- シーズン終了!女子プロの天国と地獄とは!?
- 2023.12.02
国内女子ツアーは宮崎のツアーチャンピオンシップで
2023年シーズンの幕を閉じました。
優勝は山下美夢有選手。大会連覇、今年5勝目、賞金2億円越え、
そして2年連続の年間女王です。
シーズンを終えた選手のみなさん、試合の後はみんなで撮影会。
充実の1年を讃えあっていました。
そして、最終戦の翌週から早速始まったのが来年のツアー出場権をかけての戦いQTです。
宮崎とQTは、いわば天国と地獄。
宮崎で笑顔のシーズン締め、かたや厳しい戦いQTチャレンジ!
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-aragaki_1202.jpg)
今朝はシーズンを終えた女子プロのみなさんの「天国」と「地獄」をお伝えしました。
まずは天国。最終戦ツアーチャンピオンシップのレビューです。
開催地は宮崎。今年の優勝選手、ランキング上位選手の40人だけの特別な大会です。
注目は山下美夢有選手、申ジエ選手、岩井明愛選手による年間チャンピオン争いです。
まず、予選ラウンド上位は森田遥選手と山下美夢有選手。
申ジエ選手は7位タイ、岩井明愛選手すこし出遅れ20位タイ。
MOVING SATURDAYを経て、最終日は1位山下美夢有選手8アンダー、
2位森田遥選手6アンダ−、3位タイは蛭田みな実選手と高橋彩華選手が5アンダーで迎えます。
高橋選手はフロント9で3バーディーと一時は首位に立ちますが、
13番16番でボギーを叩いて万事休す。
山下選手はフロント9を我慢、そして勝負のサンデーバックナインで
2つのバーディー。終わってみれば2位に3打差をつけての貫禄の優勝です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-yamashita.jpg)
(写真は2023富士フィルムスタジオアリス女子オープンより)
申ジエ選手は4位タイ、岩井明愛選手は24位。ともに逆転ならず!
山下美夢有選手の22歳での史上最年少2年連続年間女王が確定しました。
データを見ると今シーズンを振り返って平均ストロークはただ1人60台。
69,4322。
年間トップ10回数は20回で1位。
パーオンホールの平均パット数1位。
パーセーブ率1位。
フェアウエイキープ率1位(79%)。
平均バーディー数1位。
そのほかの部門でもだいたいベスト3にランクイン。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-yamashita_02.jpg)
後半戦はなかなか勝てませんでしたが、
パフォーマンスは非常に安定していました。
ポイントは、練習でも試合でもセットアップを重視。
「きちんとアドレスできているか?」をとにかく細かくチェックして臨んでいるそうです。
山下選手は絶対的な強さを持ちながら、言葉が控えめですが、
今回「来年は絶対オリンピックに出たい!」とはっきりと気持ちを口にしました。
また、世界各地で何度も優勝を果たしている申ジエプロさえも、
「一度ぐらい、オリンピックへ出場したい!」シーズンを終えて語っています。
オリンピックイヤーということで、2024年の戦いは今年以上に熱くなりそうです。
では、天国の宮崎から地獄のQTです。
シードを逃した選手のみなさんなど104人が11月28日からのファイナルQTに臨みました。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-course_01.jpg)
4日間を終えての結果はもう出ていますが、今朝はファイナルQTの折り返しの2日間の話題を
お届けしました。
QTは全国3箇所で行われるファーストQT、ファイナルQTという流れになります。
このファイナルQT4日間の折り返し2日目を終えて上位に来ているのがアン・シネ選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-ansine.jpg)
ゴルフの調子が非常に良くて今回のチャレンジを決心。
1日2アンダーを目標に冷静にプレイしているということで、強風の中でも頑張っています。
好調の秘訣は食べることで、寒さに負けない体が今回のQTでも実力を発揮できている
ポイントということです。
コロナの影響を受けて試合に出られない間は、世界中を旅していたそうで、
アメリカ西海岸が特にお気に入りだそうです。
日本も大好き、このまま上位で通過となれば来年のツアーの前半戦には日本各地に登場です。
続いて上位につけているのが小倉彩愛選手。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-ogura.jpg)
2021年にプロテストに合格。ショット力が持ち味で、
プロ2年目にシードを獲得しましたが、今年はなかなか予選を通過できずに
シードを手放してしまいました。
今回のコース、葛城ゴルフ倶楽部は馴染みのあるコースということで
落ち着いて試合に臨めているようです。
続いては岸部桃子選手。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-kishibe.jpg)
2012年プロ入り、ステップアップツアーで2勝の岸部桃子選手。
今年は初のシード選手として臨みましたが、連続シードには届きませんでした。
ランキング、数字よりもゴルフ自体には手応えを感じているとのこと。
QTにも自信を持って臨めています。
そして、1日目2日目と上位につける新垣比奈選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-arakaki2.jpg)
この時期のQTは風が強いことが多いのですが、
今回の会場も風が名物の葛城ゴルフ倶楽部。
連日風が吹き荒れています。
その中さすがの沖縄出身。風に強い本領を発揮しています。
新垣選手は2017年のプロ入り。2018年、19年はシード選手として
活躍していますが、ここのところ惜しいところでシードを逃しています。
QT上位に入って、来年早い時点で優勝が期待されています。
そして、折り返しトップは菅楓華(スガフウカ)選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-suga.jpg)
菅楓華選手は宮崎出身、2005年生まれ。
先月のプロテストに合格したばかりの18歳の高校3年。
今年全国高校選手権団体などでの優勝経験を持っています。
目標は同じ九州の櫻井心那プロ。
またまだ初々しいですが、このQT上位を経験にあっという間に
プロらしくなることでしょう!!結果が楽しみですね。
JLPGAツアーの来年の出場権を賭けての戦い、QTファイナルステージ。
折り返し2日間を終えての上位の選手の声をお届けしました。
来週は寒さと風の中で頑張った選手の様子、そして最終結果と上位選手の声をお届けします。
2023年シーズンの幕を閉じました。
優勝は山下美夢有選手。大会連覇、今年5勝目、賞金2億円越え、
そして2年連続の年間女王です。
シーズンを終えた選手のみなさん、試合の後はみんなで撮影会。
充実の1年を讃えあっていました。
そして、最終戦の翌週から早速始まったのが来年のツアー出場権をかけての戦いQTです。
宮崎とQTは、いわば天国と地獄。
宮崎で笑顔のシーズン締め、かたや厳しい戦いQTチャレンジ!
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-aragaki_1202.jpg)
今朝はシーズンを終えた女子プロのみなさんの「天国」と「地獄」をお伝えしました。
まずは天国。最終戦ツアーチャンピオンシップのレビューです。
開催地は宮崎。今年の優勝選手、ランキング上位選手の40人だけの特別な大会です。
注目は山下美夢有選手、申ジエ選手、岩井明愛選手による年間チャンピオン争いです。
まず、予選ラウンド上位は森田遥選手と山下美夢有選手。
申ジエ選手は7位タイ、岩井明愛選手すこし出遅れ20位タイ。
MOVING SATURDAYを経て、最終日は1位山下美夢有選手8アンダー、
2位森田遥選手6アンダ−、3位タイは蛭田みな実選手と高橋彩華選手が5アンダーで迎えます。
高橋選手はフロント9で3バーディーと一時は首位に立ちますが、
13番16番でボギーを叩いて万事休す。
山下選手はフロント9を我慢、そして勝負のサンデーバックナインで
2つのバーディー。終わってみれば2位に3打差をつけての貫禄の優勝です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-yamashita.jpg)
(写真は2023富士フィルムスタジオアリス女子オープンより)
申ジエ選手は4位タイ、岩井明愛選手は24位。ともに逆転ならず!
山下美夢有選手の22歳での史上最年少2年連続年間女王が確定しました。
データを見ると今シーズンを振り返って平均ストロークはただ1人60台。
69,4322。
年間トップ10回数は20回で1位。
パーオンホールの平均パット数1位。
パーセーブ率1位。
フェアウエイキープ率1位(79%)。
平均バーディー数1位。
そのほかの部門でもだいたいベスト3にランクイン。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-yamashita_02.jpg)
後半戦はなかなか勝てませんでしたが、
パフォーマンスは非常に安定していました。
ポイントは、練習でも試合でもセットアップを重視。
「きちんとアドレスできているか?」をとにかく細かくチェックして臨んでいるそうです。
山下選手は絶対的な強さを持ちながら、言葉が控えめですが、
今回「来年は絶対オリンピックに出たい!」とはっきりと気持ちを口にしました。
また、世界各地で何度も優勝を果たしている申ジエプロさえも、
「一度ぐらい、オリンピックへ出場したい!」シーズンを終えて語っています。
オリンピックイヤーということで、2024年の戦いは今年以上に熱くなりそうです。
では、天国の宮崎から地獄のQTです。
シードを逃した選手のみなさんなど104人が11月28日からのファイナルQTに臨みました。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-course_01.jpg)
4日間を終えての結果はもう出ていますが、今朝はファイナルQTの折り返しの2日間の話題を
お届けしました。
QTは全国3箇所で行われるファーストQT、ファイナルQTという流れになります。
このファイナルQT4日間の折り返し2日目を終えて上位に来ているのがアン・シネ選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-ansine.jpg)
ゴルフの調子が非常に良くて今回のチャレンジを決心。
1日2アンダーを目標に冷静にプレイしているということで、強風の中でも頑張っています。
好調の秘訣は食べることで、寒さに負けない体が今回のQTでも実力を発揮できている
ポイントということです。
コロナの影響を受けて試合に出られない間は、世界中を旅していたそうで、
アメリカ西海岸が特にお気に入りだそうです。
日本も大好き、このまま上位で通過となれば来年のツアーの前半戦には日本各地に登場です。
続いて上位につけているのが小倉彩愛選手。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-ogura.jpg)
2021年にプロテストに合格。ショット力が持ち味で、
プロ2年目にシードを獲得しましたが、今年はなかなか予選を通過できずに
シードを手放してしまいました。
今回のコース、葛城ゴルフ倶楽部は馴染みのあるコースということで
落ち着いて試合に臨めているようです。
続いては岸部桃子選手。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-kishibe.jpg)
2012年プロ入り、ステップアップツアーで2勝の岸部桃子選手。
今年は初のシード選手として臨みましたが、連続シードには届きませんでした。
ランキング、数字よりもゴルフ自体には手応えを感じているとのこと。
QTにも自信を持って臨めています。
そして、1日目2日目と上位につける新垣比奈選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-arakaki2.jpg)
この時期のQTは風が強いことが多いのですが、
今回の会場も風が名物の葛城ゴルフ倶楽部。
連日風が吹き荒れています。
その中さすがの沖縄出身。風に強い本領を発揮しています。
新垣選手は2017年のプロ入り。2018年、19年はシード選手として
活躍していますが、ここのところ惜しいところでシードを逃しています。
QT上位に入って、来年早い時点で優勝が期待されています。
そして、折り返しトップは菅楓華(スガフウカ)選手です。
![null null](https://www.tfm.co.jp/cms/media/496/20231202-suga.jpg)
菅楓華選手は宮崎出身、2005年生まれ。
先月のプロテストに合格したばかりの18歳の高校3年。
今年全国高校選手権団体などでの優勝経験を持っています。
目標は同じ九州の櫻井心那プロ。
またまだ初々しいですが、このQT上位を経験にあっという間に
プロらしくなることでしょう!!結果が楽しみですね。
JLPGAツアーの来年の出場権を賭けての戦い、QTファイナルステージ。
折り返し2日間を終えての上位の選手の声をお届けしました。
来週は寒さと風の中で頑張った選手の様子、そして最終結果と上位選手の声をお届けします。