今朝は２０２３年の新春を飾る女子プロインタビュー。
１回目は植手桃子プロのインタビューをお届けしました。



「気になる女子プロ！？」とたくさんメールをいただいています植手桃子プロ。
１９９７年生まれ兵庫県の出身です。
ゴルフの名門滝川第二高校の出身で、堀琴音プロの２年後輩。
２０２１年に５回目の挑戦でプロテストに合格されています。

プロとしての戦歴は２０２１年のステップアップツアー京都レディスオープン４位タイ。
２０２２年ステップアップツアー日台交流うどん県レディースで
ベスト１０入りを果たしています。



昨シーズンはゴルフが噛み合わずなかなか調子を上げられず、
苦戦したということですが、ドライバーの平均飛距離２４０ヤード、
高いショット力を武器に、今年はリベンジを誓います。

QTランキング９０位でステップアップツアーを中心に出場予定、
レギュラーツアーの出場チャンスも狙いながら、
リランキングでの上位進出を目指します。

実はお姉様もゴルファーで社会人大会などで活躍中。
厳しい世界は自分には合わないと、植手プロに夢を託して応援されているそうです。

ウエアについたアース製薬のロゴと、モンダミンのヘッドカバーが目印。
今シーズンの応援をぜよろしくお願いします。


さて、日本全国にはさまざまな魅力を持つゴルフコースが存在しています。
今週からはツアーのオフシーズンの企画がスタート、
女子プロの皆さんと関係が深いゴルフコースの魅力に迫ります。

１回目は新しい年を迎えた京都の初詣の名所、上賀茂神社近くにある
京都ゴルフ倶楽部上賀茂コースです。



京都の街のすぐ近く、コースの前にはこんなバス停もあるほど。
市民の生活や京都の風景に溶け込んだゴルフコースです。

そして、入り口からクラブハウスに向かう道はまるでお寺や神社の参道のような
趣ある佇まいです。




実はこの京都ゴルフ倶楽部上賀茂コースが作られたのは戦後間も無く昭和２３年。
１９４８年の開場。今年７５年目を迎えます。

どのホールも庭園のように美しいのですが、正確なショットが求められて、
京都出身の川崎春花プロもラウンド経験があり、
「このコースはいつきてもなぜかスコアが出ないけど、
京の魅力そのままの素晴らしいゴルフ場」と語っています。


「世界中から人が集まる国際都市京都。京都だからこそおもてなしの心で
世界から人を迎えるゴルフコースが必要」。
そんなゴルフを愛する人たちの心がひとつになって出来上がったコース。

近日公開のスコアアップコラムではこの京都ゴルフ倶楽部の誕生のエピソード、
魅力をお届け予定です。お楽しみに！

今週は２０２２年のシメの放送となりました。
いろいろあった２０２２年、女子プロゴルフ界もいろいろありました。
そんな今年の女子プロゴルフ界を豪華に華やかに締め括ったのが、
JLPGAアワードです



この番組ではツアーを含めて女子プロの皆さんの声や言葉を
できるだけたくさんお届けできるよう、マイクを片手にスタッフが
各地の大会にお邪魔しています。

最近はSNSなどで選手の声が直接ファンに届くようになっていますが、
やはり優勝争いなどで選手が語る言葉の重みは、心を震わせます。

JLPGAアワードではその年に最も印象に残る言葉を残した選手に、
メディア賞ベストコメント賞を贈っています。
今年その賞を受賞したのが金田久美子プロのこの言葉です。

「こんな見た目なので全然練習していないんじゃないかと
言われるけど、勝っていつかは証明したいと思っていた！」

これは金田久美子プロが１１年ぶりの優勝の直後に会見で語った言葉です。
「勝っていつかは証明したいと思っていた！」となっていますが、
心の中は、「勝っていつかは見返したい！」ということだと思います。



いつも完璧なファッションで試合に臨む金田久美子プロ。
残念ながら「派手！」とか「ファッションより練習しろ！」
という心無い声が届いていたことも確かでしょう。

そんな声に耐えて１１年ぶりの優勝。
血の滲むような努力がこの言葉に全て込められていて、
とても痛快な言葉です。

今年、金田久美子プロはシードを逃してQRランキング８７位でシーズンを迎えます。
開幕戦こそ予選落ちでしたが、その後１２位タイ、１３位タイ、ベスト１０入りも記録。

そして、前半戦のピークとなったのがアースモンダミンカップでした。
初日１７位タイ、２日目９位タイ、３日目２位タイとして
最終日を最終組で迎えます。



会見では「今が一番ゴルフが好き！」と目を輝かせていましたが、
最終結果は７位タイ。しかし、この活躍でリランキング２５位に上げて
後半戦を迎えます。

夏場は予選落ちや棄権が続きますが、秋になってゴルフを立て直し、
ついに１０月、１１年１８９日ぶりのツアー２勝目。
今年最も感動を届けた優勝の一つとなりました。


さて、JLPGAアワードには素晴らしい記録を作った選手に贈られる栄誉賞があります。
今年もいろいろな記録が生まれましたが、
受賞は山下美夢有プロ、西郷真央プロ、そして勝みなみプロ。



まず、西郷真央プロ。今年前半のツアーを盛り上げました。
開幕１０試合で驚異の５勝。２０２１年５月から２０２２年５月まで約１年間は、
連続アンダーパー試合３０を記録しての受賞となりました。



勝みなみプロは４日間競技で初めてとなる７２ホールのノーボギー優勝。
日本女子オープン２連覇という記録も残して、来年アメリカツアーへと羽ばたきます。

また、同じく来年アメリカツアーに挑戦するのが西村優菜プロ。



残念ながら目標のQスクールの順位には届かず、直後は涙を見せていましたが、
黒のシックなドレスで登場、元気な姿を見せてくれました。

さて、同じく２０２２年を振り返る年末特別番組を先日お送りしましたが、
その中では茂木宏美プロに今年のベストショットをあげて頂きました。
それがアース・モンダミンカップの最終日９番ホールパー３での
木村彩子プロのドライバーによるティーショットでした。

強い風の中、２００ヤード近い池越えのパー３。
かなり難易度が高い中、このショットが優勝を引き寄せました。

２０２２年のアース・モンダミンカップチャンピオンの木村彩子プロは和服で登場しました。



間もなく２０２３年を迎えますが、女子プロゴルフツアーの開催日程が発表になりました。
レギュラーツアーが今年と同じ３８試合。
ステップアップツアーは４試合増えて２１試合。
レジェンズツアーは３試合。
新人戦は２日間大会が強化のため３日間大会になって新たに行われます。
全て合わせての賞金額は初めて５０億円突破となっています。

２０２３年のJLPGAツアーを盛り上げるのは誰か！？
年が明けるといよいよその５０億円を目指して、
本格的に選手のトレーニングがスタートします。

今週１２月２１日、都内の会場でJLPGAアワード２０２２が開催されました。



年末はいろいろなアワードイベントが行われますが、
これは女子プロの皆さんがドレスアップして登場する、
注目のレッドカーペットイベント。


会場は黒をベースに、かなりカッコ良くデザインされていて、
その中で素晴らしい成績を上げた選手にさまざまな賞が贈られました。
今朝はこのJLPGAアワードの話題をお届けしました。

まず、最大の見どころといえば、ドレスアップした女子プロの皆さんの衣装です。
今回はセレモニーに先立ってフォトセッションが行われました。



高橋彩華プロは和服で登場。
「今日の衣装のコンセプトは？」と聞かれた答えた一言が、「銀座！」。
和服姿の自分の雰囲気が、「銀座のママみたい」とのアピールで、
その場がドッと湧いた一コマでした。

また、今回はJLPGAアワード史上初かもしれない！
「堀琴音新海美優ドレス丸かぶり」というハプニングも。

堀プロは華やかな席なので、できるだけ鮮やかで明るい衣装でと
オレンジ色のレトロ調のドレスを着て登場。
が、なんと！その直後に新海美優プロも全く同じドレスで登場。
会場で２人はお互いを見て目を丸くしていましたが、
せっかくということで２人並んでの撮影となりました。



こちらは岩井千怜プロ、川崎春花プロ、上田桃子プロ。


稲見萌寧プロは黒のスリット入りの大人コーデ。



金田久美子、脇元華プロは仲良し和服コンビ。



中国の王朝をイメージさせたセキユウティンプロ。



黒のロングドレスの原英莉花プロ。



肩見せ黒ドレスの大里桃子プロ。ゴールドの時計がポイントです。

１年を締めくくるイベント、JLPGAアワード。
まず、新人賞に輝いたのは川崎春花プロです。



ステップアップツアーで１勝、レギュラーツアーでメジャーを含む２勝、
新人戦で優勝、今年４勝は文句なしの新人賞受賞です。

そして、２０２２年の女子プロツアーの顔となったのが山下美夢有プロです。



メルセデスランキング１位の年間チャンピオンをはじめ、
史上最高額での賞金ランキング１位。
69.9714で平均ストローク１位。日本の女子ツアー初の６０台です。

ちなみにメルセデスランキング１位は最年少。
獲得賞金が史上最高額。
１ラウンドの最小ストローク記録が６０。
そして今季５勝。
まさに２０２２年最強の女子プロとなりました。

特別賞はJLPGAブライトナーのみなさんの活躍に贈られました。
女子プロだけではなくゴルフの魅力をツアーはもちろん、
SNSやイベントで発信しているJLPGAブライトナー。
原英莉花プロ、大里桃子プロ、勝みなみプロ、青木瀬令奈プロ、吉田優利プロ
などを中心に活動してきましたが、
今回新たに３人のメンバーが加わることとなりました。
山下美夢有プロ、菅沼菜々プロ、堀琴音プロです。



特に菅沼プロは優勝こそありませんでしたが、何度も優勝争いしてツアーを盛り上げました。
まさに話題性十分。
来年はJLPGAブライトナーのSNSにも注目してくださいね。

１２月８日と９日の２日間、今年の女子ツアーを締めくくるJLPGA新人戦が行われ、
１９歳のメジャーチャンピオン川崎春花プロが優勝を果たしました。


今週はこの新人戦レポート、そして川崎春花プロも参加した新人セミナーについて
お届けしました。

まず、その年入会の新人プロだけが出場する新人戦。
上田桃子プロ、原英莉花プロなどが優勝を果たしている注目の大会です。

今年入会の９４期生の中で特に注目を集めているのが、
メジャーチャンピオンの川崎春花プロ。



レギュラーツアーで優勝を果たしている尾関彩美悠プロ。



ステップアップツアーの賞金女王櫻井心那プロ。



そしてシード権を獲得した佐藤心結プロなどなど。
２１人が一生に一度のチャンスに挑みました。

まず、初日を終えて首位に立ったのが、川崎春花プロ。
初日を５アンダー首位で終えています。

２日目は４バーディー２ボギー、２打伸ばして７アンダー。
１打差で優勝を飾りました。



実は川崎プロは18番パー4の第2打。池のすぐ横に切ったピンを果敢に狙い、
池に打ち込んでしまいます。しかし、４打目はピンハイに。



4オンとして外せばプレーオフという2メートルのパットをしっかり決め優勝を果たしました。



リードしているわけですから安全なグリーンセンターを狙っていく、
と誰もが思う中、果敢に攻めるのが自分のスタイルと、
池に入ったのも気にするそぶりを見せずに、結果ボギーで抑えるプレイは圧巻でした。
笑顔と柔らかな表情とは逆にアグレッシヴなプレイと、そのギャップはとても魅力的です。

さて、この新人戦を終えて開催されたのが恒例女子プロ新人セミナーです。



プロゴルファーはアスリートである以前に一人の人間であり、責任ある社会の一員。
女子プロゴルファーが試合に集中して活躍できる環境を作るため、
新人セミナーは行われます。

カリキュラムは多彩で、ビジネスマナー研修、
コンプライアンスやハラスメントについての講義。
健康や交通事故防止の講義、
栄養学やファイナンシャルプランの講義、
それから大事なゴルフルールについての講義などなど
女子プロでなくでも有意義なテーマばかりです。
中には先輩プロに聞く！という時間も。
今年は茂木宏美プロのお話が聞けたと言うことです。

川崎プロもスーツに身を包んでセミナーに参加、有意義な時間を過ごしました。



９４期生の２０２３年の活躍を期待しましょう。



さて、１２月１６日にこの番組の年末特別番組、
アース製薬DREAM SHOT 輝けゴルファー！
ドラマチック女子ツアー２０２２！第１回をお送りしました。
聞き逃した方も動画バージョンでお楽みいただけます。

番組ホームページの動画配信、もしくはTOKYO　FMの公式YOUTUBEチャンネルをチェックしてください。


そして、２回目の放送は１２月２３日金曜日夜７時３０分から。
今年の女子プロツアー後半を盛り上げた感動の優勝、スーパーショットを
アース製薬所属茂木宏美プロと一緒に振り返ります。

ぜひ、聞いて、動画も見て楽しんでくださいね！