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ここ数年、ずっと高見順の作品を番組で取り上げたいと話し合ってきたのですが、どの本にすれば良いか迷ってきた私たち。しかし先日、私が娘さんの高見恭子さんと仕事でご一緒する機会に恵まれ、「チャンス!」とばかり思い切って「お父さまの作品で、番組で取り上げやすいような本はありますか?」と伺ってみました。一生懸命考えて下さった恭子さんからのアドバイスは「晩年の詩はどうかな?」。『死の淵より』は使われている言葉はシンプルでとてもわかりやすいのですが、高見順にしか見えない世界が綴られていて、小川さんと二人その凄さを存分に味わえました。高見恭子さん、最高に贅沢なアドバイスをありがとうございました!!

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2017年8月6日
井伏鱒二
『黒い雨』

2017年7月30日
マイ・ベスト・ブック10years
2017年7月23日
池澤夏樹
『近現代詩歌』

2017年7月16日
池澤夏樹
『静かな大地』

アーカイブ
私を泣かせてください/ヘンデル作曲:今井信子(ヴィオラ)
ヘンデルのオペラから♪私を泣かせてください、残酷な運命に♪というアリアです。アルバム『祈り』は今井信子さんが一時、演奏活動を休止された後発表されました。
Stuck Inside A Cloud(あの空の彼方へ)/ジョージ・ハリスン
ジョージの遺作アルバムから。♪大声で泣き叫んでも聞いているのは自分だけ、ぼくは雲の中で動けない♪。「死の淵より」では「帰る旅」という詩の中で”大地へ帰る旅”とあらわされています。雲や空、そして大地と心に浮かぶ風景がそれぞれあるのでしょう、と小川さん。
知らない/星野源
♪終わりその先に長く長くつづく知らない景色、さよならはまだ言わないで、物語は続く絶望を連れて♪という歌詞を高見順さんに重ねあわせて聴きたいと思います。と小川さん。
 
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