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「こんなに心の内をさらけ出してしまって大丈夫ですか?」というのが最初の感想。佐野洋子さんの切れ味鋭いエッセイは、“赤裸々”なんていう表現では生ぬるい、自分でもなかったことにしたいような黒い感情までさらけ出しています。小川さんはこの作品について「話のキッカケや思い出し方、その後の展開も全てが独特で予想がつかない」と評されていました。ところで小川さん、つい先日ご自宅の敷地内で、親猫が4〜5匹の子猫を産んでほやほやのシーンに遭遇したそう。それは縁起がいいですね!「何かしてあげようかなとちょっと近づいたんですが、目にもとまらぬ速さで四方八方に飛んで逃げちゃったんです」あれじゃとても保護できませんね、とちょっと残念そう。この滅多にない経験がまた新たな小川作品を生み出すかも?!

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2017年1月8日
ミッチ・アルボム
『モリー先生との
火曜日』

2017年1月1日
大岡信
『折々のうた
春夏秋冬 〜冬』

2016年12月25日
『2016年
マイ・ベストブック』

2016年12月18日
ケストナー
『飛ぶ教室』

アーカイブ
嘘とほんと/カルメン・マキ
絵本を創作する理由について書いた「うそ話を」というエッセイに。♪ホントの中に嘘を探すな、嘘の中にホントを探せ♪というこの曲の詩は佐野さんのパートナーだった谷川俊太郎さんです。
I Love Rock'n Roll/ジョーン・ジェット&ブラック・ハーツ
「シュヴァイツ・ハーツ」というエッセイに。「シュヴァイツ・ハーツ」は”黒いハート”というドイツ語です。
ねこがかくしているもの(What Cats Feel)/矢野顕子
♪ねこが隠しているものはなんだ?君をずっと笑わせていたい、ずっといっしょにいたいという気持ち♪「佐野さんと猫たちはこんな会話をかわしていたのでしょうか?」と小川さん。
 
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