ヒッチコック映画としてその名を認識していましたが、原作が小説で、しかも女性作家の作品というのは今回初めて知りました。いやぁ、まさに「息つく間もなく」話が展開し、ページをめくる手がそれに追いつかず、久しぶりに徹夜してしまったほど面白かった!小川さんも「作者のモーリアはもっと名前が知られていい作家ですね」と絶賛されていましたよ。話の一行目から謎に満ちていますが、タイトルも考えてみると謎めいていますよね。だって“今”を生きる後妻の主人公は「わたし」としか表記されないのに、亡くなった先妻のレベッカは作品の題名。この格差、何か大事なことを示しているような・・・。来週も『レベッカ』の世界を堪能します!
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