- 涙と笑い!2023シード権争いが決着!
- 2022.11.26
女子プロゴルフツアーは大詰めを迎えています。
今週は最終戦のツアーチャンピオンシップが宮崎で開催中です。
この試合は今年の優勝者と上位選手のみが出場を許される試合となるため、
先週の試合結果を受けて今年のシード権争いがついに決着しました。
注目は岸部桃子プロの29歳での初シード獲得です。
岸部桃子プロは1993年生まれの福島県出身。
2012年にプロテストに合格。
2016年と2021年にステップアップツアーで優勝経験がありますが、
なかなかシード権には届きませんでした。
今年はQTランキング22位でスタート、リランキング7位と順位を挙げ、
単独2位を始めトップ10入り3回。
メルセデスランキング39位、賞金獲得額41位で初めてのシード権を手に入れています。
プレイの特徴はフェアウエイキープ率4位という正確なドライバーショット。
残念ながら最終戦ツアーチャンピオンシップの出場は逃していますが、
2023年初優勝に向けて高いモチベーションを持ってオフに臨みます。
続いての注目は、双子の姉妹の岩井明愛、岩井千怜プロのJLPGAツアー史上初めて
姉妹での同一年シード権を獲得です。
特に妹の岩井千怜プロは夏に2週連続優勝という快挙を成し遂げています。
夏に大活躍した岩井千怜プロに続いて注目を集めたのが、9月の女子プロ選手権で優勝。
その後10月にも1勝を挙げた19歳の川崎春花プロ。
そのほかに初シードを獲得したのが、佐藤心結、佐久間朱莉、後藤未有、尾関彩美悠、阿部未悠、
小倉彩愛の各プロ11人。
また、今年11年ぶりの優勝を果たした金田久美子プロは5シーズンぶりにシード復活。
川岸史果プロは4シーズンぶり2回目のシード権。
福田真未プロは2シーズンぶり7回目めのシード獲得となっています。
しかし、酒井美紀、永峰咲希、柏原明日架、若林舞衣子、比嘉真美子、大西葵の各プロは
シードを喪失。QTで再起を図ります。
その気になるQTファイナルステージは来週11月29日から12月2日まで行われます。
さて、ツアー大詰めの中で気になるニュースが入ってきました。
ツアー13勝、2018年のアース・モンダミンカップのチャンピオン、
成田美寿々プロの休養宣言です。
先日インスタグラムに「少しツアーを離れて休養をすることに決めました。
期間は決めていません」と投稿。
「引退というわけではなく、もう一度立ち上がるための前向きな休養」
と復帰への意思は示されています。とても気になります。
成田美寿々プロは2020年の開幕前に突然の腰の不調に襲われ、
それが原因でイップス、大不振が続いていました。
今年結果が出ない中での決断だったのだと思います。
でも、金田久美子プロ、藤田さいきプロの優勝がきっと成田プロにも
希望を届けていると思います。
成田プロはとてもファン思い、あまり自分にプレッシャーをかけずに、
じっくりと復帰を目指してほしいと思います。
アース・モンダミンカップでの復活優勝!みんなきっと待っていると思いますよ!