- TOTOジャパンクラシックは稲見萌寧プロが434日ぶりの優勝!
- 2023.11.11
11月1日から4日まで行われたTOTOジャパンクラシック。
アメリカツアーと日本ツアー共催の大会ということで、
海外ツアー選手と日本ツアーのランキング上位選手が出場して行われました。
優勝は稲見萌寧プロ、434日ぶりの優勝です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-inami_1111.jpg)
2021年には8勝を挙げオリンピックでは銀メダル。
去年は2勝を挙げながらそこから長期にわたって勝てない苦悩が続いていました。
でもゴルフへの熱い思いと厳しい練習、トレーニングを重ね、ついに今季1勝目。
そしてこの優勝は稲見選手に予想もしない未来への扉を開いた1勝となりました。
それがアメリカツアーへの出場権。
国内志向だった稲見プロですが、優勝後早速アメリカへの挑戦を宣言しました。
まず大会4日間を振り返りましょう。
1日目を盛り上げたのが岩井ツインズ姉の岩井明愛選手です。
なんと!9アンダー63というコースレコードを樹立。
稲見選手は8アンダー2位につけます。
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2日目。首位に立ったのは畑岡奈紗選手、そして桑木志帆選手。
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![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-kuwaki1.jpg)
3日目。首位に畑岡奈紗選手、桑木志帆選手。リーダーボードのトップは動かず、
3位にこの日のベストスコア7アンダーを出した稲見選手が再び上がってきました。
最終日最終組はこの3人。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-hataoka2_1111.jpg)
その中、地元の大きな声援を受けてスタートした畑岡選手でしたが、
思うようなゴルフができず優勝争いから脱落。
稲見選手と桑木選手の優勝争いがギャラリーを盛り上げました。
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まず、フロント9を首位で折り返したのが桑木選手。
ただその後バック9での2つのボギーが痛かった!
稲見選手はバック9を耐えながら、17番でバーディーを奪い、
桑木選手を1打差で振り切っての優勝でした。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-inami_3__111.jpg)
桑木選手はフロント9を首位で折り返し、やはり緊張が襲ってきたと語っています。
ただ、緊張した時の自分のミスの傾向はわかったので、
「そこを修正して次に必ず繋げる!」と涙の中でも前向きに語っていました。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-kuwaki3.jpg)
今回は稲見選手の安定した強さが光っていました。
特にショット、パットは8勝した2021年の雰囲気がありました。
また、4日間で勝ち切る経験値が大きかったと思いますが、
その戻った強さ、優勝にはある秘密がありました。
それが「自身大人になったこと」。
稲見選手は超完璧主義者。
スイングのため体作りが上手く行かず、体調不良も重なり、
もうどうしていいかわからないぐらいまで不調の時期も。
いいと思うとまたしっくりこない!?ショットの調子の波に
苦しめられていました。
ようやく光が見えてきたのがこの夏ということでした。
今回稲見選手は「チーム」という言葉をたびたび口にしました。
なかなか勝てない中でスタッフ、コーチが集まり、稲見選手を
蘇らせたと言っていいでしょう。
一時は誰もスイングを直せない!という絶望の時期も。
自信が大人になったと言っていましたが、チームを信頼して、
受け入れる余裕がきっと出来たことも大きいと思います。
でも、この優勝はこれまでの優勝とは違い、稲見選手に予想もしない
アメリカツアーへの扉を開いた1勝となりました。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-rose_110.jpg)
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-sasou_1111.jpg)
アメリカツアーで活躍するローズ・チャン選手、笹生優花選手など
海外からの強豪が参戦しての中での優勝。
稲見選手がオリンピック銀メダリストがアメリカツアーでどんな活躍を見せてくれるのか、
大きな注目を集めています。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231111-seto_1111.jpg)
さて、海外から参戦の渋野日向子選手。
12アンダー、40位タイという結果で大会を終えています。
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渋野選手は来年のアメリカツアーのシード獲得が微妙な位置。
残り試合が限られた中で結果が求められています。
今週の試合が今季最終戦になる可能性もあります。
とにかくベストを尽くしたいと語り会場を後にしました。
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さあ、日本国内ツアーも今週を入れてあと3試合です。
最終戦の宮崎は今年の優勝選手、上位選手のみの大会ですから、
実質的には後2試合という選手が多いと思います。
2023年の女子ツアーはまさに大詰めです。
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アメリカツアーと日本ツアー共催の大会ということで、
海外ツアー選手と日本ツアーのランキング上位選手が出場して行われました。
優勝は稲見萌寧プロ、434日ぶりの優勝です。
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2021年には8勝を挙げオリンピックでは銀メダル。
去年は2勝を挙げながらそこから長期にわたって勝てない苦悩が続いていました。
でもゴルフへの熱い思いと厳しい練習、トレーニングを重ね、ついに今季1勝目。
そしてこの優勝は稲見選手に予想もしない未来への扉を開いた1勝となりました。
それがアメリカツアーへの出場権。
国内志向だった稲見プロですが、優勝後早速アメリカへの挑戦を宣言しました。
まず大会4日間を振り返りましょう。
1日目を盛り上げたのが岩井ツインズ姉の岩井明愛選手です。
なんと!9アンダー63というコースレコードを樹立。
稲見選手は8アンダー2位につけます。
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2日目。首位に立ったのは畑岡奈紗選手、そして桑木志帆選手。
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3日目。首位に畑岡奈紗選手、桑木志帆選手。リーダーボードのトップは動かず、
3位にこの日のベストスコア7アンダーを出した稲見選手が再び上がってきました。
最終日最終組はこの3人。
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その中、地元の大きな声援を受けてスタートした畑岡選手でしたが、
思うようなゴルフができず優勝争いから脱落。
稲見選手と桑木選手の優勝争いがギャラリーを盛り上げました。
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まず、フロント9を首位で折り返したのが桑木選手。
ただその後バック9での2つのボギーが痛かった!
稲見選手はバック9を耐えながら、17番でバーディーを奪い、
桑木選手を1打差で振り切っての優勝でした。
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桑木選手はフロント9を首位で折り返し、やはり緊張が襲ってきたと語っています。
ただ、緊張した時の自分のミスの傾向はわかったので、
「そこを修正して次に必ず繋げる!」と涙の中でも前向きに語っていました。
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今回は稲見選手の安定した強さが光っていました。
特にショット、パットは8勝した2021年の雰囲気がありました。
また、4日間で勝ち切る経験値が大きかったと思いますが、
その戻った強さ、優勝にはある秘密がありました。
それが「自身大人になったこと」。
稲見選手は超完璧主義者。
スイングのため体作りが上手く行かず、体調不良も重なり、
もうどうしていいかわからないぐらいまで不調の時期も。
いいと思うとまたしっくりこない!?ショットの調子の波に
苦しめられていました。
ようやく光が見えてきたのがこの夏ということでした。
今回稲見選手は「チーム」という言葉をたびたび口にしました。
なかなか勝てない中でスタッフ、コーチが集まり、稲見選手を
蘇らせたと言っていいでしょう。
一時は誰もスイングを直せない!という絶望の時期も。
自信が大人になったと言っていましたが、チームを信頼して、
受け入れる余裕がきっと出来たことも大きいと思います。
でも、この優勝はこれまでの優勝とは違い、稲見選手に予想もしない
アメリカツアーへの扉を開いた1勝となりました。
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アメリカツアーで活躍するローズ・チャン選手、笹生優花選手など
海外からの強豪が参戦しての中での優勝。
稲見選手がオリンピック銀メダリストがアメリカツアーでどんな活躍を見せてくれるのか、
大きな注目を集めています。
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さて、海外から参戦の渋野日向子選手。
12アンダー、40位タイという結果で大会を終えています。
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渋野選手は来年のアメリカツアーのシード獲得が微妙な位置。
残り試合が限られた中で結果が求められています。
今週の試合が今季最終戦になる可能性もあります。
とにかくベストを尽くしたいと語り会場を後にしました。
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さあ、日本国内ツアーも今週を入れてあと3試合です。
最終戦の宮崎は今年の優勝選手、上位選手のみの大会ですから、
実質的には後2試合という選手が多いと思います。
2023年の女子ツアーはまさに大詰めです。
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