ファンタジーでありながら、大人も唸る哲学あり、非常に現実的な話もあり、それらが入り乱れて独特な世界を作っている『ぽっぺん先生の日曜日』。児童文学の世界では最初戸惑いを持って受け取られた、という逸話も肯けます。さて絵本の中に吸い込まれてしまったぽっぺん先生ですが、小川さんは自分ならどんな絵本に吸い込まれたいか思いを巡らせ、『ぐりとぐら』に落ち着いたそう。ぐりとぐらの作るカステラを心待ちにして眺めている森の動物たちの中に小川さんがいたら…確かに全く違和感なさそう!フィットし過ぎですっ!!私は『からすのパンやさん』でしょうか。食べ物が豊富に出てくる絵本を選り好む、チーム・メロディアスライブラリーでした。
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