が使われた伝統から。高橋さんが花からインスピレーションを受けて作る「福寄せのはし置き」は、そんな白や赤をはじめ、金色の水引が使われ、新年の食卓にぴったりです。その場を清め、祝い、福を招いてくれるものとなっています。

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福寄せのはし置き


また、水引の伝統の結びの手法、5枚の花びらを表す「梅結び」をアレンジした、「花づくしのナプキンリング、ボトルリング」も、新年の雰囲気を高めてくれます。白、赤、金銀の他に様々な色も組み合わされ、食卓の印象をハレの日の趣きに変えてくれます。

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花づくしのナプキンリング、ボトルリング




水引で結ぶ四季の彩り
高橋千紗さんはもともと、ものづくりに興味を持っていましたが、ある結婚式の引き出物にあしらわれた、シンプルな水引に心惹かれます。その後、ご祝儀袋に気に入ったものがなく、「自分で作ればいいんだ」と思ったのがきっかけで、水引作りを習い始めました。水引は、和紙をこよりのように巻いて、のりで固めて作りますが、高橋さんが注目したのは、色や素材のバリエーションがとても豊富なこと。フィルムなどを巻いて仕上げられた質感や、色の美しさに心惹かれ、どんどん創作欲が高まったとおっしゃいます。

高橋さんの作品作りの基本は、季節を感じるものや1年の時の巡りを伝えてくれるもの。季節の花や植物は、欠かせない題材となっています。水引アートで表現された木蓮や春の野に咲く小さな花々からは、春の香りさえも感じられます。

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木蓮のブローチ

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野原の花冠



小さな花のつぼみが連なる髪飾りや、幾重にも重なって咲く花をイメージしたかんざしは、浴衣など夏の装いをイメージして結んだものです。

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上:つぼみの髪飾り / 下:早乙女のかんざし


秋の実りをイメージしたスワッグ感覚の水引の壁飾りや、秋風にそよぐチョコレートコスモス。秋ならではの深い色を表現できるのも、多様な色と素材が選べる、水引だからこそと言えます。

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木の実のスワッグ

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チョコレートコスモスのウォールフレーム



水引の一見控えめな美の主張や、植物との深い関わりから生まれた結びの手法。高橋さんは暮らしの中で、そんな水引に込められた日本人の心や、自然への思いを感じて欲しいと願っています。花や植物に季節を感じながら1年を過ごせる幸せや、大切な人を思いやる心、そんな日本人の精神性を水引は今に伝えてくれています。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 1月9日は、歌手の坂本冬美さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


高橋千紗 水引アーティスト
趣味で様々なものづくりを行う中で水引と出会い、基礎から学ぶ。伝統的な水引の結び方を踏まえつつ、色づかいやデザインに今の時代を意識した作品を手がけ、ワークショップも開催。水引の魅力を伝えている。著書は、『水引で結ぶ、もてなす、いろどる。季節の小物とアクセサリー』(日本文芸社刊) 。
ホームページ:xyzjewelrypluslife.com
インスタグラム:@_xyz.dot_

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『水引で結ぶ、もてなす、いろどる。季節の小物とアクセサリー』(日本文芸社刊)


本文写真:『水引で結ぶ、もてなす、いろどる。季節の小物とアクセサリー』(日本文芸社刊)より

2020.11.13

Botanical Goods41
ニューヨーク発、ボタニカルな愛が溢れるクラフトワーク

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ニューヨークの女性クリエイターが手がけるのは、自然や花から受ける恩恵をモチーフに制作されたクラフトワーク。手軽にインテリアに取り入れることができ、お部屋に華やぎを届けてくれます。

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今回は、ニューヨークの2人の女性クリエイターを取り上げ、ボタニカルな愛に溢れたグッズをご紹介します。



生花の持つ“幸せ”を表現したい、リヴィア・チェティのペーパーフラワーアート
「生花の持つ“幸せ”を、自分のクリエイションで表現したい」。そう語るのがニューヨークのペーパーフラワー作家、リヴィア・チェティさんです。様々な色の薄紙とクレープペーパーを用い、花や植物をモチーフとした作品を製作し、作品を集めた本も出版されるほど人気を集めています。花びらは多様な色使いで細部まで丁寧に表現しながら、茎や葉はちょっとグラフィカルにデフォルメ。そんな個性ある作品は、造花とも生花とも違う独特のニュアンスがあり、アートとしても愛されています。花、サボテンなど、種類も色も豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて、そのまま置いたり、生花のように花器に入れてアレンジするなど、自由に楽しむことができます。

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リヴィア・チェティのペーパーフラワー


現在、ニューヨークを拠点に活躍するリヴィア・チェティさんは、アメリカ、カリフォルニア州サンタバーバラの出身。父親は陶芸家、母親は織物、版画作家とアートに親しむ家庭で育ちました。芸術大学で学び、多くのフローリストの下で経験を積んだ後、ペーパーフラワーアートを手がけるようになります。オバマ大統領在任時には、ミシェル大統領夫人に招待され、ホワイトハウスの公式晩餐会のフローラル・デザインをペーパーフラワーで手がけたこともありました。リヴィアさんがこだわっているのが、「ポジティブ志向」であること。出会ったものはまず、なんでも身の回りに積極的に取り入れて、良さを引き出すように工夫しています。そんな前向きな姿勢は作品作りでも同じ。「生花は華やぎをもたらし、部屋を生き生きとさせ心をハッピーにします。でも、きっと紙の花でも同じことが起きるはず」。そう信じてペーパーフラワー作りに向き合っています。

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リヴィア・チェティのペーパーフラワー


そして、変わることなく大切にしてきたのが、自然に囲まれて花と暮らすこと。「私はいつも自然と一緒に生きている。人は花を見ると目が大きくなる、それが好き。私が目指しているのは、生の花に代わるものではなく、生の花がもっている人を幸せにする力を、自分の作品を通して表現すること。自然と同じ花の形を作るのではなく、生の花がもたらす“幸せ”を、自分のクリエイションで届けたいと思うのです」。リヴィアさんの作品への思いです。



自然から届くインスピレーション、コーラル・アンド・タスクのボタニカル刺繍
コーラル・アンド・タスクは、ステファニー・ハウズリーさんが2007年にニューヨーク、ブルックリンで立ち上げた刺繍ブランドです。ストーリー性のあるデザインと、絵画のように映える色彩を特徴としています。コンセプトは、「自然と旅」。デザイナーも務めるステファニーさんが、世界各地で出会った、自然の美しさから得たインスピレーションが込められています。特に幼少期に訪れたアメリカ・ワイオミング州の大自然は、忘れられない特別な場所であり、自然で起きるすべてを知り理解したいという、幼い頃に芽生えた探究心が、ブランドの世界観を作り上げています。ちなみにコーラル(Coral)とはサンゴのこと、そしてタスク(Tusk)とは珍しい海の生きものイッカクのこと。どちらも幸福のシンボルとされ、この2つの命に見合う美しいものを表現し、作りたいという思いからブランド名が生まれました。

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コーラル・アンド・タスク カクテルナプキン Paperwhites


ステファニー・ハウズリーさんはレース編みが得意な曾祖母、もの作りの楽しさを教えてくれた祖母や母らの影響で、物心ついた時から、描くことと刺繍が大好きでした。いつもバックの中に刺繍糸と布切れを入れて持ち歩き、時間さえあれば動物や植物の刺繍をしていたそうです。高校を卒業後、アートスクール、Rhode Island School of Design (RISD)で機織とテキスタイルデザインを学び、卒業後は専攻を生かし、インテリアのテキスタイルデザイナーとして活躍。同時に刺繍についての専門知識を学び、趣味として続けていた刺繍製作に本格的に取り組み、コーラル・アンド・タスクをスタートさせました。そんなステファニーさんが大切にしている思いが、自然からのインスピレーションで暮らしも仕事も豊かにすること。鳥や動物、木々や植物や花などの命の輝きを刺繍作品で表現しています。

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コーラル・アンド・タスク 巾着 Lily bell


最近、新たなモチーフとして取り入れているのが 「果実」です。誕生や春など人生を謳歌するテーマを考えていた時、その存在が心に浮かんだそうです。生命力を感じるよう、いつもよりも鮮やかな色を選び、果物の大きさも実寸大で表現しています。「こんなにも生命力に溢れていて、美しく、かつ美味しく食べることができるなんて素晴らしい」。そんな果実への思いを込めて、フルーツそのままのサイズ感にこだわった、クッションやテーブルランナーなどの新シリーズも誕生しています。ステファニーさんのアトリエの壁には、常に風景や植物、生きものたちの写真がピンナップされています。その奇跡のような美しさから受けるインスピレーションが、彼女の創作のエネルギーの源になっています。

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コーラル・アンド・タスク テーブルランナー Fruits garland


自然が生み出した花や植物、果実などの持つ美しさにこだわりながら作られたボタニカルクラフトワーク。そこにはクリエイターたちの「誰かを作品で幸せにしたい」という願いが込められています。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 11月14日は、作家の谷村志穂さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


リヴィア・チェティ Livia CETTI www.hpfrance.com/brand/livia-cetti
Livia CETTI インスタグラム @thegreenvase

コーラル・アンド・タスク Coral & Tusk www.hpfrance.com/brand/coralandtusk
Coral & Tusk インスタグラム @coralandtusk

2020.09.04

Botanical Goods40
暮らしに花を添えるボタニカルグッズ

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残暑も厳しい頃です。疲れ気味の心と身体をボタニカルな一品で癒しませんか。花をイメージした優しい肌触りのタオルや、花や植物の香りを楽しめるグッズ。暮らしに花を添えるボタニカルグッズで、夏の終わりを健やかに過ごしたいですね。

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今回は、毎日の生活に取り入れて楽しむボタニカルグッズをご紹介します。



花を贈るように楽しむ、癒しのフラワータオル
毎日使うものだからこそ、こだわって選びたいのがタオルです。気持ちを癒してくれる優しい肌触りはもちろん、幸せな気持ちにしてくれるデザインなら、なお嬉しいですね。色やパッケージに花をイメージしたフラワータオルはいかがでしょう。


<花の専門店が監修したこだわり花タオル「ROSE GARDEN」>
暮らしに華やかさを添えてくれる「ROSE GARDEN」は、「日比谷花壇」と「西川」のコラボレーションにより、バラの花をイメージして作られたタオルです。用意された5つの色はどれも、自然が生んだ繊細なニュアンスをグラデーションで表現。パッケージの中に、生花のバラそのもののように折りたたんで収められています。タオルの名産地、今治のタオル素材は、吸水性に優れ、肌触りの柔らかさも特徴。お出かけにもぴったりのサイズ感で、使い勝手の良いタオルハンカチに仕上げられています。大切な人に思いを届けるため、まるで花を贈るように、タオル選びを楽しんで欲しいという願いが込められています。

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ROSE GARDEN 5色ミックス


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ROSE GARDEN 5色ミックス タオルハンカチ




<ドライフラワーが映える、MAXMATERIAの花束タオル>
天然のドライフラワーをタオルで包み、ブーケのようなパッケージにしたのが、MAXMATERIAの「花束タオル」です。それぞれのタオルの色を引き立てるドライフラワーが使われていますので、まるでブーケアレンジのようです。タオルに巻かれたドライフラワーは2タイプから選べます。

「ヘリクリサム」は水分が少なく、乾燥させても花の形や光沢がそのまま残るのが魅力で、「エバーラスティング」とも呼ばれています。花言葉は「いつまでも続く幸せ」です。

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MAXMATERIA ヘリクリサムシリーズ


もうひとつは「リモニウム(スターチス)」と「ユーカリ」の組み合わせ。リモニウムもドライにしても美しさが失われない花で、花言葉は「変わらぬ心」。そして、ユーカリの花言葉は「新生と再生」。タオルの質感や色の相性のほか、花言葉にもこだわって選ばれています。

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MAXMATERIA リモニウム&ユーカリシリーズ


また、ドライフラワーを包んでいるタオルも、富山県の天然木材から作られた、シルクのような肌触りの特別な生地でできています。綿と比べて色落ちがしにくく、吸水力も優れていて、まるで空気をまとうようなふんわりとした上質な手触り。サイズも豊富で、バスタオルからフェイスタオル、そしてハンドタオルまで用意されています。ヘリクリサムもリモニウムも豊富な色が用意されていますので、贈る人に合わせて選んではいかがでしょう。




癒しの花が香るボタニカルグッズ
花や植物、フルーツを独自にミックスした香りが楽しめるのが、アロマオイルやオリジナルティー。ボタニカルな香りは私たちの心と身体を癒し、前向きな気分にしてくれます。


<VITAL MATERIALのボタニカルなアロマディフューザー>
五感を癒すボタニカルな香りを楽しめるのが、「VITAL MATERIAL」のアロマディフューザーです。使用するアロマオイルには、天然素材のドライハーブやドライフルーツを使用しているので、植物本来の香りがお部屋で手軽に楽しめます。そしてディフューザーの中にも、ドライハーブやドライフルーツそのものが贅沢に飾られており、視覚的にもボタニカルなテイストを満喫できます。

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VITAL MATERIAL アロマディフューザー


たとえば「アロマディフューザー ダマスクローズ」は、濃厚に漂う芳香が特徴で、「バラの女王」と讃えられるダマスクローズの香り。「アロマディフューザー ベルガモット」は、植物や果実のエッセンシャルオイルをふんだんに使用した、オリジナルブレンドのアロマの香りが楽しめます。贅沢な香りと、ボトルの中のボタニカルな世界が、お部屋に置くだけで癒しを届けてくれます。


<L'Aromatisane.(アロマティザン)のアロマティー>
L'Aromatisane.(アロマティザン)のアロマティーは、紅茶でもハーブティーでもワインでもない「アロマティー」という新しいカテゴリーの飲みものです。ハーブはもちろん、スパイスやフルーツなど自然の食材だけが持つ、ナチュラルな香りがブレンドされています。奥ゆきある香りと味わいで、毎日をより豊かに過ごして欲しい、そんな願いが込められたアロマティーです。

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L'Aromatisane.のアロマティー


艶やかに香る紫のバラに、紺藍に染まるブルーベリーや漆黒のジュニパーベリーを合わせた「魅惑のパープルローズ」や、秋になるとどこからか漂ってくる金木犀の甘い香りに、オレンジフラワーやミントを合わせた「金木犀〜秋」。パッケージもおしゃれに揃っています。

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L'Aromatisane. 8種のアロマティー



花を感じさせてくれる優しい手触りのタオルや、お気に入りのボタニカルな香りたち。普段の生活の中で、きっと気分を癒し、心を整えてくれるはずです。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 9月5日は、女優の田中美佐子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


HIBIYAKADANXNISHIKAWA ROSE GARDEN https://shop.nishikawa1566.com/shop/e/er-garden
MAXMATERIA 花束タオル https://www.maxmateria.com/product/37
VITAL MATERIAL アロマディフューザー https://vitalmaterial.com/?mode=grp&gid=2047692
L'Aromatisane. アロマティー https://aromatisane.com/about/

2020.08.21

Botanical Goods39
フルーツの彩りが映える夏のボタニカルスイーツ

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夏の疲れを爽やかな甘さと華やかな彩りで癒してくれる、フルーツたっぷりのスイーツ。果実の魅力を存分に楽しめる一品は、贈りものにしてもご自宅でも笑顔が生まれます。ボタニカルなめぐみで元気をいただきましょう。

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今回はフルーツの魅力がたっぷりのボタニカルスイーツをご紹介します。



フルーツそのままが楽しめる人気のボタニカルスイーツ

<近江屋洋菓子店 フルーツポンチ>
東京、神田の老舗、近江屋洋菓子店の定番人気商品が「フルーツポンチ」です。透明のボトルに入ったカットフルーツの美しさは、まるで果物で描かれた絵のよう。ケーキで使うフルーツが余った時だけ作られていましたが、今ではこのフルーツポンチのためだけに、旬のフルーツを仕入れて作られています。使われるのはキウイ、グレープフルーツ、プラム、アメリカンチェリー、パイナップル、メロン、ぶどうなど、毎日10種類以上。瓶に詰めた時の彩りも考えて、毎日素材選びを行なっているそうです。

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フルーツポンチ


シロップは自然な甘さにこだわり、フルーツごとに微妙な味の変化も楽しむことができます。ひと瓶で量はおよそ4、5人分。手土産としても人気で、オリジナルデザインの包装紙にラッピングしていただけます。アップルパイや苺サンドショートなどと合わせても喜ばれそうですね。



<ふみこ農園 まるごとフルーツコンポート>
フルーツ王国と言われる和歌山のこだわり素材をふんだんに使ったのが、ふみこ農園の「まるごとフルーツコンポート」です。皮をむいた和歌山県産の温州みかんがまるごと入った「まるごと温州みかん」や、珍しい小さな青い桃をまるごと楽しめる「あら川の若桃」。また、数種の果実をミックスした「フルーツコンポート」など、ガラス瓶に詰められた果実の彩りは、果実の宝石箱と評判です。

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フルーツコンポートセット


それぞれのフルーツは上品な甘みのジュレで包まれていますので、お皿に入れると、スイーツのような独自の風味を体験できます。

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和歌山県産まるごと温州みかん




まるごとフルーツの見た目が楽しい人気ボタニカルスイーツ

<ポアール・デ・ロワ銀座 Pomme(ポンム)>
アイスクリーム専門店「ポアール・デ・ロワ銀座」の「Pomme(ポンム)」は、リンゴをまるごと冷凍したかのような形のソルベです。使われているのは青森の特定農家で育てられたリンゴ「陸奥」。大きく実ったリンゴを半分に切り、ひとつひとつ、皮1ミリを残してくり抜き、器にします。そして、取り出した果実と果汁を上質な生クリームと合わせて、豊かな味のソルベに。リンゴそのままの姿が楽しめるので、魔法のリンゴとも呼ばれています。

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フルーツソルベ・ポンム


その技術は他のフルーツにも生かされ、メロンやオレンジ、洋ナシなど、豊富な味わいのフルーツソルベに出会うことができます。

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(左)フルーツソルベ・メロン (右)フルーツソルベ・オレンジ




<京橋 千疋屋 自家製くりぬきオレンジゼリー>
果物とデザートで有名な「京橋 千疋屋(せんびきや)」。1881年創業の歴史あるお店が手掛けるくりぬきゼリーは、夏の贈りものにぴったりなデザートです。 爽やかな味と香りのシトラス系フルーツをくり抜いて器にし、果実と果汁をたっぷり使ったゼリーを詰めて作られます。より美味しく味わうこつはしっかり冷やすこと。また、果実の器のふたの部分にあえて残している果肉を、召し上がる直前にぎゅっと絞ってゼリーにかけると、フレッシュな柑橘系の香りがふわっと広がり、さらに果実の魅力をあますところなく体験できます。

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自家製くりぬきオレンジゼリー


こだわりのフルーツに丁寧な一手間をかけて、独自の味と魅力を引き出したボタニカルスイーツたち。どの品にもフルーツとの時間を楽しんでいただきたい、という思いが込められています。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 8月22日は、女優の田中美佐子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


東京神田 近江屋洋菓子店 http://www.ohmiyayougashiten.co.jp/omise.html
ふみこ農園 https://www.fumiko.co.jp
ポアール・デ・ロワ銀座 https://poire.jp
京橋 千疋屋 https://www.senbikiya.co.jp
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