メッセージ
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久しぶりに小川さんと再会!スタジオから2人揃って13周年の節目の回をオンエアすることができました。番組に温かいメッセージをお寄せ下さっている方々、色々なシチュエーションから聴いてくださっている方々、みなさんに支えられて13年という年月を積み重ねることができました。スタッフ一同感謝しています。さて今週と来週は趣向を変えて、でも13周年を迎えたからこそできる企画。番組の初期に取り上げた作品を「再読」します。今回はアンコールの声も沢山いただいていた『銀河鉄道の夜』。宮沢賢治は研究者が多い作家だけにこの13年で新たにわかったこともあり、そういった点からも13年ぶりの再読を楽しむことができました。でも小川さんの「目で読まず、心で読むべき文学」という新たな提言を得て、もう再読したくなっています。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年06月28日
『草野心平詩集』
2020年06月21日
川口松太郎『紅梅振袖』
2020年06月14日
ガース・ウィリアムズ『しろいうさぎとくろいうさぎ』
2020年06月07日
ディケンズ『信号手』

アーカイブ
ラ・カンパネルラ/リスト作曲、パデレフスキー(ピアノ)
ジョバンニとともに、この物語のもうひとりの主人公、カンパネルラの名前にちなんで。音楽好きの賢治は、たくさんのSPレコードをもち、リストのほかの曲や、パデレフスキーの演奏は聞いていたので、この曲も知っていたはず。
交響曲第9番『新世界より』より「ラルゴ」/ドボルザーク作曲、パスタ―ナック指揮、ビクターコンサート管弦楽団
「銀河鉄道の夜」に出てくるシンフォニー。賢治がドボルザークのこの曲を深く愛したのは、アメリカへのあこがれがあったからとのこと。「銀河鉄道の夜」の最後にはインディアンも登場します。
星めぐりの歌/坂本美雨 with CANTUS
宮沢賢治作詞、作曲。「銀河鉄道の夜」の中でも歌われています。「ジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道から見た星たちは、みな美しい光を放っていました」と小川さん。
 
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