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ファンタジーでありながら、大人も唸る哲学あり、非常に現実的な話もあり、それらが入り乱れて独特な世界を作っている『ぽっぺん先生の日曜日』。児童文学の世界では最初戸惑いを持って受け取られた、という逸話も肯けます。さて絵本の中に吸い込まれてしまったぽっぺん先生ですが、小川さんは自分ならどんな絵本に吸い込まれたいか思いを巡らせ、『ぐりとぐら』に落ち着いたそう。ぐりとぐらの作るカステラを心待ちにして眺めている森の動物たちの中に小川さんがいたら…確かに全く違和感なさそう!フィットし過ぎですっ!!私は『からすのパンやさん』でしょうか。食べ物が豊富に出てくる絵本を選り好む、チーム・メロディアスライブラリーでした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年07月26日
江戸川乱歩『鏡地獄』
2020年07月19日
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
2020年07月12日
モンゴメリ『赤毛のアン』
2020年07月05日
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』

アーカイブ
魔女の歌(もうひとつの五月の歌)/バーバラ・ボニー(ソプラノ)
アワダチソウの草原の中に迷い込んだぽっぺん先生は、行く予定の演奏会のことを考え、メンデルスゾーンのこの曲を口ずさんで歩き出します。
ソナタ ヘ長調/菅原潤(ピッコロ)
絵本の最後のページ、チロル帽の少年がピッコロを奏でるというシーンからモーツァルトのこの曲を選びました。先生は天使を思い浮かべます。
ワゴン・マスター/小坂一也とワゴン・マスターズ
ぽっぺん先生がバッタのバスに乗せられる楽しいシーンにぴったりです、と小川さん。ぽっぺん先生はクラシック好きですが、舟崎克彦さんは若いころブラザーズ・フォーや小坂一也さんなどのフォークやカントリーが大好きで自身もバンド活動をしていました。
 
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