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ヒッチコック映画としてその名を認識していましたが、原作が小説で、しかも女性作家の作品というのは今回初めて知りました。いやぁ、まさに「息つく間もなく」話が展開し、ページをめくる手がそれに追いつかず、久しぶりに徹夜してしまったほど面白かった!小川さんも「作者のモーリアはもっと名前が知られていい作家ですね」と絶賛されていましたよ。話の一行目から謎に満ちていますが、タイトルも考えてみると謎めいていますよね。だって“今”を生きる後妻の主人公は「わたし」としか表記されないのに、亡くなった先妻のレベッカは作品の題名。この格差、何か大事なことを示しているような・・・。来週も『レベッカ』の世界を堪能します!

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2017年1月29日
キルメン・ウリベ
『ムシェ
小さな英雄の物語』

2017年1月22日
森敦『月山』
2017年1月15日
佐野洋子
『私の猫たち
許してほしい』

2017年1月8日
ミッチ・アルボム
『モリー先生との
火曜日』

アーカイブ
マイ・スゥイート/フランス・ホット・クラブ五重奏団
この小説が発表された1938年に録音されたステファン・グラッペリとジャンゴ・ラインハルトを中心としたバンドです。物語のスタートはモンテカルロでした。初々しい<わたし>を気に入るマキシム。
映画「レベッカ」オリジナルサウンドトラックより メインタイトル/ワックスマン作曲
ヒッチコックの映画「レベッカ」のオリジナルサウンドトラックより。
He Doesn't See Me/サラ・ブライトマン
マキシムと結婚はしたけれど、レベッカの影におびえる<わたし>。犬のようにかわいがられているだけだと感じています。
 
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