「病気さえなければ」「でも病気でなければ将棋と出会わなかったわけで」とつい悶々としてしまう『聖の青春』。作者の聖に対する想いが溢れていて、聖がいかに魅力的な人物であったかが伝わってきます。今将棋ブームを牽引している藤井聡太四段もそうですが、将棋の世界には個性的な棋士が数限りなくいるのがこの作品にも描かれています。読み終わる頃にはネットで棋士データベースをチェックし始めたミーハーなわたくし。小川さんもテレビ中継の解説者として個性的な面々が登場するのを楽しみにしているそうですよ。ちなみに小川さんは最近囲碁の世界にも興味津々のご様子で、今飛ぶ鳥を落とす勢いの井山裕太九段とは対談した縁もあり熱く応援しているんだとか。「囲碁をわかりやすく教えてくれて、礼儀正しく、本物の好青年!」と小川さんが評する井山九段。検索!検索!!
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