華やかな兄弟の中、たった一人孤独の中で逝ったリー兄さん。悲しい話のはずなのに「なんだこの展開は」「この一言、気になる」と戸惑いまくり、最後はなんだか笑ってしまう…不思議な魅力の物語でした。同郷という縁でいつか読もう読もうと思っていたけれど、なんとなく難しそうなイメージで今回初めて正宗白鳥作品を読んだという小川さん。「なんでこんな素晴らしい作品をこれまで読まなかったのか後悔しています。広報担当になったつもりで、これから白鳥作品を広めていきたい。リー兄さん主人公の話を書きたいぐらいです!」とぞっこんLoveなご様子でした。その時は是非リー兄さんの「不潔のかたまり」のような作品を、プロの美術評論家にみてもらってくださいね。私は価値があると信じています…いや信じたい!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |