いたって身近な月も犬も地面も、萩原朔太郎の手にかかれば全て冷え冷えとした不吉なものに変身!怖いもの見たさというのもあり、読めば読むほどだんだんその詩の世界に魅了されていきます。“ふるへる”朔太郎ワールド・・・彼が作曲したマンドリンの曲もまた震えていました。しかし朔太郎自身も病的で孤独だったのかというと、マンドリンのアマチュアオーケストラを主宰するなど社交的な面もあったよう。しかも文壇では常に一二を争うとてつもないイケメン!一筋縄ではいかない朔太郎の詩ですが、彼のキャラクターにもまた興味津々です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |