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ツアーで活躍するトッププロから、期待のニューフェイス、そしてベテランプロまで。女子プロゴルファーとそれを支える人々の思いやツアー最新情報をお届け。女子プロゴルフを盛り上げるための応援プログラム

アース製薬 Dream Shot 〜輝けゴルファー

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吉田優利プロがメジャー初制覇!
2023.05.13
5月4日から7日まで今年の初メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ」が
茨城ゴルフ倶楽部西コースで行われました。
優勝は吉田優利プロ、ツアー3勝目をメジャー初優勝で飾りました。

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大会前半は最高のお天気に恵まれ、初日の入場者数は12000人超え!
初日なのに1番ホールはティーからグリーンまでギャラリーがとり囲みました。

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そして、コースは史上最難関のメジャーセッティング。
初日アンダーパーはたった4人、2日目1人になると一人だけ。
風が吹いた3日目についにアンダーの選手はいなくなりました。

選手からは、距離が伸びた!タフが深い!グリーンが小さくてボールが止まらない!
おまけにピン位置が難しい!これで風が吹いたらとんでもない!
とコースに翻弄される声が多く聞かれました。

しかし、そこには「世界仕様で日本ツアーから世界に羽ばたく女子プロを
育てたい!」というメッセージが込められています。

特にグリーンは「恐怖の13フィート」。
13フィートというのはグリーン=スティンプのことで、
ほとんど鏡の上でボール打つようなイメージ。
硬さも半端なく、選手を苦しめました。

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今回の大会のセッティング担当は茂木宏美プロ。
ラフは平均8センチ以上で、一部10センチ以上ある場所も。
フェアウエイを外した選手を苦しめました。

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そんな難コースのメジャーを初日から盛り上げたのは吉田優利プロです。

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まず初日2位タイ。「大好きなコースで難関コースセッティング。
自分の限界に挑めることに、むしろ楽しさが大きい」と話していましたが、
最終的にはこの前向きさが初メジャー獲得につながったような気がします。

2日目はこの難コースで脅威の3アンダー、トータル4アンダーで一挙に首位に立ちます。
3日目は風が強まりスコアを落としますが、トータルイーブンに踏みとどまり、
2位に2打差の首位で最終日をスタートしました。

最終日最終組、吉田優利プロは2位に2打差をつけての首位スタート。
しかし、2打差というのはゴルフでは差があってないようなもの。
「もう池の薄い氷の上を歩いているよう!」だったそうですが、
我慢のゴルフを続けます。

1番でバーディーがきますが、6番と9番でボギー。
1打落として、バックナインに。
9番のボギー、決して良い展開ではありませんでしたが、
バック9を2バーディー、2ボギーのイーブンでまとめ、
73の1オーバーに耐えての優勝となりました。

4日間71、69、76、73の289。
終わってみると2位に3打差をつけての優勝でした。

プレイに関してギャディーさんからは「とにかくライン読みがうまい」という評価。
優勝を決めたのは、やはり13フィートを攻略したパッティングが大きな要因かもしれません。

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吉田優利プロは、2000年4月17日生まれ。
2018年に「日本女子アマ」、「日本ジュニア」を制覇。
19年のこの大会「ワールドレディスチャンピオンシップ」では4位タイ。
その年にプロテスト合格。
2021年に2勝。2022年はトップ10には19回入っていますが勝利なし。
特に2回のプレイオフで敗れて、シルバーコレクターと呼ばれ悔しい思いを
重ねてきました。
しかし、ツアー3勝めを初メジャー大会で飾り、強さを証明してました。

ゴルフに関しては「苦しいほど楽しい!」がモットー。
この言葉が今回の難コースの優勝の秘密と言えるかもしれません。

さて、今回決勝ラウンドに残った唯一のアマチュアが馬場咲希選手です。

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4日間21オーバーの51位タイ。最終日は雨で得意の飛距離を生かせませんでしたが、
ラウンドの後、サインを求める列が100人以上と1番の人気となりました。
次はブリヂストンレディスに登場予定ということです。
優勝争いを期待しましょう。
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パーソナリティ 秋山真凜

10月12日生まれ、福岡県出身、リポーター・スポーツキャスター。ベストスコア69を記録した中学時代からプロゴルファーを目指し、全国を転戦。上智大国際教養学部卒業。特技は英語、韓国語で、同時通訳の経験もある。

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