寒さに負けずにシーズンオフを過ごす女子プロたち。
今週は江原詩織プロにオンラインでお話を伺いました。




江原詩織プロは１９９５年生まれ、山口県出身。
プロテスト合格は２０１５年。２０２０−２１年シーズンは
神戸を拠点にステップアップツアーを中心に出場しています。

以前はOKトーナメントでもコメントをいただきましたが、
明るくておしゃべりも楽しく、笑顔も魅力的な女子プロです。
今回は東京のスタジオと江原プロのご自宅をオンラインでつないで、
いつも以上にリラックスした雰囲気でインタビューさせていただきました。





新型コロナウイルスの影響でスポーツイベントも多くが中止になる中、
女子プロゴルファ−も影響を受けています。
江原プロも先月東京でお仕事のスケジュールがあったそうですが、
緊急事態宣言の発令を受けて、上京を自粛、
所属のゴルフ場でのお仕事を増やすなど、
大変な中でもゴルフへの熱い思いを胸に頑張っています。

そんな江原詩織プロの趣味のひとつが、料理です。
実家が居酒屋さんということもあって、
「料理好きは遺伝かも！？」という江原プロ。
作った料理の写真はご自身のインスタグラムなどで披露しています。

ちなみに江原プロからのゴルファーにオススメのレシピは、
「豚肉のにんにく醤油炒め」です。
疲労を取る効果があってビタミンも豊富な豚肉と豆苗を、
手作りのにんにく醤油で炒めたもの。
ゴルフの前の日にもゴルフのプレイの後の夕食にもオススメです。

QTの順位もあって、２０２１年はなかなか試合に出場するのも
難しいということですが、スイングを現在改造中で、
よりシャープにコンパクトに触れるスイングを身につけて、
次回のQTで上位を目指しています。

ゴルフを通して、人を思いやる気持ちをたくさん学べたという江原プロ。
行き場のない猫をもらい受けたりするなど、その優しい気持ちが
たくさん伝わってきたインタビューでした。



さあ、いよいよ３月４日に沖縄で試合がスタートする女子プロゴルフツアー。
１ヶ月を切って、いろいろな話題が届いていますが、
今年もいくつかの試合ではすでに無観客の開催も発表されています。
残念ですが、安全第一で女子プロの皆さんのプレイが
１００％発揮されることを願いたいと思います。

１月も最後の週末です。２０２１年のツアー開始まで
あと１ヶ月と少しとなりました。
２０２０年秋のOKトーナメントから、
まず今朝は、今年期待の女子プロ、宮田成華プロの声をお届けしました。



宮田成華プロは１９９７年生まれ、２０１７年から単年登録で
ツアーに参戦していた人気プロですが、
２０１９年に念願のプロテストに合格しました。

去年はレギュラーツアーに出場した５試合で全て予選を突破。
２度の５位タイという成績を納め、現在賞金ランキングは６４位。
２０２１年は念願の初優勝とシード獲得を目指しています。

また、去年１０月のOKトーナメントでも１打差で２位となり、
好調を維持しています。

宮田成華プロは、４度目のプロテストで合格を果たした苦労人。
プロテストに合格しないと、今後はQTも受けられないとあって、
大変なプレッシャーの中で受験、ついに合格を果たしました。

「嬉しいとしか言いようがない！」
「肩の荷物をやっと下ろすことができた！」
そんなコメントともにプロテスト終了後は涙を見せていました。

宮田成華プロは、「ドライバーが恋人！」というほど
ドライバーショットの飛距離にこだわり、
あるトーナメントでは２８０ヤード超えのドライブを記録しています。
今年はどんな「恋人」（ドライバーですよ、、、）と一緒にツアーに
登場するのでしょう。夢の３００ヤード超えにも期待が集まっています。



続いて、今週インタビューをご紹介した2人目は、
真っ赤なアルファロオに乗る女子プロ、荒井舞プロです。



１９９２年生まれ、福岡県出身。プロ入りは２０１５年です。
２０２１年はステップアップツアー４試合に出場しています。

以前からトーナメント会場の選手の駐車場に
アルファロメオがとまっていて気になっていましたが、
去年のOKトーナメントで、荒井舞プロのウエアに
アルファロメオのマーク付いていたので、やっと誰だかわかりました。

荒井舞プロは試合のたびに契約先のアルファロメオを
毎回借りて、移動に利用しているそうです。
さずがヨーロッパ車だけあって、加速の仕方やブレーキの感じが
とても滑らかで、お気に入りということ、
「活躍してこのアルファロメオの魅力をもっともっと伝えたい！」
とも語っていました。

さて、今回はもう一人、第７回のOKトーナメントの優勝プロ、
中園美香プロのインタビューもご紹介しました。



１９８６年、宮崎出身。プロテスト合格は２００６年。
去年はステップアップツアー４試合に出場しています。

今回は中園プロがクラブハウスで持っていた
ゴルファーにオススメのストレッチ用具、
「トリガーポイント」についてうかがいました。



柔らかいウレタンが周りについた長さ４０センチ、
直径１５センチほどの円柱型のボディーローラーです。
筋肉をいたわる機能があって、スポーツする前と後に使うそうです。
筋膜という部分を癒してくれるそうですよ。
世界中のアスリートも使っていて、ヨガにもいいそうです！
いろいろかわいい色も揃っていて、コンパクトで持ち運びにも便利。

中園プロのようにゴルフ場に持っていってもいいし、
お家でリモートワークで疲れた時の気分転換や、
疲労回復にもいいかもしれません。
筋肉のメインテナンスをしっかりすれば、
スコアアップにもきっと繋がると思いますよ。

今朝も今年期待の女子プロの声をお送りしました。
廣田真優プロです。



1999年東京生まれ。堀越高等学校の出身。
プロテストには2018年に高卒で一発合格。
その2018年はステップアップツアーでベスト１０入り２回。
２０１９年にはレギュラーツアーに９試合出場。
ステップアップツアーにも１１試合に出場。
２０２０年はアースモンダミン カップで予選を突破して４８位タイ。
ステップアップツアーでは４試合に出場して、
ベスト入りが２回と優勝まであと一歩のところに来ています。

身長１５３センチと小柄ですが、笑顔がとっても素敵な廣田真優プロ
昨年秋のOKトーナメントでも活躍されました。





廣田プロがゴルフを知ったのは小学3年のとき。
ご両親と一緒に練習場へ行ったことがきっかけです。
そして、2年足らずで80を切り、小学6年で全国制覇を果たしています。
高校3年時には、申ジエプロがジュニア育成を目的に開催する
スリーボンド、ジュニアトーナメント2018でも優勝。
スピーチで、「プロになります」と宣言し、
その宣言通り２０１８年にプロテストに合格しています。

ちなみに、廣田真優プロは「生まれ育った足立区を有名にしたい！」
という目標を持っています。足立区が大好きで、自分がゴルフで
有名になることで足立区の存在をアピールして、
その魅力を発信してゆきたいそうです。

プロの中でも特にハイブリッドのショットに定評のある申ジエプロ。
その技術と同時にいつも笑顔を絶やさない姿勢を尊敬しているという
廣田プロです。

申ジエプロに憧れた少女は、今度は地元足立区のジュニアゴルファーから
憧れの存在になるように、２０２１年のツアーに挑み、
夢を追いかけます。

青が大好きという廣田プロ、取材の日も鮮やかなブルーと
白のゴルフウエアーがとっても似合っていました。

2021年の開幕までいよいよ２ヶ月を切ったJLPGAツアー。
今週は２０１９年１１月に行われた最新プロテストで合格した
注目の新人選手、常文恵プロのインタビューをご紹介しました。





第９２期生にあたるツアールーキーの常文恵プロ。
実はこれまでのプロテストの歴史の中でも、
最難関と言われたプロテストを勝ち抜いた一人なんです。

１９９９年生まれの常文恵プロは、富山県出身。
その後上海に移り、２歳半でニューヨークへ。
再び上海に移り、ゴルフのためにフロリダに移住。
そして、プロになるために日本に戻ったという、
とてもインターナショナルなキャリアを持っています。
英語はもちろん中国語も堪能で、現在は日本語も
もっと上手く話せるようになりたいと勉強中です。

ゴルフでは15歳で初出場のUSGAアマチュアパブリックリンクスで
優勝という快挙を達成していますが、ゴルフを始めたのは８歳の時。
家族でテニスの練習に行ったところ雨が降ってきて、
隣にあったゴルフ練習場でボールを初めて打ったところ、
とても上手に打てたことが、ゴルフに熱中するきっかけとなりました。
常プロ、今となってはその雨にとても感謝しているそうです。

ジュニア時代の常プロにはスタンフォード大学も興味を持っていたそうですが、
プロを目指すため、進学を諦め、日本に戻ることを決心。
２度目のプロレスで見事合格を果たしています。

２０１９年には単年登録でレギュラーツアーも経験。
課題のメンタルも強化して、2020年はレギュラーツアー１試合に出場。
ステップアップツアーには８試合に出場して、
ベスト１０にも２回入っています。
また、去年末に行われた特別措置の増枠予選会でも６位。
今年は初優勝とシード獲得を目指します。

ちなみに常プロは試合やゴルフの時以外はインドア派だそうです。
日本の漫画やアニメが大好きで、特にスポーツ漫画には
頑張るモチベーションをたくさんもらっているということ。
秋葉原にアニメ関係のグッズを買いに出かけたり、
ペットショップの動物たちに癒されたり、
毎朝自分でパンケーキを焼いたり、
ちょっとアニメのヒロインのような素敵な素顔もとても魅力的でした。