春の空の下に広がるお花畑。バスケットいっぱいにお花を摘んだ記憶のある方も多いのではないでしょうか。いつもの花瓶に変えて、春ならではのバスケットアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。
今回のハーバルライフは、春の花のバスケットアレンジをオーダーメイドの花屋さん、OEUVRE(ウヴル)の田口一征さんに教えていただきます。
春のお花畑をイメージしたバスケットアレンジ
春の野には、小さく愛らしい草花たちがいっぱいです。いろいろな種類の野の花をバスケットに飾ると、バスケットの中にお花畑が出来上がります。たとえば「ナズナ」や「てまりそう」「フランネルフラワー」「ギリア」。そして、ベル状の花を咲かせる「グリーンベル」や、うさぎのしっぽという意味の「ラグラス」などを、持ち手のついたバスケットにアレンジしましょう。
簡単に持ち運びが出来ますから、置き場所をいろいろと変えることが出来ます。昼はベランダに置いて春の空の下で花とお茶を楽しんだり、夜は玄関に置いて帰る家族を迎えたり。また、椅子の上やフロアに直接置くと、上からの視線で、野原を歩きながら花を観賞しているような雰囲気が楽しめます。野の花は萎れやすく、押し花やドライフラワーにしないと長く楽しめませんが、バスケットに水を含ませたオアシスを入れ、それに挿すようにすれば、アレンジも長く楽しめます。
春のフラワーギフトバスケット
いつもはブーケで贈る花束を、バスケットアレンジで贈っても喜ばれます。水を含ませたオアシスを使用するため、贈られた方は、そのまま室内に飾ることができます。また、オアシスが乾いてきたら水を補充するだけですので、管理も簡単。持ち手のついたバスケットにアレンジすれば、大切に手渡しするイメージで、感謝の気持ちを込めることができます。「ラナンキュラス」や「バラ」といっしょに緑が美しい「豆の花」などをアレンジすると、ナチュラルな雰囲気がプラスされます。
オアシスを使うので花瓶ほど置き場所の安定や水平に気を使うことなく、移動できますが、ベランダに出したときは、しばらく楽しんだ後、室内に戻すことをお忘れなく。ベランダにずっと置いておくと、オアシスの水の渇きが早くなり、花が早く傷むので注意してください。バスケットアレンジなら、自分でアレンジしても、お花屋さんにお願いしても、楽しみ方の幅が広がりますよ。
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