「風の電話はカウンセラーみたいな存在ですね」。小川さんはそう表現されていましたが、確かに特別な場所に設置された線の切れた電話は、諭すでも誘導するでもなく来た人に無言で寄り添う、唯一無二の良き聞き手と言えます。ところで主人公のゆいはラジオパーソナリティということで私と同業者!職業病といいますか、どんな喋り手なのかついつい推理してしまいます。207ページを読むに、相当硬い話題を扱う番組を担当しているようで、ゲストを迎えることも多そう。メッセージテーマも大変真面目。出てきた地名などをあわせて考えるに、N○Kラジオかなぁと思うのですが・・・どうでしょう?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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