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短歌ってこんなに旅行と相性が良いものなんですね。旅先や異国で節目節目に詠む短歌を並べると、日記なんかよりよっぽど濃厚な旅の記録になるというのを今回初めて知りました。まぁ短歌の腕次第なのでしょうが・・・でもそんな風に旅の思い出をサラリと歌で綴るなんて憧れてしまいます。それにしても斎藤茂吉さんの短歌の朗読、素敵でしたね。時に謳うように、そして時に民謡のような和む調子で。小川さんも本人の朗読が一番心に響くと言っていましたが、意外なところを強調したり予想以上に楽しげだったり、とても味わい深かったです。貴重な音源ではありますが、色々な文豪の朗読、これからも是非聞いてみたいです!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2021年02月21日
H.A.レイ『ひとまねこざるときいろいぼうし』
2021年02月14日
トルーマン・カポーティ『冷血』第二週
2021年02月07日
トルーマン・カポーティ『冷血』第一週
2021年01月31日
深沢七郎『みちのくの人形たち』

アーカイブ
「ゆふされば」(歌集「あらたま」より)/斎藤茂吉(朗読)
斎藤茂吉自ら、自分の短歌を朗読した音声です。「山形の言葉、東北弁が独特のいい雰囲気です。ゆったりとして、茂吉の性格が伝わります。小説、詩、短歌、どれも作った人が読むのが一番ですね。」と小川さん。
ドナウ川のさざ波/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
斎藤茂吉の第4歌集「遠遊」、第5歌集「遍歴」には、大正十年から3年間、ウィーンとミュンヘンの研究所で学び、世界を旅したころの歌が納めれられています。ドナウ川をうたった短歌も多いのでこの曲を選びました。
 
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